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無意識の睡眠ハラスメントがいびき以上に深刻な睡眠妨害を引き起こしている可能性

2021.04.27

「睡眠中の◯◯ハラスメント」で女性44.4%が目を覚ましている実態が!?

しっかりと眠ったはずなのに、いまいち疲れが取れていない……。

そんな経験、あなたにも一度はあるのではないだろうか。睡眠時間をたっぷり確保したのにすっきりしない時は、何らかの外的要因が睡眠の質低下を招いている可能性がある。

コアラスリープジャパンが以前実施した「睡眠満足度に関する調査」では、日本人の31.7%が日常の睡眠に対して不満を持っていることが明らかになった。

そしてこのたび、不満足の原因の一つとして、睡眠を妨げる要素があるとの仮説のもと、全国の高校生以上の16歳から69歳の1,000名を対象に「睡眠を邪魔する要素」に関する調査を実施した。

ベッド、布団を共にする人数が増えると不満足度が高まる傾向

今回の調査では、一人暮らし以外の方(同棲を含む2人以上で住居を共にしている人)を対象に睡眠満足度を改めて調査した。

満足度は61.5%、不満足度が38.5%と住居を共にする人が増えることで、睡眠不満足度が増加する結果となった。

また、睡眠時に1人で寝ている人と、ベッドや布団を共有しながら寝ている人では、ベッドまたは布団を共有している人の方が、一人で寝ている人よりも睡眠不満足度が高まる傾向が明らかに。

(睡眠時のベッドまたは布団共有者の有無による睡眠不満足度の変異)

さらに、調査結果からは「1人で寝る」と「パートナー(夫婦)だけで寝る」に関しての睡眠不満足度に大きな差はないものの、ベッドまたは布団を共有する要素に「子ども」が加わることで、睡眠“不”満足度が高まる傾向となった。

子どもと寝る割合が高い女性、就寝中に目を覚ます頻度も高い

本調査にて、ベッドまたは、布団を共有しながら睡眠をとっていると回答した57.3%に対して、「誰と寝ているか」について性別で調査を行ったところ、男性に比べ、女性の方が子どもと睡眠を共にしていることが判明した。

(睡眠時に誰と寝ているかの性別調査)

無意識の「睡眠ハラスメント」、“いびき”以上の深刻さ快眠妨害

睡眠においてベッドや布団を共有する人数が増えることで睡眠“不”満足度が高まることが判明。また、どのような行為が睡眠を妨げるかについては、ベッドや布団への出入りが最も睡眠を妨げる原因であることがわかった。

(就寝を妨害する要素の男女比1)

本調査では、「必ず目を覚ます」を80~100%の確率で目を覚ます、「時々目を覚ます」を50~80%未満、「あまり目を覚まさない」を20~50%未満と定義している。

これらを受けて就寝中に子ども、もしくはパートナーがベッド又は布団に入ってくる際やトイレに行く際に女性の半数近くが必ず目を覚ましていることが判明した。

(就寝を妨害する要素の男女比2)

また、睡眠を妨げる行為の一つに挙げられる「いびき」に関しては、女性の40%が必ず目を覚ましているものの、一緒に寝ている人が寝返りをした際に起きる割合に比べて4.4ポイント低いことが判明した。

(就寝を妨害する要素の男女比3)

さらに、携帯電話の着信やプッシュ通知に関しても、男性と比較すると女性は、睡眠を妨げ要因になっており、男性に比べて、女性は睡眠中に同じベッドまたは布団で寝ている人の行為により目を覚ますことがわかった。

睡眠中の阻害行為(ハラスメント)。対策を講じている人はわずか11.5%

今回の調査では、男性に比べて女性が睡眠中にハラスメントを受けていることがわかったものの、対応策を講じているのはわずか11.5%に留まった。対応策として「一緒に寝ない」または「別々の部屋で寝る」があり、同じベッド、布団で睡眠を共にしないことが挙げられた。

さらに、「寝返り」が原因でパートナーとの険悪な関係になった経験がある人が24.6%で、女性に比べて、睡眠中に目を覚さない男性が女性に対して苦情を言う結果も明らかとなった。

※「コアラスリープジャパン」調べ

<調査概要>
調査期間:2021年3月4日(木)~3月5日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:男女・16歳(高校1年生)~69歳

出典元:コアラスリープジャパン株式会社

構成/こじへい

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