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意外と知らない「お茶の出し方」正しい淹れ方、出す順番、マナーを解説

2020.11.24

職場などで来客があると、お茶を出すことがあります。ただお茶を出すだけと思うかもしれませんが、出し方にはマナーがあり、間違えると失礼になってしまうかもしれません。おいしいお茶の淹れ方から出す際のマナーまで、気を付けたいポイントを紹介します。

まずはお茶の準備

来客時にお茶を出すように頼まれたときには、どのような準備をすればよいのでしょうか?準備の際に押さえておきたいポイントを紹介します。

人数を確認して用意

まずはいくつお茶が必要なのか、その数を確認し、必要な数の湯飲みとそれに合った茶托を用意しましょう。

事前に訪問者の人数が分かっている場合はよいですが、お客様が到着するまで人数がはっきりしないときもあります。人数の変動に対応できるよう、少し多めに用意しておくと安心です。

このとき、用意した湯飲みが汚れていたりひびが入っていたりしないかチェックしておきましょう。汚れや欠けがあるものがあれば、きれいなものと取り換えておきます。

お茶を運ぶお盆は、湯飲みと茶托を乗せてもギリギリにならないよう、余裕のあるサイズにするのがおすすめです。また、きれいな布巾も用意しておきましょう。

急須と湯飲みを温める

お茶をおいしく入れるためにやっておきたいのが、急須と湯飲みを温めることです。事前にお湯を入れて、しばらく時間を置くことで、急須と湯飲みを適度に温めることができます。

あらかじめ急須を温めておくことで、お湯を入れたときの中の温度を一定にし、茶葉のうまみを引き出しやすくするのが目的です。また、湯飲みを温めておけば、お茶を入れたときに冷めにくくなります。簡単なことですが、おいしいお茶を入れるためには重要な一手間といえるでしょう。

おいしいお茶の淹れ方

「お茶を入れるくらい簡単だ」と思う人もいるかもしれません。しかし、お茶は入れ方によって、おいしさが大きく変わってくるものです。おいしいお茶を入れるためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?

お湯を沸騰させた後、少し冷ます

お湯は必ず沸騰させてから使いましょう。沸騰させることで殺菌され、カルキ臭が抜けるという利点があります。

しかし、沸騰させた後すぐにそのお湯を使ってはいけません。お茶を入れるときは、煎茶の場合70~80℃が適温だといわれています。湯温が高すぎると渋みが強くなってしまうため、必ず少し冷ましてから使いましょう。

お湯を冷ますときには、湯飲みを使うと便利です。一度湯飲みにお湯を注ぎ、それから急須に移すと、そのまま待つよりも効率よく冷ますことができます。1人分のお湯の量を量ることもできるため一石二鳥です。お湯を冷ますためのアイテム『湯冷まし』があれば、それを使ってもよいでしょう。

急須に茶葉とお湯を入れ蒸らす

お湯を冷ましている間に、急須に茶葉を入れておきます。茶葉の量は、1人あたりティースプーン1杯(2~3g)程度が目安です。ただし、お茶の種類によって異なるケースもあるため注意しましょう。

茶葉を入れたら、冷ましていたお湯を急須に移していきます。全てのお湯を移し終わったら、蓋をして1分程度蒸らしましょう。

この蒸らし時間が、おいしいお茶を入れるための重要なポイントです。この間に茶葉が開き、お茶をおいしくする成分が出てきます。蒸らし時間が短すぎると淡泊になり、長すぎると渋みなどが出てしまうため気を付けましょう。

2〜3回に分けて注ぐ

湯飲みにお茶を注ぐときには一気に注がず、少しずつ2~3回に分けて注ぐのがポイントです。一気にお茶を注ぐようにして一つずつ入れていくと、入れた順番によってお茶の色や味に差が出てしまいます。最初に入れたものは薄く、後から入れたものは濃くなってしまう傾向があり、均一になりません。

均一な状態にするには、全ての湯飲みを並べて少しずつ入れ、2~3周で入れ終わるようにします。湯飲みには満タンに入れるのではなく、7分目程度が目安です。たくさん入れすぎると運びづらい上、お客様も飲みにくくなってしまうため気を付けましょう。

基本のお茶の出し方

せっかくおいしいお茶を入れても、出し方が間違っていてはお客様に不快な思いをさせてしまうかもしれません。失礼がないように覚えておきたい、お茶出しのポイントを紹介します。

湯飲みと茶托は別々に運ぶ

運ぶときは、最初から湯飲みを茶托に乗せておくのではなく、別々にお盆に乗せましょう。これは、運んでいる最中にお茶をこぼした場合に備えるためです。別々にしておけば、万が一のときも茶托を汚すことはないため、安心して運べます。

お客様のいる部屋に入ったら、サイドテーブルなどにお盆を置きましょう。ちょうどよい場所がないときには、下座のテーブルの端のスペースを使っても問題ありません。

そして、お盆の上で湯飲みを茶托にセットします。気付かないうちにお茶がこぼれている可能性もあるため、持参した布巾で湯飲みの底を軽く拭いてから置きましょう。湯飲みの底が濡れていると、飲もうとして持ち上げたときに茶托とくっついてしまう可能性があるため、意外と重要なポイントです。

出すときは右後方から

お茶を出すときには席の後ろに回り、右後方から出すのがマナーです。両手で茶托を持ち、右膝前の位置に置きましょう。テーブルが低い場合は膝を曲げて、体をかがめるようにして出すとスマートです。湯飲みに絵柄がついている場合は、絵柄が正面に来るようにしますが、無地や均一の絵柄であれば、向きを気にする必要はありません。

お茶を出すときには、「どうぞ」などの声を添えると好印象です。すでに会話が始まっているのであれば、邪魔になってしまうため言葉は出さないようにしましょう。

テーブルや椅子の配置によっては、後方に回ることが難しいケースがあるかもしれません。そのときは、「前から失礼いたします」などの声をかけてから出すようにしましょう。

スペースがない場合は一声かける

打ち合わせなどの場合、テーブルの上に資料が置かれていることがあります。たくさん書類が広げられていると、ちょうどよいスペースがないかもしれません。

その場合は「失礼いたします」と声をかけて、スペースを空けてもらいましょう。場合によっては「そちらに置いてください」など、別の場所に置くよう指示される可能性もあります。

スペースがないからといって、社内の人間に目で合図をしたり、勝手に書類をどけたりするのは禁物です。失礼がありそうなときには、一声かけると覚えておきましょう。

お茶を出す順番は?

お茶を出す相手が何人もいる場合、どのような順番で出すかは重要なポイントです。間違えると失礼になりかねないため、基本的なマナーをチェックしておきましょう。

上座のお客様から出す

お茶は、お客様の中で立場が最も上の人から順に出すのが基本です。しかし、自社の出席者の役職は分かっても、お客様の役職を正確に把握するのは難しいケースもあるでしょう。

その際に参考になるのが、座っている場所です。基本的に、部屋の入り口から最も遠い場所が上座になるため、上座のお客様から順に出しましょう。

ただし、片側に3席以上の席がある場合、中央に一番偉い人が座るケースも少なくありません。また、社内の偉い人の正面に、お客様側の偉い人が座る可能性もあります。上座について基本的なルールはありますが、実際の座り方は状況によっても異なるため、臨機応変に対応することが大切です。

人数が多い場合の対応

人数が多い場合、1人1人にお茶を配っているとかなり時間がかかってしまうかもしれません。打ち合わせに出席している社内の人が「こちらで回します」などと、お茶を配るのを引き受けてくれるケースがあります。

申し出があった場合には、素直に厚意に甘えましょう。早くお茶出しを済ませて、本題に入りたいという意図がある可能性も高いため、固辞するようなことはせず、その場の流れに従うことが大切です。

かなり人数が多いときは、あらかじめ手伝いをお願いしておくとよいでしょう。どうしても1人で対応しなければならない場合は、ポットや湯飲みなど必要なものを用意しておき、その場で入れるというのも一つの手です。

お茶以外の飲み物を出す場合は?

来客の際には温かいお茶を用意するパターンが多いですが、季節や状況によってはそれ以外の飲み物を出すこともあるでしょう。基本的なマナーは同じですが、出す物によって気を付けたい点が異なります。ほかの飲み物を出す際に、押さえておきたいポイントを紹介しましょう。

カップの取っ手は右向きが基本

コーヒーや紅茶など、カップを使用するときには、お客様から見てカップの取っ手が右向きになるように置くのがマナーです。

あくまでもこれは基本であり、そうならないケースもあります。絵柄が入ったカップの場合には、取っ手の向きは気にせず、お客様に絵柄が向くようにすれば問題ありません。

運ぶときには、カップとソーサーは重ねずに別々でお盆に乗せ、出す直前にソーサーの上にカップをセットします。スプーンは柄の部分が右側に来るようにして、ソーサーの手前側に添えましょう。砂糖やミルクを付ける場合は、スプーンと一緒にソーサーの手前側に置きます。

冷たい飲み物はコースターを使用

夏の暑い時期に冷たい飲み物を出す場合、麦茶や緑茶であれば、ガラスの湯飲みとそれに合わせた夏用の茶托を使用します。

お茶ではなく、アイスコーヒーやアイスティーなどをグラスで出すときには、コースターを使いましょう。冷たい飲み物はグラスに付いた水滴が落ちやすいですが、コースターによって水滴でテーブルが濡れるのを防げます。

基本の作法と同様に、コースターとグラスも別々にお盆に乗せて運びましょう。出すときは先にコースターをテーブルに置き、その上にグラスを乗せます。

ペットボトルは紙コップを付けるとより丁寧

最近では、お茶出しの際にペットボトルを活用する会社も増えてきました。ペットボトルの飲み物は温度変化がしづらく、長時間や大人数の会議の際には便利です。蓋ができるため、ほこりが入らないことや残っても持ち帰ってもらえるというメリットもあります。

ペットボトルはそれだけを出すのではなく、紙コップを添えると丁寧です。紙コップにほこりが入らないよう、ペットボトルの上から被せるようにして、置くとよいでしょう。冷やしたペットボトルを出す場合は、コースターも用意すると水滴がテーブルに落ちることがなく安心です。

構成/編集部

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