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乳幼児の夜間睡眠は「昼寝の長さ」と「夜の母乳授乳」が関係する可能性

2021.03.05

1歳半のこどもの夜間睡眠に対する添い寝と夜間母乳栄養の影響とは?

聖路加国際病院・中川真智子医師らは、睡眠パターンの基礎が形成される1歳半の幼児を対象に「夜の睡眠に対する添い寝と夜間母乳授乳の影響」を調べた。

2013年から2020年の間に聖路加国際病院で乳幼児健診を受けた児のうち、同意を得られた1歳6か月から1歳9か月までの健康な幼児106名(男児50名、女児56名)にアクチグラフ(睡眠計)を1週間継続して装着し解析を行った。その結果、幼児の夜間睡眠時間の長さは夜間母乳授乳で短くなる一方で、添い寝は影響しなかった。

これまでも夜間睡眠時に夜間母乳授乳や、アジア諸国を中心に多くみられる“添い寝”を行うと幼児の夜間睡眠が妨げられる可能性が指摘されていたが、ほとんどの研究がアンケート調査によるものであった。

一方、今回の研究では睡眠計により“添い寝”が幼児の夜間睡眠を必ずしも妨げるものではないことを客観的に確認した。また長い昼寝も夜間睡眠時間を短くすることも確認された。

研究の結果、子育て中の養育者に対して、卒乳や断乳をいつにするかなど母乳の与え方のアドバイスや、昼寝の長さを調節するようアドバイスすることにより、1歳半前後の幼児の夜の睡眠不足が解消できる可能性及び、それに伴う養育者の不安や睡眠不足を解消できる可能性が明らかになった。今回の知見は、こどもの睡眠について悩む養育者の子育てをサポートしていくのに有用と考えられる。

発表概要

聖路加国際病院(院長・福井次矢)小児総合医療センター中川真智子医師らを中心とした、国立大学法人秋田大学医学部附属病院、国立大学法人北海道大学 北海道大学病院、国立大学法人金沢大学、日本赤十字社医療センター、東邦大学医療センター大森病院らのグループは、1歳半の幼児の夜間睡眠時間は長時間の昼寝と夜間母乳授乳で短くなるが、養育者との添い寝には影響されないことを明らかにした。

構成/ino.

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