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よくかかってくる営業電話TOP3、3位求人、2位広告、1位は?

2021.03.20

オフィスにかかってきた身に覚えのない番号からの電話。ためしに出てみたら、聞いたこともない会社からのよくわからない製品やサービスの電話営業だった……というのは、よくある話だ。

このように、デスクワークあるあるな「営業電話」だが、どのような内容のものが多いのだろうか?

そんな「営業電話」に関する意識調査がこのほど、株式会社社長のきもちにより、従業員100名以下の中小企業の従業員1,073人を対象にして実施された。

営業電話の頻度とその内容とは?

はじめに、「会社に営業電話が来ますか?」と質問したところ、「毎日来る(30.1%)」という回答が最も多く、次いで「週に1度は来る(29.2%)」「月に数回程度は来る(18.6%)」「あまり来ない(16.0%)」「全く来ない(6.1%)」となった。

では、どのような営業電話が来ているのだろうか?

「どのような営業電話が多いですか?(複数回答可)」と質問したところ、「販売(43.5%)」という回答が最も多く、以降「広告(39.0%)」「求人(33.8%)」「リース(22.8%)」「投資(21.3%)」「不動産(17.4%)」「資金繰り(12.3%)」と続いた。「販売営業」「広告営業」「求人営業」の電話が、「よく来る営業電話TOP3」のようだ。

営業電話の応対あれこれ

では、会社に営業電話が来た際、どのように応対している人が多いのだろうか?

そこで、「営業電話にはどのように応対していますか?」と質問したところ、「とりあえず話を聞く(36.6%)」という回答が最も多く、次いで「すぐに切る(34.3%)」「自分では分からないので上司に繋ぐ(13.5%)」「話を聞いた上で上司に繋ぐか判断する(13.3%)」となった。

さらに、「営業電話にまつわる“困ったエピソード”があれば教えてください」と質問したところ、以下のような回答が寄せられた。

・異動した先輩や上司の名前を出されると、どんなやり取りをしていたのか確認するのに時間がかかるし、適当にあしらえなくて対応に困る(20代/女性/東京都)
・営業電話で聞かれたことに答えたら「すみません、お客様は対象ではありませんでした」と切られたのに、その後何度も同じ内容でかけてきた(20代/女性/福岡県)
・断っても毎日のように別の人がかけてきて、迷惑行為で弁護士に相談したことがある(30代/男性/埼玉県)
・いかにも取引のある業者っぽい感じで話し出されて話を引き伸ばされた(40代/男性/大阪府)
・断ると態度を豹変させる人には辟易します(50代/男性/千葉県)

「うちの会社って大丈夫なの?」資金繰りの営業電話って不安…

先の質問では、「資金繰り」に関する営業電話が来るという人もいたが、その頻度はどれくらいなのだろうか?

そこで、「“資金繰り”に関する営業電話はどの程度来ますか?」と質問したところ、「来たことはない(35.2%)」という回答が最も多かったものの、3割以上の人が「頻繁に来る(7.4%)」「たまに来る(27.0%)」と回答した。

次に「“資金繰り”に関する営業電話が来ると不安ですか?(複数回答可)」と質問したところ、「特に不安はない(67.5%)」という回答が最も多かったものの、「会社が倒産しないか不安(14.3%)」「給与がもらえるのか不安(13.7%)」「リストラなどがないか不安(11.0%)」「社長が困っていないか不安(6.9%)」と、さまざまな不安を覚える人も少なくないことがわかった。

3割以上の人が「資金繰りに困っていると思う」と回答

「ご自身の会社は“資金繰り”に困っていると思いますか?」と質問したところ、「非常に困っていると思う(7.9%)」「やや困っていると思う(26.3%)」と、3割以上が「資金繰りに困っていると思う」と回答した。

加えて、「ご自身の会社はコロナ禍を乗り切ってくれると信じていますか?」と質問したところ、実に9割近くが「はい(85.6%)」と回答した。

最後に「お付き合いのあった会社の中に“コロナ倒産”した会社はありますか?」と質問したところ、2割以上が「はい(21.1%)」と回答した。コロナショックが確実に企業にダメージを与えている現実が浮き彫りとなった。

<調査概要>
【調査期間】2020年9月14日(月)〜2020年9月15日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,073人
【調査対象】従業員100名以下の中小企業の従業員
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

出典元:株式会社社長のきもち

構成/こじへい

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