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月額定額でワーケーションし放題のサブスクサービス「HafH」を使ってみた!

2021.04.11

在宅ワークが定着し、地方に移住を決める人も増えてきた昨今、一定の場所にとどまることなく仕事をするワークスタイルが広まっている。最近では、「旅するように働く」といった「ワーケーション」(ワーク+バケーション)をする動きが盛んだ。

ワーケーションは、バケーションの意味も含まれているため、当然のことながら旅行同様に行き先までの交通費や宿泊代が発生する。宿泊先で働いているのだから、結局費用はプラマイゼロになるものの、急な出費が痛い人もいるだろう。

たまには気分転換がしたいけど、旅行のときほど気前よくお金は使えない…もっとワーケーションを行なう敷居を低くできないものか…と感じているそんなあなたには、「HafH」がおすすめだ。

定額制コリビングサービス「HafH」とは

出典:サービスについて|HafH

Hafhは、月額を支払って多拠点に宿泊をする定額制コリビングサービス。コリビングとは、シェアハウスとコワーキングスペースが一体となった施設のことを指す。元々は欧米で生まれた暮らしの考え方だが、リモートワークが急速に進んでいる現在、日本でもミレニアル世代を中心に広まりつつある。

HafHは毎月定額料金を支払うと「HafHコイン」が与えられ、そのコインを使えば登録されているホテルに宿泊できる。

料金プランは4種類。まだワーケーションをした経験がなく、自宅から環境を変えて1泊だけトライしてみたい人には「おためしHafH」、週末と繋げて旅行がてら宿泊したり、ワーケーションが日常的にできるような人は、「ちょっとHafH」や「ときどきHafH」、旅ではなく、もはや生活を体験してみたい人には「いつもHafH」がおすすめだ。

1泊するのに必要なHafHコインの数は、ホテルや旅館、宿泊する部屋タイプによって変わってくる。50コインから1,000コインまで様々だが、中には0コインで泊まれるところも。HafHの中でも人気な施設を例にあげると、「箱根つたや旅館」は、ドミトリーで100コイン、和室は300コイン、洋室は350コインが必要。「i+Land nagasaki」は、個室が300コイン必要だ。

出典:箱根つたや旅館|HafH

出典:i+Land nagasaki|HafH

宿泊に必要なコイン数を考えると、月々付与されるコインが少ないのではと感じる人もいるかもしれないが、招待されて登録すると最初から500コインをもらえる。また、登録後もアンケートに答えたり、初めての滞在予約を完了するとさらに300コインほどがもらえる(ちょっとHafH利用の場合)ので、登録してもコインが足りずすぐに利用できないのではないかと心配する必要はない。

<500コイン付与される招待リンク>
https://www.hafh.com/invite/PnyM0gmkMEl2Fot9

出典:biliq coliving|HafH

宿泊できる場所は日本各地だけでなく、アメリカやイギリス、オーストラリア、インドネシア、台湾、韓国等、世界36の国と地域、509都市、735拠点にまで拡大されている。海外への渡航に制限がなくなったタイミングでHafHを利用し、海外でのワーケーションを楽しむのもいいだろう。

(ハイアット セントリック 銀座 東京の部屋タイプ)
出典:ハイアット セントリック 銀座 東京|HafH

また、宿泊先によっては同伴者も泊まれるところがあり、同伴者利用の有無は、宿泊先のホテルによって異なる。1名のみ利用可のところもあれば、1名~3名まで可、もしくは追加料金を支払えば同伴者が利用可能なホテルもある。

実際にHafHに登録してワーケーションしてみた

筆者も実際にHafHを利用してみることに。今回宿泊先に選んだのは、公式HPで「おすすめのHafH施設」としても掲載されている、「葉山 海のホテル」。3泊ほどのワーケーションを堪能した。

今回着目したポイントは、以下の3点。

・仕事がしやすい環境かどうか
・適度に息抜き、リラックスできるか
・ホテル周辺にぶらっと観光できる場所があるか

結論から言うと、満足度は90%ほど。全体的な感想としては、リラックスしつつ仕事をするのには十分な環境だったと言える。

夕方16:00頃にチェックイン。受付のスタッフに「HafHで予約をした」と伝えなくても名前で予約を確認してくれた。

海のホテルの広場は内装がやわらかい雰囲気だったので、女性が多いのかと思いきや、同じようにワーケーションで訪れているであろう男性の姿も。平日だったが、パソコンで仕事をしている人がちらほら見受けられた。

ワーケーションで訪れている人の年齢層は30代が多く、40代、50代の男性も1割ほど見られた。

今回予約したのはドミトリータイプ。部屋の中は狭かったが清潔感があり、こじんまりとした空間が逆にリラックスできた。部屋の入り口には上下スライド式のカーテンがついていたので、プライベート空間も守られる。中には鍵付きの小さなロッカーもあるので、貴重品の保管も可能だ。

到着1日目はゆっくりと過ごし、ぐっすりと眠った2日目の朝から仕事始動!

海の見える開放感溢れた空間で仕事をすると、自宅で仕事をするよりも確かにモチベーションが上がる。せかせかせず、自然と豊かな気持ちにもなれた。

広場では同じように仕事をしている人も多いので、基本的に静かで落ち着いた空間。集中して仕事をする環境としては最適だ。

広場がある1階には、電子レンジやポットも置いてあるので、コンビニランチで済ませたい人は買ってきてここで温めることもできる。または、ホテルの広場で食事を注文することも可能。フォーやソーセージなど、エスニック系の料理が多かった印象だ。

夕方になると、休憩がてら外に出て周辺を散策。海が近く、すぐ浜辺に出て歩くことができるのはとてもよかったが、この葉山周辺では、観光名所と言える場所があまりなく、海とホテルの行き来が多かった。

ワーケーションをする中で色々と観光もしたいと考えている人には、向いている場所とは言えないかもしれない。仕事以外の時間は外に出てぶらっとしようと考えていた筆者にとっても、若干その部分がマイナス面となったので、満足度から10%引いた。

反対に、環境を変えてホテルでのんびりゆっくり過ごしたい、と考えている人には、ぴったりの場所だと言える。

HafHはコスパよくワーケーションをしたい人におすすめ

結果として、HafHは通常価格で宿泊するよりもお得にワーケーションでき、十分な満足度を得られることがわかった。

筆者が利用したHafHプランは、月額16,000円でMAX5泊できる「ちょっとHafH」。宿泊した海のホテルは、HafHで予約しない場合、公式HPの価格だと通常ドミトリーで1泊5,500円ほど。今回は3泊したので、全額16,500円。それでもあと残り2泊できるので、十分元は取れたと言えるだろう。

また、HafHに登録されているホテルによっては、HafH経由で宿泊しにきている人同士のコミュニティができ、現地で集まることもあるようだ。普段孤独にリモートワークをしており、人との交流を求める人にも良い機会だろう。

ワーケーションをしたいけど、仕事に適した環境があるホテルがわからない、できるだけお得にワーケーションをしたい、人と交流したい、という人に、HafHはおすすめのサブスクサービス。旅するように働くことに興味がある人は、ぜひ活用してみては。

<参考>
出典:HafH(ハフ)|HafH

取材・文/ユリサ

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