料理の下準備には意外と手間がかかります。そんな時に役に立つのが、刻む・こねる・混ぜるなどの機能を搭載したフードプロセッサーです。今回はフードプロセッサーの使い方やおすすめの製品を紹介します。
工夫次第で使い方いろいろ! 便利なフードプロセッサー
フードプロセッサーを使用する際は、基本的にあらかじめ食材を2~3cm角の大きさにカットしておきます。これはマシンに負担をかけず、手早くきれいに仕上げるために必要な工程です。
また、カットのほかにパンの発酵やクリームをホイップする機能がついた製品もあります。使い方次第でいろいろな調理に応用できるのがフードプロセッサーの魅力です。
手動タイプから据え置き型まで! フードプロセッサーの種類
フードプロセッサーには、電源いらずでコスパのいい「手動タイプ」、省スペースで手軽な「ハンドタイプ」、まとまった量を処理できる「据え置きタイプ」の3つの種類があります。フードプロセッサーを選ぶ際は主な用途と容量に合った製品を選びましょう。
みじん切りもお手のもの! フードプロセッサーの上手な使い方
フードプロセッサーの上手な使い方をマスターすれば、食材を賢く調理できます。例えば、みじん切り機能を使うと、わざわざパン粉やミンチを買わなくても簡単にハンバーグのタネが作れます。買い置きの食パンと肉・玉ねぎをフードプロセッサーでみじん切りにし、あとは卵や調味料を入れて混ぜるだけ。アタッチメントを活用すれば料理の幅も広がります。
フードプロセッサーとミキサー・ブレンダーの違いを知ろう
ミキサーとブレンダーは基本的に同じものです。日本でミキサーと呼ばれているものを英語ではブレンダーと呼びます。
ミキサーは食材を撹拌してなめらかな液状やサラサラの粉末にする調理器具です。それに対して、フードプロセッサーは食材を粗く刻むのに向いています。スムージーやスープを作るならミキサー(ブレンダー)、料理の下ごしらえならフードプロセッサーが最適です。
【参考】説明できる?「フードプロセッサー」と「ミキサー」と「ブレンダー」の違いとは
フードプロセッサーとミキサーがセットになった兼用タイプもおすすめ
フードプロセッサーとミキサー2台分の置き場所がない場合は、両方の機能を持つ兼用タイプの製品がおすすめです。兼用タイプなら1台で食材の下ごしらえも、スムージー作りも楽しめます。
フードプロセッサーでミキサーの代用が可能?
フードプロセッサーでは、ミキサーのように食材をなめらかな液状にはできません。ただし、つぶつぶした食感のあるスープやスムージーを作るなら、フードプロセッサーでも十分対応できます。
フードプロセッサーがあれば時短レシピの幅が広がる
手作業で行うと目が痛くなる玉ねぎのみじん切りも、フードプロセッサーならスイッチ1つですぐに仕上がります。フードプロセッサーはまさに時短調理の強い味方です。
細かくみじん切りにした野菜は、ミートソース、キーマカレー、餃子のタネなど、たくさんのレシピに応用できます。
離乳食もらくらく! フードプロセッサーは忙しい人の救世主
離乳食作りは時間と手間がかかる作業です。フードプロセッサーがあれば、細かなすりおろしも短時間で簡単にできあがります。
また、フードプロセッサーの作動時間を調整し、離乳食の段階に合わせた粗さに調整も可能です。フードプロセッサーは家事・仕事に忙しい子育て中の人にぴったりの商品です。
みじん切りのほかにも性能いろいろ! おすすめのフードプロセッサー
続いて、フードプロセッサーの中からおすすめの商品を3つ紹介します。
鬼おろしカッターを搭載したパナソニックのフードプロセッサー
パナソニックのフードプロセッサー「MK-K81」は、5つのアタッチメントがついた多機能フードプロセッサーです。
刻む・する・混ぜる・おろす・スライス・千切りに加え、パン生地をこねる機能もついています。また、通常のおろし用とは別に鬼おろしカッターも搭載。シャキシャキとした食感と空気を含んだふんわりした食感の粗おろしが楽しめます。
静音なのにハイパワー! クイジナートのフードプロセッサー
クイジナートのフードプロセッサー「DLC-192J」は業務用のフードプロセッサーと同じパワフルなモーターを搭載し、耐久性と静音性を兼ね備えた製品です。
食材の下ごしらえから生地こねまで行えます。3~4人の分量向きで、玉ねぎのみじん切りなら1度に400g(大2個程度)まで作れる大容量タイプです。
クイジナートのフードプロセッサーの使い方は6通り
「DLC-192J」には下記6つの用途に使えるアタッチメントが付属しています。
■メタルブレード:みじん切りやミンチ
■ドゥブレード:パンやうどんの生地こね
■2mmスライサー:野菜のスライス
■おろしカッター:大根おろしや粉チーズ
■ファインシュレッダー:1.5mm幅の細切り
■ミディアムシュレッダー:3mm幅の細切り
製品上部のガラス容器に各アタッチメントを取り付け、1台で6通りの使い方ができます。
クイジナート「DLC-192J」は1度にたっぷり作れる大容量フードプロセッサー
1度にたくさん作りたい場合は、大容量タイプのフードプロセッサーが役立ちます。クイジナート「DLC-192J」は容量が1.9Lあり、家庭用の製品では最大級の大きさです。家族が多い家庭や作り置きをする人におすすめします。
手動タイプで手軽なニトリのおすすめフードプロセッサー
ニトリの手動式フードプロセッサーは、ハンドルを引っ張るだけでみじん切りが作れます。シンプルな構造で、子どもでもお手伝いできる手軽さが特徴です。
電源不要のため場所を選ばず使用できます。また、コンパクトな製品なので収納にも困りません。
【参考】ニトリ公式サイト製品詳細ページ
なぜこんなに安い?シンプルだけど使い勝手がいいニトリの調理家電
今回は便利な機能が満載のフードプロセッサーについて紹介しました。面倒な下ごしらえもフードプロセッサーなら簡単です。便利なフードプロセッサーを使って時短を実現し、豊かな食生活を手に入れてください。
※データは2021年2月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット