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「竹を割ったような性格」とはどんな人のこと?

2021.03.14

素直でさっぱりとした人を褒める言葉として、『竹を割ったような性格』と表現することがあります。周囲から信頼され、何事にも果敢にチャレンジできる、魅力的な人を指す言葉です。特徴や長所・短所、目指すための方法を紹介します。

竹を割ったような性格とは?

真っすぐで潔い性格を指す言葉が『竹を割ったような性格』です。ポジティブな特徴をいくつも持っているため、主に褒め言葉として使われます。

さっぱりした素直な性格

竹を割ったような性格とは、さっぱりとしていて素直さが感じられる性格を意味する言葉です。何を考えているのかが分かりやすく、一緒にいて安心できる性格だといえます。

決断力や行動力があったり、芯が強かったりすることも特徴です。優柔不断な部分がなく、挑戦することを恐れないため、頼れる存在として周囲から一目置かれることも多いでしょう。

後ろに付く言葉は性格だけでなく、男性・女性・人に変わることもあります。似たような意味の言葉として挙げられるのは、『潔い』『気さく』『すがすがしい』です。

竹は、刃物で割ると真っすぐにスパッと切れる性質を持っています。気持ちよくきれいに割れる竹の様子が言葉の由来です。

褒め言葉として使われる

竹を割ったような性格は、人から好かれる特徴が多いため、主に褒め言葉として使われます。自分の性格を指摘する言葉として他人から言われたときは、素直に喜んでよいでしょう。

周囲から頼りにされたり、決断力を発揮できたりすることから、職場で賞賛されるときにも使われやすい言葉です。魅力的な性格の持ち主として、他人からも慕われやすくなります。

ただし、柔軟性に欠けることや反感を買う可能性があることなど、短所として捉えられる要素も併せ持っている性格です。褒め言葉として人に使う場合、誤解を生まないためには他の褒め言葉も一緒に使うなど注意する必要があります。

竹を割ったような性格の特徴

竹を割ったような性格の人には、考え方や行動にどのような傾向があるのでしょうか。主な特徴を紹介し、それぞれについて具体的に解説します。

はっきりと意見を言う

竹を割ったような性格の人は、自分の思ったことを相手や周囲にはっきりと示せます。

誰に対してもストレートな意見を言えるため、常に本心から話してくれると思われやすくなり、本音で付き合える人を増やせることが特徴です。

自分には合わないと感じたり嫌だと思ったりしたことは、人から頼まれてもきっぱりと断れます。他人を傷つけたくない気持ちや相手に好かれたい感情を持たないため、意志に反して引き受けることはありません。

人から言われた言葉を素直に受け止められることも特徴の一つです。褒められたときに謙遜しすぎず、相手が褒めている内容を素直に聞けます。褒めた側も、素直に反応してくれるのでうれしい気持ちになるでしょう。

決断力や行動力がある

竹を割ったような性格の持ち主には、決断力が備わっています。仕事で難しい決断を迫られたときにも、進むべき道や今後の方向性をすぐに決められることが特徴です。

行動力が人一倍あることも魅力といえます。失敗を恐れずに、決めたことをすぐ行動に移せるため、時間をかけて悩み続ける状況が発生しません。まずは行動し、その結果を見てから再び考えるというサイクルで物事を進めていきます。

自分の決断や行動に責任を持っているため、失敗しても人のせいにしません。悩んだり落ち込んだりすることもなく、常にポジティブな思考で物事に向き合っています。

芯が強い

自分の中に確固たる信念を持っていることも、竹を割ったような性格の人に備わっている特徴です。周囲からの影響でブレることがなく、トラブルが発生しても諦めない芯の強さを持っています。

自分の考えや判断が間違っていたときには、誤りやミスを素直に認められる潔さがあることも魅力です。言い訳や悪あがきをせず、自分に足りなかった部分は何かを検証します。

芯の強さは自信や向上心を生み出しますが、主張を押し通す負けず嫌いな側面もあるため、協調性を欠き輪を乱してしまうこともあるでしょう。そのため、周囲を引っ張るリーダー的な立場の人に向いた性格といえます。

人によって態度を変えない

竹を割ったような性格の持ち主は、相手の立場や性別などに関係なく、誰にでも同じ態度で接します。目上の人に変に気を遣ったり、他人の陰口を叩いたりしません。

言動に裏表がないため、素直で正直な人に見られ、相手や周囲に安心感を与えやすいことが特徴です。立場が下の人にも平等に接することから、組織を率いる立場で信頼を得やすくなります。

自分にとって得になりそうな人や肩書のある偉い人に対し、媚びを売ったり過度にアピールしたりする世渡り上手な面もありません。人によって態度を変えない性格は、多くの人から評価されることにつながります。

竹を割ったような性格の長所

裏表がない点や行動力・決断力がある点は、周囲からの信頼を得たりリーダーとしての資質を高めたりすることにつながります。竹を割ったような性格の人が持つ長所を解説します。

周囲に信頼される

裏表がなく、どのような状況でも自分の考えをストレートに伝えられる人は、周囲から信頼されやすくなります。相手や周囲から本音を引き出せるため、組織のまとめ役としても活躍できるでしょう。

他人の意見に流されにくいことも、周囲に信頼される要因の一つです。強い芯を持ち、自分の信念に従って物事を決断・実行できることは、リーダーとしての高い資質に不可欠な要素といえます。

チームをまとめる立場になっても、全ての人に対し平等に接するため、特に部下から頼られるリーダーになります。組織にとって重要なプロジェクトも安心して任せられる存在です。

度胸があり、挑戦を恐れない

高い決断力と行動力は、度胸のよさにつながります。他の人なら物怖じしてしまうことでも、失敗を恐れずに行動へ移せる強いハートの持ち主です。

度胸があればさまざまなことにチャレンジできます。挑戦を恐れない姿勢は、自分自身や組織の成長につなげられるため、仕事やプライベートで存在感を高められるでしょう。

率先して決断力や行動力を発揮できる性格や、分け隔てなく誰とでも付き合える性格は、周囲を引っ張るリーダーに適しています。

竹を割ったような性格の人が組織を率いれば、部下も安心して仕事ができるため、チームの業務効率化や生産性向上にもつながります。

竹を割ったような性格の短所

柔軟性に欠ける点や反感を買いやすい点など、竹を割ったような性格の人には短所となり得る要素もあります。人間関係で問題になりやすいポイントを押さえておきましょう。

柔軟性がない

自分の中に確固たる軸を持っている人は、自分の考えや判断にこだわりすぎてしまうため、柔軟性に欠ける傾向があります。頑固で生真面目な性格に捉えられやすいことがデメリットです。

例えば、自分と相手の意見が両方とも間違いではないケースでも、竹を割ったような性格の人は自分の意見を押し通そうとします。相手の意見を考慮したり、第三者に判断をゆだねたりしません。

融通が利かないことも短所の一つです。自分の信念や世間の常識を最重要視するため、融通を利かせた方がうまくいくケースでも、正しいと思う考えを譲らない頑固さがあります。

反感を買う可能性がある

自分の意見をストレートに伝えたり、相手の立場に関係なく接したりする態度は、場合によっては相手や周囲から反感を買う可能性があります。芯を貫き通す頑固さも、周囲に敵を増やす原因の一つです。

リーダーに向いている点は、頼られるばかりではなく、妬みや恨みの対象にもなり得るでしょう。邪魔をされたりのけ者にされたりすることも考えられます。

高い決断力や行動力も、思慮が足りない無鉄砲な様子に捉えられかねません。がさつな印象を与えてしまうと、失敗が許されない場面で頼りにされなくなる可能性があります。

竹を割ったような性格を目指すには

竹を割ったような性格の特徴やメリットを理解すれば、自分に足りない部分が見えてくるでしょう。周囲に信頼され、何事にも果敢にチャレンジできる人を目指すために、意識すべきポイントを紹介します。

自分を客観視する

自分自身の内面に確固たる信念を持つためには、自分を客観視して長所や短所を把握することが重要です。自分の強みだと思えるものを書き出し、褒めたり認めたりすることで、より強い自信が持てるようになります。

自分の長所に対する理解を深めておけば、決断や行動を起こす際に迷いが生じにくくなります。誤った考えやミスも潔く認められるでしょう。

さっぱりとした素直な性格を目指すためには、感情的になったり物事に執着しすぎたりする性格が足かせになります。自分を客観的に分析し、このような短所が自覚できるなら、できるだけ抑えられるように努力する必要があります。

自分に正直になる

多くの人にとって、自分の意見をストレートに伝えることは勇気のいる行為です。『相手を傷つけたくない』『嫌われたくない』などの感情が先立ち、正直な気持ちや意見を伝えられないケースも多いでしょう。

しかし、いつまでも本音を伝えられない性格では、周囲からの信頼を得るのは困難です。自分の意見を伝える場面で、素直に表現する習慣を付ける必要があります。

伝える内容が相手にどのような影響を与えるのかにこだわりすぎず、とにかく正直に伝えることを重視するのがポイントです。

ストレートに主張することで、恥ずかしい思いをしたり結果が伴わなかったりしても、気にせずに主張し続けることが大事です。

自分を信じる

竹を割ったような性格の人を目指すためには、真っすぐに自分を信じる姿勢を持つ必要があります。信念を貫ける強い意志を備えるためには、自己肯定感を高めることが重要です。

自分の決断や行動に迷いがあるうちは、強い意志を持っている状態とはいえません。長所や短所をしっかりと理解した上で自分を認めてあげることで、自己肯定感が高まり、強い意志を貫く信念が備わります。

自分を信じる気持ちを強くするためには、小さな成功体験を積み重ねるのが効果的です。信念を貫きながらさまざまな成果を挙げることで、自分の能力・価値観・考え方が信頼できるようになります。

構成/編集部

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