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ビジネスシーンでよく使われる「善処」の意味と正しい使い方

2021.02.23

『善処』という言葉は、さまざまな場面で耳にする言葉ですが、正確な意味や使い方を理解せず、何気なく使用している人も多くいます。ビジネスシーンにおいて、間違った使い方をしてしまうと大きな失敗につながりかねません。善処の意味や正しい使い方を紹介します。

「善処」の意味

『善処』は、改まった場面でよく使用される言葉です。何となく、よい意味で使われる言葉だと思っている人は多いのではないでしょうか。

使い所を間違えて恥ずかしい思いをしないよう、詳しい意味を理解しましょう。

状況に応じて適切に対応すること

意味を深く理解するために、『善処』という言葉を分解してみましょう。

  • 善…よいこと・優れている・うまい
  • 処…実施する・ある場所に身を置く 

善処は、「物事をうまく処理する」「状況に応じて適切に対応する」という意味です。

何かを依頼されたときに、「やり遂げられるかは分からないが、前向きに取り組む」というニュアンスの返答として使います。

誤用を防ぐためにも、『必ずやる』という意味で使われるわけではないことを押さえておきましょう。

「善処」の使い方とは

言葉を自分のものとして使用するには、意味だけでなく正しい使い方も押さえておきましょう。善処を使用する場面や、具体的な例文を紹介します。

ビジネスシーンで使用できる?

善処は日常会話やくだけたシーンよりも、商談やビジネス文書などでよく使われる言葉です。

例えば、提供する商品やサービスに問題が見つかったときに「問題解決を目指して行動する」という意味で耳にすることが多いでしょう。

このように、相手の希望に沿うことは困難だが、何かしら前向きな返答をしなければならない場合に用いられます。

一方で、不安要素がなく、簡単にできることに対しては使用されません。

また、できないことが確定している場合も使用しない方がよいでしょう。相手にわずかでも期待を持たせる表現であるだけに、失望されたり、怒らせたりする可能性があります。

「善処」を使った例文

善処の具体的な使い方は、例文をチェックすると分かりやすいです。『依頼される側』と『依頼する側』の場合で、それぞれの例文を見ていきましょう。

依頼される側の場合は、下記のようになります。

  • この度のご依頼につきまして、ご期待に沿えるよう善処いたします
  • 善処いたしますので、もう少々お待ちいただけますと幸いです

依頼する側の場合は、下記のようになります。

  • 本件につきまして善処いただきますよう、お願いいたします
  • 何かとお忙しいとは存じますが、今回の件の対策をご善処いただきたく、お願い申し上げます

物事を曖昧にするために使っている人も

場合によっては、やり遂げられる可能性が低いことを頼まれたときに、「善処します」と返答することもあります。

ビジネスシーンにおいて「できません」と言い切るよりも、「一生懸命やってはみたものの、結果的にはできなかった」というニュアンスを持たせた方が、その場が丸く収まる場合があるのです。

ただし、はっきりした返答が求められる場面では、善処を使わないようにしましょう。曖昧に表現することで、相手に不満や不信感を抱かせてしまう危険性が生じます。

「善処」の類義語

善処は便利な言葉ですが、あまりにも使用頻度が高いと、マニュアル通りの印象となってしまいます。同じ表現を使い過ぎないように、善処と似た意味の言葉を見ていきましょう。

「取り計らい」

『取り計らい』は、「物事がうまくいくように考え、処理すること」を意味します。善処と同じ言い回しで使えるので、覚えておくと便利です。

例えば、「善処いただけませんか?」と言いたいときに、「お取り計らいくださいませんか?」と言い換えられます。

相手に何かをしてもらったときのお礼として、「この度は特別にお取り計らいいただき、ありがとうございました」と使うことも可能です。

ビジネスシーンや目上の人に頼み事をしたときなどに、よく使用されます。

「努力」

善処を少々くだけた表現にすると「何とかするために頑張ってやってみる」と言い換えられます。つまり『努力』です。

努力は善処より身近な言葉なので、相手に伝わりやすくなります。

しかし、身近な言葉だけに『何に対して努力するのか』を明確にしなければ誠意が伝わりにくく、使い方には注意が必要です。ビジネスシーンでは、以下のように使用することが多いです。

  • これからも喜んでいただけるよう、努力してまいります
  • ご指摘いただいた箇所を改善できるよう、努力いたします

「対応」

『対応』は「互いに向き合う」という意味で、相手の状況に応じて物事を動かすときに使います。

幅広い使い方がありますが、どちらかというと『はっきりした返答が必要とされる場合』に用いられることが多いです。その点で、善処とは少しニュアンスが違ってきます。曖昧な返答しかできそうにないときは、対応を使わない方がよいでしょう。

対応は、以下の例文のような場面でよく使われます。

  • お客様のリアクションを見て、臨機応変に対応してください
  • 相談を受けたときの対応に問題がなかったか、見直してみます
  • 〇月×日までに、修理対応いたします
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