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サッカーのFIFA世界ランキングはどうやって決まるのか?

2021.04.23

みなさんは現在(※2021年4月時点)、サッカーの世界ランキング(FIFAランキング)でトップに立っている国をご存知だろうか?

直近(2018年)のW杯ロシア大会で優勝したフランスや、サッカー王国のイメージが強いブラジルの名前を思い浮かべる人が多いかもしれないが、正解は“ベルギー”だ。

W杯で優勝経験がない国がトップに立っていることを不思議に思う人も多いかもしれないが、その理由はFIFAランキング独自の順位算出方法にある。そこで今回はFIFAランキングの仕組みについて分かりやすく紹介していく。

そもそもFIFAランキング(世界ランキング)とは

FIFAランキングとは、国際サッカー連盟(FIFA)によって発表されるランキング。1993年から発表が始まり、FIFAに加盟する各国・地域の男子代表チーム(A代表。年齢制限のない最強の代表)の国際Aマッチ(A代表同士の公式国際試合)の成績をもとにポイント化し、集計して毎月発表される。

FIFAランキングとは別に、女子代表チームの成績をもとに発表されるFIFA女子ランキングもある。

【参考】The FIFA/Coca-Cola World Ranking - FIFA.com

FIFAランキング(世界ランキング)の決め方

FIFAランキングの算出方法はこれまで4度変更されている。現行の算出方法は2018年のロシアW杯後に採用された方式となっている。

算出方法はイロレーティング|将棋やチェスでも多用

現行方式は、チェスや将棋で多用されている“イロレーティング”と呼ばれる数学的裏付けを持つ算出方法をベースにしている。この方式では、試合前のランキングに基づいて結果を予測し、予測と実際の結果との差異に基づいてランキングのポイントを増減させることで、試合をするたびに自然と現在の実力を表すランキングに近付いていくように設計されている。

FIFAランキング首位はベルギー

2021年4月時点でFIFAランキングのトップに立っているのはベルギー。直近のW杯ロシア大会では決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で日本を大逆転の末に下すと、最終的には過去最高成績となる3位で大会を終えた。

これまでにFIFAランキングで首位に立った経験がある国は、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギーの8か国のみ。このうち、オランダとベルギー以外はW杯優勝経験国である。

少し意外に思われるかもしれないが、W杯優勝経験国であるイングランドはこれまでFIFAランキングで首位に立ったことがない。

世界トップの選手がJリーグで見られる!?

現在Jリーグでは、過去にバルセロナやアーセナルといった世界的強豪クラブで活躍してきた、現役ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンがヴィッセル神戸に在籍。FIFAランキング首位の“現役代表選手”のプレーがJリーグで見られるのはとても“貴重”といえるだろう。

FIFAランキング(世界ランキング)で日本は何位?

みなさんがFIFAランキングで1番気になるのは、やはり日本の順位だろう。2021年4月時点のFIFAランキングのトップ30は以下の通りである。

1.ベルギー
2.フランス
3.ブラジル
4.イングランド
5.ポルトガル
6.スペイン
7.イタリア
8.アルゼンチン
9.ウルグアイ
10.デンマーク
11.メキシコ
12.ドイツ
13.スイス
14.クロアチア
15.コロンビア
16.オランダ
17.ウェールズ
18.スウェーデン
19.チリ
20.アメリカ
21.ポーランド
22.セネガル
23.オーストリア
24.ウクライナ
25.セルビア
26.チュニジア
27.ペルー
28.日本★
29.トルコ
30.ベネズエラ

このように、2021年4月時点で日本は28位に位置し、アジア勢で唯一のトップ30入りを果たしている。

アジア勢は苦戦傾向

上記からもFIFAランキングでは、やはりサッカーの本場とも言える欧州と南米の国々が上位を占めているのがわかるだろう。アジア勢では28位の日本が最高であり、軒並み順位は伸び悩んでいる。以下、アジア勢の上位5か国である。

28.日本
31.イラン
39.韓国
41.オーストラリア※
58.カタール

※サッカー界における地域区分では、オーストラリアはオセアニアではなく、アジアに分類され、アジアサッカー連盟(AFC)に加盟している。

日本の過去最高順位は?

毎月発表されるFIFAランキングであるが、日本の過去最高順位は果たして何位だったのだろうか?

1998年2月と3月に記録した“9位”というのが過去最高順位である。しかし、この順位には但し書きがつく。当時のFIFAランキングは算出方法が現行とかなり異なっており、試合の重要性や対戦国のレベルは関係なく、国際試合で得た勝ち点を累計するような方式でポイントが増減していた。したがって、アジアでは強豪にあたる日本の順位も必然的に高くなる傾向にあった。

FIFAランキングはあくまで一つの指標

かつては算出方法が一因で正確性が疑問視されてきたFIFAランキングだが、算出方法の変更を重ねることで、その評価は確実に高まってきている。FIFAランキングはあくまで一つの指標であるが、W杯予選や大陸別選手権の組み合わせのみならず、W杯本大会でのシード国決定の際にも活用されているので、今後もその動向を注視してほしい。

※データは2021年4月初旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。

文/praia

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