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管理職の男性必読!女性部下との上手な付き合い方を人気コラムニストのジェーン・スー氏が解説

2020.11.22

今どきの30代の女性はどんな悩みを抱えているのだろうか。身近な女性の話を聞くポイントとは? 最新著『女のお悩み動物園』が話題の人気コラムニスト、ジェーン・スー氏に、女性の性格や行動パターンから、上手な付き合い方について聞いてみた。

コラムニスト、ラジオパーソナリティーなど幅広く活躍するジェーン・スー氏に、女性とのコミュニケーション術について聞いた。

今どき女子の悩みを動物で分類してみると…

「お悩み相談の本といえば、恋愛や仕事、人間関係など悩みのジャンル別になっているものが多いのですが、悩みって人それぞれじゃないですか。だから悩みを抱える女性のほうを性格や行動傾向で分類してみることにしました。動物にすることでクスっと笑えることもあるし、自分を客観的に捉えられると思ったんです」

ジェーン・スー氏の最新著『女のお悩み動物園』では悩みを16種の動物に分類。

こう語るのは、人気コラムニストのジェーン・スー氏。働く女性を応援する女性ファッション誌『Oggi』で多くの悩みに答えてきた連載をまとめた新著『女のお悩み動物園』は、女性だけでなく男性にも役立つ内容となっているのだ。

本書では、夢見がちなラクダ、攻撃的なヤマアラシ、強がりなトラをはじめ、女性の性格を16種類の動物になぞらえ、その生態(性格や特徴、行動特性など)を丁寧に解説。そのうえで、スー氏は女性たちの悩みに寄り添い、明確なビジョンを示しながら、ときに愛を持って辛辣に答えていく。どの動物も「こういう悩みあるある」「こんな女性いるよな」と共感できるものばかり。男性が読む場合は、身近な女性との付き合い方に役立つヒントとなる。

もしもこんな女性が身近にいたら…

そこで本書で登場する動物の中から、3種類をピックアップ。それぞれの女性がもしも部下だったらどう対応すべきかを、スー氏に聞いてみた。

実際、あなたの職場にこんな女性はいないだろうか――。

1.夢見がちなラクダさん女子の生態は?

【特徴】仕事はコツコツ丁寧
【傾向】行動よりも妄想しがち
【弱点】自己主張は苦手

人一倍頑張り屋さんだけど自信がなく、会社という砂漠をコツコツ進む働き者のラクダさんタイプの女性が部下だったら――。

「ラクダさんタイプの女性に、期待して大きなプロジェクトを任せたが、いまひとつ結果が伴わないということもあるかもしれません。

自分はできるという確かな自信が持てない女性には、細部を見て褒めてあげることが大切なのではないでしょうか。『あなたをちゃんと見ているよ』ということを伝え、自信をつけさせてあげるのがいいと思います。

ラクダさんタイプは、決して目立たないかもしれないけれど、営業のサポートや事務仕事などバックオィスの仕事を一生懸命やっていることが多いんです。上司だったら彼女たちへの感謝や敬意を忘れないでほしいと思います。成果を感じづらい職種なので」(ジェーン・スー氏、以下同)

2.攻撃的なヤマアラシさん女子の生態は?

【特徴】正論を心から愛している
【傾向】考えの違いを認めず抗議する
【弱点】仲間を失い孤立しがち

白黒はっきりつけたがる。正論をかざし、自分の物差しで判断するちょっと攻撃的なヤマアラシさんタイプの女子が部下だったら――。

「女性部下だったらちょっと手を焼きそうなのがヤマアラシさんタイプ。仕事はものすごく頑張ってくれるけど、もうちょっと協調性を身に着けて欲しい…。そんな女性がいたら、ちょっと思い出してみてください。

キツイけど元気で頑張り屋さん、そういう女性が自分の同期や友達にもいませんでしたか? ヤマアラシさんタイプの女性は、組織の中で上に昇っていく道が見えていたわけでもなく、一過性の仕事ばかりやらされてきたりして、『ここにいてもしょうがないか』と思って辞めてしまった人も多いんじゃないかと思うんです。

そうさせないために、彼女にどういうキャリアパスがあるのか、そのためになにが必要なのかを見せてあげるのが上司の役目だと思います。これから先、部下がつく仕事をしていくときに、どうしたら人がついてくるのか。彼女たちが仕事をしやすくなって次のフェーズに行くための下支えや手伝いをしてあげる、そういうスタンスがうまくいくコツだと思います」

3.強がりなトラさん女子の生態は?

【特徴】責任感が強く体力に自信あり
【傾向】自分のキャパ以上に働きがち
【弱点】できない自分を認められない

周囲の期待に答え続け「私がやらなければ…」と抱え込んでしまいがちなトラさんタイプの女性が部下だったら――。

「『私がやらなきゃ…』と色々と抱え込み過ぎる。誰かの役に立たないと評価されないと考えがちなのが、トラさんはそんなタイプの女性です。そういう人には、まず落ち着いた場所で話をしてほしいと思います。なんでもこなしてくれるからと頼っていると、いつかパンクして疲れて辞めちゃうかもしれません。

こういうタイプの女性には、自分の職務やアサインされている仕事以外に親切心で手を出しても、それは評価にはつながらないこともあるんだという会社の仕組みを、勇気を持って教えてあげてほしいですね。

女性の話に耳を傾けてほしい

上記のほか、職場で子供を持つ女性と独身女性たちが抱える悩みを抱えるトリさん女子や、ちょっぴり天然キャラのカピバラ女子など、さまざまなケースの悩みが描かれる。コロナ禍の働き方をはじめ、組織における人間関係や、キャリア形成など、ビジネスマンにとって参考になる事例も多い。

「女性の話には落ちや結論がないと言われることも多いですよね。でも、そこで断絶しないでほしい。それってこういう意味?と質問してもいいですし、相手の話に耳を傾けてみてください。妻でも彼女でも部下でも、気になる女性の話をまずは“聞く”という姿勢が、ビジネスシーンでもプライベートでも大切ではないでしょうか」

30代女子の生態、生き方、働き方とは…

30代の女性は、仕事のキャリア形成、恋愛や結婚、出産と、さまざまな選択肢が次々とやってくる世代だとスー氏は語る。

「一番エネルギーがあって、夢も希望もたくさん抱えています。ただ、今はそのバランスを取るのは難しい時代ではあるのかもしれませんね。

SNSで否定されることも多いだろうし、実体経済で景気の良さを体感できないところにコロナですから…。

でも、考え方によっては、マスク生活でマスクスプレーやマスクケースといった新たな商材が登場してきたように、マイナスな状況からでも新しいものは生まれてくる。希望は絶対あるはずだから、シニカルにならずにいて欲しいですね。

この本では、 “頑張れば形になる道に必ず近づくよ”“無理しなくてもあなたの価値は下がらない”とか、ちゃんと“キレイごと”を伝えたかったんです。そのうえで、どうにもならない目の前の現実、『落ちたものだって3秒だったら拾って食べても大丈夫』みたいな、私は“野良ごと”って呼んでいますが、現実的なことも伝えたかった。キレイごと、理想を高く持つことと、まだそこに届かない日常に臨機応変に対応していくことは、両立できると思うんですよ。

30代は無我夢中で過ごして悩んで、それでいいと思います。いろんな出会いや経験、失敗もして、30代でいい土を作っておけば、40代になったとき枝葉がしっかり伸びてくると思います。

そして40代になって、少し疲れてきたなと感じている人は、筋トレをしましょう! 先日お会いした大村崑さんは、89歳にして筋肉を鍛えていて、人生100年って本当にあるのかもしれないと初めて感じました。30代、人生はまだまだ長い。真面目に働いてがむしゃらに生きている限り、悩むのはあたりまえなのです。悩みがなくなったら幸せ、とうわけではないのですから」

スー氏からの悩める人たちへのエール、『女のお悩み動物園』を読めば心が軽くなるはずだ。

「女のお悩み動物園」
小学館刊 1500円

取材・文/望田真紀

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