FIFAランキング(世界ランキング)で日本は何位?
みなさんがFIFAランキングで1番気になるのは、やはり日本の順位だろう。2021年4月時点のFIFAランキングのトップ30は以下の通りである。
1.ベルギー
2.フランス
3.ブラジル
4.イングランド
5.ポルトガル
6.スペイン
7.イタリア
8.アルゼンチン
9.ウルグアイ
10.デンマーク
11.メキシコ
12.ドイツ
13.スイス
14.クロアチア
15.コロンビア
16.オランダ
17.ウェールズ
18.スウェーデン
19.チリ
20.アメリカ
21.ポーランド
22.セネガル
23.オーストリア
24.ウクライナ
25.セルビア
26.チュニジア
27.ペルー
28.日本★
29.トルコ
30.ベネズエラ
このように、2021年4月時点で日本は28位に位置し、アジア勢で唯一のトップ30入りを果たしている。
アジア勢は苦戦傾向
上記からもFIFAランキングでは、やはりサッカーの本場とも言える欧州と南米の国々が上位を占めているのがわかるだろう。アジア勢では28位の日本が最高であり、軒並み順位は伸び悩んでいる。以下、アジア勢の上位5か国である。
28.日本
31.イラン
39.韓国
41.オーストラリア※
58.カタール
※サッカー界における地域区分では、オーストラリアはオセアニアではなく、アジアに分類され、アジアサッカー連盟(AFC)に加盟している。
日本の過去最高順位は?
毎月発表されるFIFAランキングであるが、日本の過去最高順位は果たして何位だったのだろうか?
1998年2月と3月に記録した“9位”というのが過去最高順位である。しかし、この順位には但し書きがつく。当時のFIFAランキングは算出方法が現行とかなり異なっており、試合の重要性や対戦国のレベルは関係なく、国際試合で得た勝ち点を累計するような方式でポイントが増減していた。したがって、アジアでは強豪にあたる日本の順位も必然的に高くなる傾向にあった。
FIFAランキングはあくまで一つの指標
かつては算出方法が一因で正確性が疑問視されてきたFIFAランキングだが、算出方法の変更を重ねることで、その評価は確実に高まってきている。FIFAランキングはあくまで一つの指標であるが、W杯予選や大陸別選手権の組み合わせのみならず、W杯本大会でのシード国決定の際にも活用されているので、今後もその動向を注視してほしい。
※データは2021年4月初旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
文/praia