カメラストラップはカメラ購入時に付属していることも多いですが、機能性が高いストラップに交換することで、より快適に撮影できるようになります。この記事では、様々なタイプのカメラストラップをご紹介。選び方についても解説していますので、シーンや好みに合ったストラップを見つけるための参考にしてください。
【参考】撮影がラクになる!あると便利なカメラアクセサリー6選
購入前に要確認! カメラストラップの種類と、付け方・選び方
一般的なカメラストラップは、大きく分けると3つのタイプがあります。首から下げるネックストラップ、肩に斜めがけするショルダーストラップ、手首に付けるハンドストラップです。
また、素早く長さを調節できる「速写ストラップ」と呼ばれるタイプや、手に巻き付けてカメラを持ちやすくする「グリップストラップ」などもあります。
カメラストラップの取り付け部は主に、輪っか(細紐やリング/写真上)タイプとテープ(平紐)タイプの2種類があります。カメラ本体の取り付け部の形状によっては合わないタイプがあり、取り付けできないこともありますのでご注意ください。また、ストラップの接続部の幅とカメラ本体の取り付け部のサイズが合うかも確認しましょう。
輪っかタイプの付け方は、スマートフォン用などのストラップと同じように、取り付け部に細い紐を通せばOKです。ストラップの種類によっては、金属製のリングを通すものもあります。
テープ(平紐)タイプは、ストラップの先を留め具から外し、取り付け部の穴に入れ、再び留め具に通して使います。ストラップの付け方は、カメラメーカーのサイトなどでも解説されていますので、参考にしてください。
疲れないカメラストラップの選び方
ストラップが太めのものを選ぶと首に食い込まないので、疲れを感じにくくなります。重量が大きくなりがちな一眼レフカメラ用のストラップは、太めに作られているものが多いです。また、肩に斜めがけするショルダーストラップのほうが、ずり落ちにくく、ラクにカメラを持ち歩きやすいです。
長さ調整機構が付いたカメラストラップならシャッターチャンスを逃さない
素早く長さ調節ができる機能を備えたストラップは、「速写ストラップ」「スピードストラップ」などと呼ばれています。撮影体勢へ即座に移れるので、シャッターチャンスを逃しにくいです。カメラを携帯した状態から素早く撮影を行いたいのなら、このタイプのストラップがおすすめです。
簡単にカメラストラップの取り外しができる製品も
接続部にバックルが付いているなど、ストラップの着脱が簡単にできる工夫がされている製品もあります。カメラをバッグやケースに収納する際にストラップが邪魔にならないよう、すぐに外せて便利です。
カメラストラップの代表的なブランド
Peak Designは機能性とデザイン性の高さを両立する、人気のブランドです。diagnlはワンアクションでストラップの長さを調整できるNINJA CAMERA STRAPでお馴染み。このほか、各種のカメラ用品を展開しているHAKUBAやエツミなども人気があります。
【参考】ハクバ写真産業オンラインショップ
シーンに合わせて選びたい! おすすめのカメラストラップ
ここからは、おすすめのカメラストラップをご紹介します。自分の使い方や好みに合った製品がないか探してみてください。
牛ヌメ革を使用したおすすめのカメラストラップ
牛本革を贅沢に使った、一眼レフ用のカメラストラップ。
キャメル色の染料とワックスコーティングが施されていてビンテージ感があり、革素材の魅力である経年変化を楽しめます。首掛け/肩掛け、両方に対応。接続部分の幅は10mmですが、購入時に申し込めば7mm幅までアレンジ可能です。
イタリアンレザーを使用したおしゃれなカメラストラップ
RafiCaroのイタリアンレザー カメラストラップ。イタリアの伝統的ななめし技法によって作られた製品です。カラーバリエーションはブラウン/ブラック/レッド/ダークブラウンの4色で、好みに合わせて選べます。
接続部に金属が使われていないので、カメラに傷がつきにくいのも嬉しいポイントです。
ワンアクションで伸縮自在! アウトドアでも活躍するカメラストラップ
diagnlのNINJA CAMERA STRAPは、ワンタッチで素早く伸縮できる速写タイプのストラップです。大型~小型一眼レフ向けで、レンズ込みの重量が1.5kg以上での使用が推奨されています。
アウトドアの際、ストラップを短くして体にカメラを密着させれば、安定して持ち運べます。シャッターチャンスには、素早くストラップを伸ばしてカメラを構えられます。接続部の幅は10mm。
登山の時に首や肩に重さがかかりにくいカメラストラップ
UNの登山用TKストラップ。ザックのショルダーベルトのD環と手持ちのカメラストラップに繋げて使います。
このストラップを使うと、カメラの重さが首ではなくザックのショルダーベルトにかかるので、首への負担が軽くなります。長時間の登山でも首の疲れなしにカメラを持ち運べます。
【参考】UN公式サイト製品詳細ページ
丈夫なクライミングロープを使用したカメラストラップ
cam-inのカメラストラップには、直径1cmの高強度クライミングロープが使用されています。
カラーバリエーションはレッド/ブラック/ブラック×ホワイト/ブラック×レッド/レッド×ブラック。長さは75cm/95cm/125cmから選べます。適当なところで結んで長さを調節することも可能です。
斜めがけ可能! ストラップからの取り外しも簡単なおすすめカメラストラップ
Peak Designのストラップ「スライド」。長さ調節が99cm~145cmの範囲で可能なので、首から下げるネックストラップとしても、肩から斜めがけするショルダーストラップとしても使えます。
付属のアンカーというパーツをカメラに取り付けることでストラップの着脱が簡単にできます。
手首に巻いておけるカメラストラップ
同じくPeak Designのリストストラップ「カフ」。使わない時はブレスレットのように手首へ巻いて留めておけます。
Peak Designのカメラストラップは接続部分のアンカーが共通なので、ほかのPeak Designのストラップと付け替えて使えます。携行時はネックストラップ、撮影時はハンドストラップという使い分けもスムーズにできます。
【参考】撮影時にカメラのネックストラップが気になる人にはコレ!ピークデザインの便利なリストストラップ「カフ」
カメラ女子におすすめ! 花柄のかわいいカメラストラップ
ミーナは、カメラバッグやレンズポーチ、三脚ケースなど様々なかわいい柄のカメラ関連製品を販売しています。こちらの商品は、女性におすすめのかわいらしい花柄のカメラストラップです。
接続部の幅は8mm。65cmから110cmまで長さを調整可能で、身長165cmくらいまでの人なら斜め掛けにもできます。ほかのミーナの商品と組み合わせて、コーディネートも楽しめます。
【参考】ミーナ公式サイト製品詳細ページ
カメラストラップのおすすめ製品を中心に、選び方などについても解説しました。自分に合ったカメラストラップを使うと、写真撮影をもっと楽しめるようになります。この記事を参考にして、お気に入りのストラップを探してみてください。
※データは2021年1月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット