停電した時や災害時にあると便利！明るくて長持ちするLED懐中電灯おすすめ4選

省電力で明るいLED懐中電灯は、停電の時や災害時などにも大活躍します。手元に1つ置いておくと安心です。この記事では、選び方とおすすめの製品をご紹介。従来の豆電球を使った懐中電灯をLED化する方法も併せて解説しますので、参考にしてください。

【参考】災害時に大活躍！アウトドアでも重宝する懐中電灯おすすめ13選

明るくて省エネ！ 懐中電灯（LEDライト）の選び方

LED懐中電灯は、明るくて消費電力も小さい製品が多いので大変便利です。

選び方としては、まず明るさをチェックしましょう。LED懐中電灯の明るさは、lm（ルーメン）という単位で表されるのが一般的で、lmの数字が大きいほど明るい懐中電灯となります。

手元や足元を照らすのに適した明るさは、50～100lmくらいです。懐中電灯は200lmを設定していることが一般的。少し遠くの場所まで光を届かせたい場合は、200lmくらいある製品を選べば実用的です。

LED懐中電灯の中には、もっと強力な数千lm以上の明るさの製品もありますが、近い場所を照らすのに使う場合は、眩しすぎて使いづらく感じることも。使う場所を考えて選ぶようにしてください。

LED懐中電灯を使用する電池別で選ぶ

LED懐中電灯には、乾電池式のものと充電式のものがあります。充電式は繰り返し使えてランニングコストが安く、キャンプなどで頻繁に使用する人におすすめ。USB接続で給電するタイプや手回し式の発電機で充電できるタイプもあります。

LED懐中電灯の代表的なメーカー

懐中電灯を扱っているメーカーとしては、以下のようなところがあります。

GENTOS（ジェントス）は日本のメーカーで、様々なタイプの懐中電灯を販売しています。また、軍や警察などで使用する製品を扱うSUREFIRE（シュアファイア）やMAG-LITE（マグライト）も有名です。総合家電メーカーであるパナソニックからも使いやすいLED懐中電灯が多く販売されています。

強力なLED懐中電灯が欲しいなら軍用もチェック

LED懐中電灯には軍用に開発されたものがあります。ルーメン数が高く、頑丈なものが多いので、災害時の備えとしても頼りになります。

【参考】非常時だけでなく夜釣りやアウトドアにも使える！明るさや持ちやすさ、携帯性で選ぶ最強の懐中電灯4選

落ち着いた色味の電球色LEDライトを使った懐中電灯も

LED懐中電灯の光色は、白っぽいものが多いのですが、電球色のライトを採用した製品もあります。電球色の懐中電灯で照らせば、落ち着いた雰囲気のリラックスできる空間が作れます。

自分に合ったものを探そう！ LED懐中電灯のおすすめ製品

ここからは、おすすめのLED懐中電灯をご紹介します。様々なタイプの製品があるので、自分の好みや用途に合った製品がないかチェックしてください。

ワイドとスポットを切り替えられるジェントスのLED懐中電灯

懐中電灯の有名メーカー、ジェントスの閃シリーズ「FLP-2105」。

ヘッド部を回して、照射範囲を絞ったり広げたりすることができます。ワイドに照らしたり、ピンポイントに照らせる懐中電灯です。

明るさは約250ルーメンで、単3形アルカリ乾電池2本を使用、約11時間まで点灯します。粉塵をシャットアウトして小雨程度なら耐えられるIP64の防塵防滴仕様。2メートルの高さからの落下試験もクリアしている丈夫な懐中電灯なので、1本持っておくと安心です。

【参考】ジェントス公式サイト製品詳細ページ

世界一明るい懐中電灯を目指して開発されたLED懐中電灯

IMALENTは、世界で最も明るい懐中電灯の製作を目標として掲げている企業です。

「MS18」は、最大10万lmの明るさがあります。明るさは6段階で調節可能。最小モードでも700lmの明るさがあるので、遠くを照らすのに適した懐中電灯と考えると良いでしょう。

世界最強のフラッシュライト謳うSUREFIRE製品のおすすめ！ 軍用を開発するメーカーの強力LED懐中電灯

SUREFIREは、各国の軍や警察で採用されているLED懐中電灯を製作しているメーカーです。

「G2X PRO」は、600lmのHighモードなら1.5時間、15lmのLowモードなら52時間点灯できます。通常の使い方なら十分な明るさがあり、実用性が高い製品です。特殊ポリマー素材とアルミヘッドで構成された本体は、軽量で丈夫です。

【参考】SUREFIRE公式サイト製品詳細ページ

豆電球の懐中電灯をLED化する

LED懐中電灯を購入する代わりに、手持ちの懐中電灯の豆電球をLED球と交換する方法もあります。

懐中電灯の豆電球をLEDに交換する方法

簡単なLED化として、市販のLED球を使う方法があります。

例えばオーム電機からは、6V用の交換用LED球が販売されています。4本を使用するタイプの懐中電灯の豆電球と交換できます。

【参考】オーム電機公式サイト製品詳細ページ

懐中電灯の豆電球をLEDに交換する際の注意点

交換の際の注意点としては、元の豆電球と交換するLEDのソケットと電圧を同じものにすることです。ソケットはねじ込み式が多いですが、そうでない形のものもあります。確認した上でLED交換球を購入しましょう。また、製品によっては懐中電灯の極性によって適合しないものがあります。

LED交換球には無極性のものもありますが、極性がある場合は、LEDのお尻のほうがプラス、脇のほうがマイナスになっているのが一般的です。これは、普通の懐中電灯の極性に適合しているので、多くの場合はLED交換球を問題なく使用できます。

ただ、まれに極性が逆の懐中電灯があり、この場合は極性があるLED交換球は使用できません。無極性の交換球なら、どちらの懐中電灯にも使えます。

懐中電灯を豆電球からLED電球に交換するメリット・デメリット

懐中電灯をLED化することで、まず電力消費が少なくなるので電池の持ちが良くなる傾向があります。また、LEDは長寿命なので、球切れの心配が少ないです。

一方、デメリットとしては、豆電球の時よりも明るさが減る場合があります。前述したオーム電機の交換球の場合、クリプトン球の約50％の明るさです。また、リフレクターの形状によって明るさが変わることもあるとのことです。

LED懐中電灯には様々なタイプの製品があります。用途に合わせて選ぶことができるので、この記事を参考に、自分に合った製品を探してください。

※データは2021年3月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文／ねこリセット