いらなくなったものを販売したり、その売上金で欲しいものを買ったり、メルカリを節約術の一つとして活用している人も多いはず。メルカリを少しでもお得に利用するために覚えておきたいのが、メルカリポイント。
本記事では、メルカリポイントの基礎知識とその貯め方、使い方を紹介する。まだポイントを活用できていないメルカリユーザーは、ぜひ参考にしてほしい。
メルカリポイントとは?
メルカリポイントは、1ポイント1円としてメルカリ内の買い物や、メルペイのiDやコード決済、iOSユーザーはモバイルSuicaへのチャージに充てることができる。ポイントの種類は「売上金から購入するポイント」と「キャンペーンなどでもらえるポイント」の2種類。それぞれ有効期限や使い方が異なるため、その違いを把握しておこう。
ポイントの確認方法は?有効期限はある?
メルカリのポイントは、メルペイの画面から確認することができる。メルカリトップページにある「メルペイ」タブをタップすると、メルカリで得た売上金と所有ポイント数が表示される。
メルカリポイントの有効期限は、キャンペーンで得たポイントの場合、最短60日から180日間。(キャンペーンごとに有効期限が設定されていることが多い)
売上金で購入したポイントは、ポイント獲得日から365日間。ポイントは、自動的に有効期限が近い順に消費されるようになっている。キャンペーンで獲得したポイントは特に有効期限が短いため、早めに使い切るようにしよう。
ポイントの有効期限は、メルペイトップ画面の「ポイント」から確認できる。ポイント履歴画面で「有効期限」をタップすると、所持しているポイントの有効期限が表示される。メルカリポイントを所有している場合は、こまめに有効期限を確認し、失効させることなく使い切ろう。
ポイントは現金化できる?
振込申請をして現金化できるのはメルカリの売上金のみ。つまり、メルペイポイントは現金化することはできない。そのため、実店舗で利用したり、メルカリ内の買い物に利用したりする必要がある。せっかく獲得したポイントを無駄にしないために、計画的に利用しよう。
メルカリポイントの貯め方
ここでは、メルカリポイントの貯め方を紹介する。メルカリポイントを獲得するには、キャンペーンに参加したり、メルカリに友達を招待したりと、自発的に動かなければならない。ポイント獲得方法の詳細は以下の通り。
キャンペーンに参加する
メルカリポイントは、不定期に開催されるキャンペーンで手に入れることができる。キャンペーンはメルカリトップ画面の上部に表示されるバナーや、メルペイトップ画面で確認できる。定期的に行っているわけではないため、日頃からキャンペーン情報をチェックし、ポイント獲得のチャンスを見逃さないようにしよう。
【参考】2020年10月に開催されているポイント獲得キャンペーン:【10/1~10/31】はじめてdアカウント連携した方限定!コーヒーとP300もらえる!】
売上金からポイントを購入する
銀行口座の登録や本人確認をしていないユーザーは、売上金でポイントを購入することができる。ポイント購入とは、売上金をポイントに移行すること。
なお、ポイント購入する際に手数料はかからない。ポイントを購入する場合は、売上金がある状態で「ポイント購入」ボタンをタップし、購入手続き画面で購入するポイント数を入力する。「売上金でポイントを購入」をタップすれば、ポイント購入が完了。先述したとおり、売上金をポイントに変えてしまうと再び売上金に戻すことはできなくなる(ポイントは振込申請で出金できないため)。必要な時だけ購入しよう。
メルカリに友達を招待する
自分がメルカリユーザーの場合、まだメルカリの会員登録をしていない人をメルカリに招待すると両者に500ポイントが付与される。自分の招待コードはメルカリマイページの「招待してポイントGET」から確認できる。招待コードを表示した画面で招待コードをコピーしたり、コードをSNSでシェアしたりすることもできるため、ぜひ活用してみよう。
メルカリポイントの使い方
最後に、メルカリポイントの具体的な使い方を紹介する。メルカリポイントは、実店舗で利用できるだけでなく、メルカリ内での支払いや、スマート払い(後払い)の精算、iOSユーザーであればモバイルSuicaへのチャージにも活用できる。幅広い使い道の中から、その都度自分に合ったポイント消費方法を選ぼう。
iD・コード払いで実店舗利用する
メルカリのポイントは、iDもしくはメルペイコード払いを通して、全国のコンビニやドラッグストアなどのメルペイ加盟店で利用できる。メルカリポイントで清算する場合、支払い方法が「メルペイ残高」になっていることを事前に確認しよう。この時、支払方法が「スマート払い」の状態だとポイントが消費できない。右上の切り替えボタンをタップして、必ずメルペイ残高払いの状態で決済することを忘れずに。
メルペイ残高からの支払いになっていることが確認できたら、ポイントとメルペイ残高を併せた金額が会計の合計金額に達しているかを確認し、iD・QRコード・読み取り、いずれかの方法で決済する。
なお、決済時はポイントから優先的に消費され、ポイントで賄えない分はメルペイ残高と併用して支払われる。特別な設定をする必要はない。メルペイの具体的な使い方は以下の記事も参考にしてほしい。
【参考】決済と支払いは何を選べる?覚えておきたいメルペイの使い方と設定手順
メルカリ内の支払いに利用する
メルカリポイントは、もちろんメルカリ内での買い物にも利用できる。購入したい商品画面で「購入手続き」をタップし、支払い画面で「ポイントを使用する」にチェックを入れる。「購入する」をタップすれば、ポイントを利用した商品購入が完了する。
メルペイスマート払いの清算に使う
実店舗やメルカリ内での購入代金を、使った分だけ翌月にまとめて支払える「メルペイスマート払い」。メルカリのポイントをスマート払いで使う場合、まずはメルペイトップ画面の「メルペイスマート払い清算」をタップする。今月の利用状況が表示されたら「清算方法」をタップし、「残高で清算」もしくは「口座から自動で引落し」を選択。この2つの項目を選択すれば、優先的にポイントが消費されて支払われる。
Suicaへのチャージ(iOS版のみ)
iPhoneユーザーならApple Payを通して、ポイントをモバイルSuicaへチャージすることができる。まずは、モバイルSuicaアプリを開き「入金チャージ」をタップ。もしくは、Walletアプリから「Suica」をタップして「チャージ」をタップする。チャージ代金を支払いするカードに「メルペイ電子マネー」を選択し、ポイントを含めたチャージ希望金額を入力する。
この時、Suicaのチャージ画面上では「メルカリポイント残高からチャージ」のような表示はないため、あらかじめメルカリのポイント残高を確認してから、ポイントの範囲内でチャージする金額を設定する必要がある。最後にFace IDやTouch IDなどで本人確認をすれば、Suicaへのチャージが完了する。
文/oki