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タイの富裕層に人気の〝Child Centric〟教育、その気になる中身

2021.01.02

先般、オーガニックをキーワードに”新しいタイの姿”を取り上げた。

【参考】経済成長著しい微笑みの国・タイで広がるオーガニックブームと日本産野菜の商機

今回は”新しいタイの姿”の第2弾、教育編である。

タイは、日本同様、中学生までのいわゆる義務教育がある。

しかし、発展著しい首都バンコク、ここには壮絶な”教育戦争”が繰り広げられているのである。

タイの富裕層といえば、元々はインターナショナルスクールへ通わせるという時期があった。

でも、いま、新しい流れがある。

タイ人らしいアクティビティに進化させた教育へ

キーワードは、”Child Centric”。子ども一人ひとりに合わせた多様な教育である。

そもそも、タイの富裕層はなぜインターナショナルスクールに流れたか?

それは、いわゆる詰込みスタイルのタイの義務教育に嫌悪感を持ち、イギリスのカリキュラムに則った、(受動的でなく)より能動的・主体的な教育方針のインターナショナルスクールへ、という志向であった。

そして、いま、この流れは更に進化した。

そんな主体的な教育を、より”タイ人らしいアクティビティに進化させた教育”への動き、これが、タイの教育トレンドの中心である。

タイ語を母語としての基礎教育。

一人ひとりの子どもに、その子どもの特徴・興味。成長度合に見合ったカスタムメイドのカリキュラムを組む。アクティビティベースで、机の上より体験を重視。

そんな学校として人気を集める1つがバンコク郊外の "Plearnpattana School"。

同校の、各現場での問題解決を通じて学びを得ていくスタイルがいま大人気。

例えば、米が主食であるタイ、実際に稲作作業に取り組み、現場で起きる諸問題、これらを解決しながら理科さらには農業を学ぶといった、とにかく、体験を通じて多様な個性の確立を図っている。

保育園・幼稚園からあり、希望者は殺到。数年前からはクラスを1クラス増やしたという話も聞く。筆者は昨年、偶然にも運動会の日に現場を見学させて頂いた。

雰囲気は、日本で見た運動会に近く、ここだけは通常のタイの教育に近いようだが、子どもたちの伸び伸びとした姿から明るい未来を感じられた。

現在、保育園から高校まで、合計で1,500名強の生徒が在籍している同校。2002年設立と若い学校だが、既に、卒業生はタイの名門チュラロンコン大学をはじめ、国内外の著名な大学への進学多数。

経済発展の著しいタイ・バンコク。今後、卒業生のグローバルな活躍が楽しみである。

文/小林邦宏
旅するビジネスマン。これまで行った国は100ヶ国以上。色んな国で新しいビジネスをつくるおじさん。
現在は新型コロナウィルスの影響で海外渡航制限中により国内で活動中。
オフィシャルサイト:https://kunihiro-kobayashi.com/
Youtubeチャンネル:「旅するビジネスマン 小林邦宏チャンネル
Twitter: @kunikobagp
著書:『なぜ僕は「ケニアのバラ」を輸入したのか?』(幻冬舎)

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