芋焼酎には、お湯割り、水割り、ソーダ割り、ストレート、前割りなど様々な楽しみ方がありあます。そんな芋焼酎には、実はコーラで割る方法があることをご存じでしょうか。
芋焼酎の風味を残しつつ、コーラで飲みやすくカクテル風味のお酒に仕上げることができます。芋焼酎を初めて飲む人には、焼酎の入門としてもぴったりかもしれません。今回はそんな焼酎のコーラ割りの作り方を紹介していきます。
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焼酎のコーラ割り……その名前は「コークハイ」?
焼酎のコーラ割りの明確な名称は決まっていないようです。
一般的に「コークハイ(コーラハイボール)」と呼ばれるお酒は、ウイスキーをコーラで割ったお酒のことを指します。一方で焼酎を緑茶などで割った飲み物を「緑茶ハイ」などとも呼びます。
その方式に当てはめると、焼酎のコーラ割りは「コークハイ」となりますが、コークハイは先ほど説明したとおり、ウイスキーのコーラ割りのことを指します。ですから、本記事では焼酎のコーラ割りのことを「焼酎コークハイ」として説明を進めていきます。
割合はどれくらい? 焼酎のコーラ割り(焼酎コークハイ)の作り方
明確な割合などは決まっていません。芋焼酎の風味を強く感じたいのであれば、焼酎を多めに。飲みやすさを重視したいのであれば、コーラを多めに投入すると良いでしょう。
今回は芋焼酎の風味も感じられ、飲みやすさもある「芋焼酎1:2コーラ」の割合で焼酎コークハイを作っていきます。
【焼酎コークハイの作り方】
1:冷えたグラスに氷を数個投入します。
2:焼酎を適量入れます。
3:コーラを適量入れます。
4:マドラーなどで数回優しくかき混ぜます。
以上で完成です。口当たりは優しいのに、味わい深く、コーラと芋焼酎の良いところを同時に楽しむことができます。レモンやライムなどの柑橘系フルーツがあれば、スライスして投入するのも良いでしょう。
焼酎の割り方や楽しみ方はほかにも色々!
芋焼酎のコーラ割り(焼酎コークハイ)以外にも、焼酎にはほかにも様々な割り方があります。ここからは少し変わった焼酎割りの作り方とその風味などをご紹介します。
焼酎のファンタ割り
炭酸飲料「ファンタ」で焼酎を割る「焼酎のファンタ割り」を楽しむ時は、芋焼酎や麦焼酎でなく、焼酎独特の風味が少ない甲類焼酎(単式蒸留焼酎)がおすすめです。
割合はソーダ割りやコーラ割りの時と同じく「焼酎1:2ファンタ」が〇。非常に飲みやすいため、飲み過ぎには注意しましょう。
グレープ、オレンジの両方で楽しんでみてください。
【参照】ファンタ公式サイト
焼酎のジンジャエール割り
ジンジャエールで焼酎を割る時は、焼酎の種類は芋焼酎でも麦焼酎でも甲類の焼酎でもOK。「焼酎1:2ジンジャエール」の割合でカクテルが楽しめます。グラスに氷を入れたら、焼酎、ジンジャエールの順番で注ぎ、あとはマドラーなどでかき混ぜましょう。
ポイントはかき混ぜる際に混ぜすぎないこと。炭酸を残すことで舌触りがUPします。
焼酎のコーヒー割り
コーヒーは、ウイスキーやブランデーと合わせてカクテルとしても親しまれている飲料水。そんな焼酎のコーヒー割りは沖縄を中心に親しまれているそうです。過去には、「ファミリーマート」で「泡盛コーヒー」という商品は販売されていたこともありました。
焼酎とコーヒーの風味が混ざって、独特の新鮮な味わいが楽しめます。グラスに氷を入れた後、「焼酎1:3~4コーヒー」程度の割合で注ぎ、後はマドラーなどで優しくかき混ぜましょう。使う焼酎は問いません。すっきりとした風味を楽しみたいのであれば甲類焼酎を。焼酎独特味わい深い風味を楽しみたいのであれば、芋焼酎などがおすすめです。
焼酎の黒酢割り
黒酢と焼酎の組み合わせた「黒酢サワー」もおすすめです。
用意するものは「氷」「焼酎」「黒酢」「ソーダ」。グラスに氷を入れたら、焼酎を適量注ぎ、次に黒酢、最後にソーダを入れてマドラーなどで炭酸が抜けないようゆっくりとかき混ぜましょう。割合は「焼酎1:黒酢1:ソーダ4」がおすすめ。
さっぱりとした味わいで楽しむことができます。
【参照】サントリー 黒酢サワー
※データは2021年3月上旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸