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後ろからハグされたり、ハグしたいと思ったりするとき、どのような心理が働いているのでしょうか。なぜそのような気持ちになるのかが分かれば、恋愛に生かせます。後ろからハグする心理や理想のシチュエーションを見ていきましょう。
後ろからハグはあり?なし?
後ろからハグをしたいと感じていても、相手がどのようにとらえるかを考えると、不安になる人もいるでしょう。挑戦してみたい気持ちがあっても、嫌われたらと思うと勇気が出ない人もいるかもしれません。
後ろからのハグに対し、どのような気持ちを抱いている人が多いのか見ていきましょう。
男女共にあり派が多め
後ろからのハグは『バックハグ』とも呼ばれ、愛情を表す行為として知られています。
男女同士が後ろからハグをするときは、『特別な感情』を持っている場合が少なくありません。マイナビウーマンが行ったアンケート調査によると、後ろからのハグは男女ともに70%以上が好きと回答しています。
ハグの文化がある欧米では当たり前のあいさつですが、日本ではまだ一般的ではない行為ではあるものの、後ろからのハグに肯定的な意見が多いことが分かります。
出典:【男女別】後ろから抱きしめる心理とは?|「マイナビウーマン」
後ろからハグされたい人の心理
後ろからのハグに好感を抱いている人は多いですが、なぜそのように考える人が多いのでしょうか。理由を知れば、恋人とコミュニケーションをとりたいときや、恋愛でうまく立ち回りたいときに生かせます。
後ろからハグされたいと思っている人には、どのような心理が働いているのか見ていきましょう。
愛情を実感したい
全く好感を抱いていない相手に密着したいと思う人はいません。後ろからハグをされると、背中全体が相手に密着することになり、存在がダイレクトに伝わります。
人は距離が離れていると心も離れやすいといわれますが、後ろからハグをされると相手に包み込まれているように感じるため、愛情を実感しやすいのです。時には、言葉で「愛してる」と言われるよりも、ずっと深く愛情を感じられるでしょう。
『相手からの愛が欲しい』という気持ちが強い人ほど、後ろからのハグを好みます。体を触れ合わせることで、自分が相手に必要とされていることを実感したがっているのでしょう。
寂しさを埋めたい
後ろからハグをされたいと感じるときは「距離が離れていて寂しい」もしくは「深いつながりがなくて寂しい」と思っていることが少なくありません。
寂しさは『人との距離を感じているとき』に生まれる感情です。近くに人がいないと、寂しさや不安を感じやすいでしょう。
また、人は好きな相手に対しては距離が近くなりやすく、反対に好意を抱いていない相手には必要以上に近づかないように距離を取ります。
後ろからハグをされると、2人の間の物理的な距離が縮まり、体温や息遣いまで近くに感じられます。後ろからのハグで距離がなくなると1人ではないと実感でき、寂しさを埋められるので、寂しがり屋の人ほど後ろからのハグを喜ぶはずです。
理想のシチュエーションは?
正面からハグをするときと違い、後ろからでは相手の表情が見えません。挑戦したい気持ちはあっても、後ろからハグをするタイミングが難しいと感じる人もいるでしょう。
突然すぎると驚かれてしまい、気まずくなってしまう可能性があります。後ろからハグをする、理想的なシチュエーションを見ていきましょう。
落ち込んでいるとき
好きな人が悩んでいるときや落ち込んでいるときに、どうにかして励ましたいと思う人は多いでしょう。さまざまな言葉を尽くして慰めても、いまいち効果がないと感じたときは、体を触れ合わせて励ます方法がおすすめです。
相手が落ち込んでいるときに後ろからハグをすることで、手をつないだり肩を組んだりするよりも密着度が高くなることがポイントとなります。1人ではないと感じ、勇気が出たり癒やされたりする効果が期待でき、言葉で慰めるだけよりも強く気持ちが伝わるでしょう。
正面からでもよいですが、後ろからの方が恥ずかしがらずにハグがしやすいです。ハグをされる側も同様に、恥ずかしさを抑えて気持ちを受け入れやすいと考えられ、効果的に相手を慰めてあげられるでしょう。
ロマンチックなデートで
デート中は、後ろからハグをする機会が多く見つかります。一緒に何かを見たり買い物したりするシーンで、自然に距離が近づくことは多いです。混雑した場所にいるとき、人を避けるふりをして相手の背後に近づく機会もあるでしょう。
普段のデートできっかけを見つけられない場合、ムードが高まりやすいロマンチックなデートをおすすめします。美しい夜景を見たり、水族館で水槽を見たりしているときは、前方に注意が向いているので機会を作りやすいです。「あれ見て」と声をかけて、注目させている間に距離を詰めてもよいでしょう。
デートのクライマックスでお互いの気持ちが高まった瞬間に、後ろからハグをすれば絆がさらに深まります。関係を進展させたいと思っている場合におすすめです。
一緒に眠りながら
ベッドやソファなどで横になっている状態は、最初から距離が詰まっているので後ろからハグをしやすい理想のシチュエーションといえます。
寝ているときは誰でも無防備な状態です。横になっているときに後ろからハグをされると、相手に背後から守られているように感じ、安心感を得られます。眠っている間も相手の存在を身近に感じられ『癒し』も得られるでしょう。
起きているときは気が張っていますが、寝ているときはお互いにリラックスしているので、相手の愛情を素直に受け取りやすい点もおすすめな理由です。
ケンカの後などに、言葉で素直に謝ることが難しい場合、後ろからハグをすると関係を修復しやすいかもしれません。
後ろからハグをする男性の心理
男性と女性で、価値観や考え方が違うことは珍しくありません。両者の違いが分かっていないと、誤解につながります。後ろからハグをする男性の心理を見ていきましょう。
好きな人を独占したい
男性が後ろからハグをするときは、彼女を独り占めにしたい心理が働いていることがあります。「彼女を誰かにとられるかもしれない」と思っている男性は、独占欲が強くなりがちです。
好きな人を後ろからハグすると、その人を独占している喜びを味わえます。独占欲が強い男性ほど、恋人を後ろからハグしたがるでしょう。
外でデートをしているときに実行すれば、2人の親密な関係を周囲に知らせることができます。他の男性をけん制する気持ちで、背後からハグしてくる場合があるかもしれません。
2人きりでいるときも、後ろからハグすると密着度が高まるため、彼女の存在をすぐ近くに感じて独占欲を満足させようとするでしょう。
守ってあげたい
男性は女性に対し『庇護欲』を抱くことがあります。庇護欲とは、困っている人や弱い立場にある人を守ってあげたいと感じる欲求のことです。
女性は男性よりも力が弱く骨格も小さいので、男性の助けを必要とする場合が少なくありません。女性の背中は男性よりも頼りなく、弱さを感じやすい部分です。そのような女性の姿を見て、守ってあげたいと感じる男性は多いでしょう。
後ろからハグをすることで、背後の危険から守ってあげられます。彼女から頼りにされたいと思っている男性ほど、後ろからハグをすることが多いです。
癒されたい
男性は癒しを感じたくて密着してくることがあります。女性の体は男性よりも丸みがあって柔らかいため、背後から抱きしめたときに心地よさを感じることが多いのです。
感触の気持ちよさに癒やされたい場合もあれば、慰めを必要としているときや精神的に疲れているときなどの場合もあります。
小さな子どもが母親にするように、彼女に甘えたがっているのかもしれません。優しく受け入れてあげると、男性の疲れを癒してあげられるでしょう。