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「どこからが浮気なのだろう?」と思ったことはありませんか?目安となる世間一般の基準、男女で異なる理由や心理などを紹介します。安定した関係を築くために大切なことにも触れるので、よい関係を育むために役立てましょう。
浮気の基準はみんな同じ?
自分が思う浮気の基準は、他の人はどう考えているでしょうか?悩みの種やけんかの原因にもなることもある、浮気の基準について解説します。
人や性別によってボーダーラインは違う
明確な浮気の基準がないため、それぞれの性格や価値観によってボーダーラインも異なるというのが結論です。異性と2人きりで飲み行ったら浮気と考える人もいれば、恋愛感情がなければ浮気ではないと考える人もいます。恋人や配偶者が思うボーダーラインが基準となるというのが現実です。
男女では価値観が違うことも多く、浮気に対するボーダーラインも異なります。全ての人がそうであるとは限りませんが、男性は女性に比べて寛大な傾向にあります。肉体関係さえ持たなければ、浮気にはならないと考える人も少なくありません。
一方、女性は相手のことが気になってしまうだけで浮気、と考える人も多いです。同僚とカフェでお茶をすることも許せないという人もおり、ボーダーラインが厳しい傾向なのが特徴です。
どこからが浮気?五つの基準とは
世間一般の浮気の基準を五つ紹介します。「自分のボーダーラインは、ずれているかも?」と思う人はチェックしてみましょう。
こっそり連絡を取ったら
性別に関係なく交友関係が広い人もいますし、友人として異性と電話やLINEで連絡を取り合うこと自体は気にしない人も少なくありません。
しかし、付き合っている自分に内緒で異性と連絡を取ることは、浮気だと考える人が多いでしょう。隠すということは、やましいことがあるに違いないと思うためです。
実際には友人の1人で、単に恋人に疑われるのが面倒だからという理由だとしても、こそこそと連絡を取り合っていることが裏切りのように感じてしまう人が多いので注意しましょう。
また、自分は何とも思っていなくても、相手は好意を持っている可能性もあります。友情から恋愛感情が芽生える可能性があることも、浮気に該当すると考えられる理由です。
2人きりで会ったら
異性と2人きりで会うことは、浮気になると考える人も少なくありません。実際には、状況により浮気だと思われる場合とそう思われない場合があります。例えば、営業の外回りの途中に休憩がてらカフェに立ち寄るといった場合は、例外だと思う人が多いでしょう。
浮気だと思われるのは、主に会うことを隠す場合です。嫉妬されたり疑われたりすると面倒だからと、恋人に内緒で会っている人もいるかもしれません。
しかし、たとえ友人だとしても、恋人に隠れて会ったり、大勢で飲みに行ったとごまかしたりするのは、やましいことがあるからだと思われます。浮気だと言われても仕方ないかもしれません。
中には「不安にさせたくない」と、相手のことを思ってあえて言わない人もいると思いますが、隠すよりも2人で会うことを事前に知らせて了解を得た方が、トラブルになることが少ないでしょう。
キスをしたら
ほとんどの人が、キスは浮気になると考えています。お酒を飲んだ勢いだったり、相手からのアプローチだったり、状況はさまざまでしょう。しかし、いかなる状況だとしても一線を越えたと捉えられます。
友人同士ではまず起こりえない、という認識があるためです。どのような状況にせよ、キスには少なからず下心がある、異性として意識していると考える人が多いのです。キスを許したらその先もあるかもしれない、という不安感が高まることも関係しているでしょう。
体の関係を持ったら
性別に関係なく、間違いなく浮気だと断定されるのが、体の関係を持つことです。肉体関係は、恋愛感情があるなしにかかわらず、例外なくアウトといえます。
酔った勢いで及んだ行為にせよ、恋愛感情のないワンナイトの関係にせよ、「許せない」「裏切られた」と思う人がほとんどです。夫婦であれば、慰謝料が発生する不貞行為となります。破局や離婚の原因にもなり得る行為だと自覚しましょう。
気持ちが移ったら
恋人以外の異性に特別な気持ちが芽生えた時点で、浮気だと考える人もいます。例えば、はっきりとした自覚がなくても相手を目で追ってしまったり、何度も頭に相手のことが浮かんだりするのは、心が奪われている証拠だと考えられます。
男性は気にしない人も少なくないですが、女性は自分以外の異性を思っているだけでも心の浮気と考え、許せないという人も多いです。
また「自分には恋人がいる」と気持ちを抑えていても、徐々に自分の気持ちに嘘をつけなくなってくることも珍しくありません。恋人に対する罪悪感から態度がよそよそしくなってしまい、浮気を悟られてしまうこともあるでしょう。
浮気の基準に対する男女の心理とは?
男女ではさまざまな物事に対する価値観の違いがあり、浮気に対する心理も異なります。どのような心理が影響しているのでしょうか?
男性の心理
多くの男性は、異性の友人と出掛けたり、連絡を取り合ったりすることに寛大です。キスや肉体関係がなければ浮気にならない、と考えている人もいます。
男性の多くは「自分の恋人(妻)が浮気するはずがない」と考える傾向にあることが理由の一つです。決定的なことがない限り浮気だと認めたくない、という心理が働いていると考えられています。
女性は精神的な浮気はあっても、男性と比べて肉体的な浮気に進むことは少ない傾向にあることも理由でしょう。
女性の心理
女性は男性よりも浮気に対するボーダーラインが厳しい傾向にあります。男性とは逆で、女性は「男性は浮気しやすい」と考えているため、「彼(夫)は浮気するかもしれない」と思っている人が多いのです。そのため、ちょっとしたことでも気になってしまいがちです。
例えば、恋愛感情がないとしても、異性と会っている時点でアウトだとする人もいます。男性の傾向を考えると、「このままだと深い関係になるかもしれない」と危機感を感じることも関係しているといえるでしょう。
浮気をされない安定した関係を築くには
誰でもお互いが心地よい安定した関係を築きたいと思うものです。具体的にどうしたら安定した関係を築けるのでしょうか?
浮気のボーダーラインを共有する
思わぬけんかなどのトラブルを避けるためには、あらかじめお互いの浮気のボーダーラインを共有しておくのがおすすめです。自分の中では浮気にはならない行為でも、相手にとっては浮気になる場合も珍しくありません。
共有すれば、異性とLINEするのは浮気ではないのに、いきなり相手から責められてけんかになるといったことも起こらなくなります。また、お互いにボーダーラインが分かっていることで、パートナーに不快な思いや不安を感じさせないように行動するため、良好な関係を築きやすくなります。
相手を信用する
相手を信用することは、安定した関係を築くことにつながります。むやみに「浮気するのでは?」と疑ったり不安な気持ちになったりすると、必要以上に相手を詮索し束縛しがちです。
「自由にすると浮気されてしまう」と思われがちですが、実際には逆です。自由がなくなることや自分は信用されていないと感じると、心が満たされません。心の隙間を埋めるために他の人に目が行きやすくなったり、心が離れていきやすくなったりします。
相手を信じ、一緒にいる時間を楽しく充実したものにすることが大切です。心が満たされていれば、浮気される可能性もぐっと下がります。疑心暗鬼にならず、一緒に過ごす時間を楽しみましょう。
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