■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団
オヤジナリティー ★★★
家計貢献度 ★★★
エルドラ度 ★★★
コロナ対策度 ★★★
オレ、本格焼酎ってあんまり呑まないのね。
だって高いじゃない!
よく呑む甲類焼酎なら、安い店だと一杯300円くらいで呑めるのに、だいたい500円くらいするもんね。本格って名称が付いてるからって、価格まで本格にしなくていいのにさァ…。
しかし!! しかしだ! なんと、そんな本格焼酎が全種類一杯200円という、そこらの安居酒屋の甲類焼酎よりも安く提供する、とんでもない店を見つけてしまいました。
場所は東急大井町線の上野毛駅のすぐ横。『I(仮名)』という店である。
この駅前は、釣りに行く時によく車でピックアップしてもらうのね。すぐ近くに第三京浜の入口があるから。で、ピックアップじゃなくて、釣りが終わってこの駅前で降ろしてもらった時に偶然「モツ焼き屋っぽい店がある!」って見つけて、それからなんか気になっていたんで、試しに行ってみたら、こんなことになってたってワケですよ!
“なんか気になって”っていう直感は大事なんだなァ。
地下にある店なんだけど、その本格焼酎一杯200円は、メニュー表記では“名物・焼酎バー”と書いてある。
それがどういうことかと説明しますと“焼酎バー”を注文すると、ぐい呑みが渡され、壁際に置かれた40種類(!!)くらいの焼酎から、セルフサービスで自由に注いで呑んでくれ、と。そしてとにかく壁際に置いてある焼酎はどれを呑んでも、とにかく一杯200円! というシステムってことですよ。
料理は一人2品頼まなければいけないんすが、そんなこたァ、この際ど~でもいい。だってそのぐい呑みっていうのが150CCはゆうに入りそうなそうとう大振りなヤツ!
この時点でオレはちょっと狂喜した。
さらにこの焼酎バーのシステムのすごいところは他にもあった!