第2位は、大和ハウスのグループ会社フジタが、神宮前に9月11日に開業させた「JINGUMAE COMICHI」。飲食店は18店舗。明るく清潔感があるのが取り柄で、2階に入った『シンシアブルー』は、東京で2万円以下で食べられるフレンチとしてはMAXの味だと思います。
第1位は、広尾商店街に野村不動産が造った「EATPLAY WORKS」。店を集めたのはソルト・コンソーシアム。『サンパウ東京』の元シェフ、ジェローム・キルボフのスペインバル『グラシア』(9月初めに行ったら本人が厨房にいました)とか、NYのミシュラン1つ星メキシコ料理店『オショモコ』とか、ラインアップはベストです。
『日比谷OKUROJI』
長さ300mの高架下空間に誕生した商業施設。本来44店が出店する予定でしたが、コロナ禍で開業が遅れたうえ、14店が撤退(飲食店は7減)。歯抜け状態の寂しい開業となってしまいました。
『JINGUMAE COMICHI』
原宿駅竹下口から徒歩4分のところに新築された5階建てビルの1・2階に開業した18の飲食店からなる横丁施設。「全店テラス席付き」がウリですが、テラスは屋外とは限らず、廊下や空きスペースの席も含まれます。
【秘訣】高層ビルのてっぺんの店でも、屋外テラス席を設ける
取材・文/ホイチョイ・プロダクションズ