2019年、OPPOが
日本のスマホに旋風を起こす
3つの理由
16-160mmの焦点距離をカバーするスマートフォン『OPPO Reno 10x Zoom』が、日本のSIMフリー市場で話題となっている。開発したのは、世界シェア第5位と急成長中のOPPOだ。日本では後発ながら、今年ブレイク間違いなしの新進気鋭のスマホメーカーだ。その勢いはどこから来るのか、OPPOとはどんな企業なのかをレポートしていく。
OPPOとは?
10年足らずで世界第5位の
スマホメーカーへ
OPPOは2003年に設立された若い会社だ。携帯電話からスタートし、2011年にスマートフォンに参入。わずか8年余りで世界のスマートフォン出荷台数でシェア第5位、アジアではナンバー1と言われるまでに急成長を遂げている。その成長を支えているのが、社員の約44%が90年代生まれという若さと高い開発力、OEMに頼らない100%自社製造、そして各国・地域に根ざした販売戦略だ。日本市場には昨年春に参入したばかりだが、ハイエンドからミドルレンジ、最新鋭モデルまで充実のラインアップを確立。多くのMVNOで製品が取り扱われるなど注目を集めている。
理由1
革新的な製品を生み出し
続ける秘密は
“学ぶ姿勢”にあり!
OPPOは昨年、防水、Felicaなど、日本向けの機能を搭載したスマートフォンを発売。グローバルメーカーでは異例の対応だが、日本市場のニーズを学んだ結果だという。この市場に学び、吸収する姿勢が急成長を支えている。
日本のユーザーに学びながら、
変化する市場に対応していく
「OPPOは現在、40以上の国と地域のお客様にスマートフォンを提供しているだけでなく、グローバルでは大手キャリアと一緒に5G活用のプロジェクトを進めています。今後もより多くのお客様に5Gをお届けしていくとともに、各地域や市場のニーズを受け止め、応えていくのが我々の使命だと考えています。日本ではまだまだ修行中ですが、常にお客様から学びながら卓越性を追求した製品でラインナップを拡充し、変化する市場のニーズに柔軟に対応していきたい。また現在全国に10店舗ある修理拠点に加えて、オンラインでの修理対応も強化するなど、安心して使っていただける環境も整えていきます」
オッポジャパン 代表取締役 鄧 宇辰(トウ ウシン)氏
OPPO本社取材で感じた若き
スマホエキスパート集団のこだわり
理由2
発想力と開発スピード、
モノ作りへのこだわりが
スゴい!
『OPPO Reno 10x Zoom』にはペリスコープ技術を用いた、ハイブリッド10倍ズームが採用されている。写真へのこだわりは、OPPOのアイデンティティのひとつ。きれいに撮りたいというニーズに、最先端のテクノロジーで応える。
理由3
10倍ズームを搭載した新端末
『Reno 10x Zoom』が
スゴすぎる!
OPPOの急成長を支える高い開発力。そのモノ作りへのこだわりの結晶とも言えるのが、最新機種の『OPPO Reno 10x Zoom』だ。クリエイティブな広角、10倍ズーム撮影を実現するこのスマートフォンは、一眼レフカメラをも凌駕する。
『OPPO Reno 10x Zoom』発売中
希望小売価格9万9880円(税別)
開閉式のピボットライジングカメラを内蔵し、ノッチのない6.65インチの広いディスプレイを実現した上で、背面にはペリスコープ構造を採用したトリプルカメラを搭載。3つのカメラをあわせて16-160mm相当の焦点距離を実現する、『OPPO Reno 10x Zoom』。ほかにもディスプレイ内指紋センサー、独自の高速チャージ、使いやすさに定評のある「ColorOS 6」など、最新の機能を美しいグラデーションの筐体にぎゅっと凝縮。最先端のテクノロジーとデザイン性を高い次元で両立した、唯一無二のスマートフォンと言える。
特徴紹介
10倍ハイブリッドズーム
4800万画素のメインレンズ、1300万画素の望遠レンズ、800万画素の超広角レンズをあわせて、焦点距離16-160mm相当の撮影が可能。メイン&望遠にそれぞれ光学式手ぶれ補正を実装し、ズームしてもぶれずに撮影できる。さらにF1.7のレンズとセンサーの組み合わせで、明るくクリアな夜景撮影にも対応。AIを搭載しシーンにあわせた最適な設定で撮れるオート撮影や、背景を自然にぼかすポートレートモードなど、多彩な撮影機能でユーザーのクリエイティビティを引き出す。
- ワイド
- ズーム
- セルフィー
- ポートレート
- 夜景
ノッチレスのディスプレイ
インカメラを開閉式のピボットライジング構造にすることで、ノッチ(切り欠き)のない画面占有率93.1%の全面ワイドディスプレイを実現。6.65インチFHD+の広くい有機ELディスプレイは明るく色鮮やかで、写真や映像だけでなく文字もくっきり読みやすい。生体認証は顔認証のほか、ディスプレイ内に指紋認証センサーを配置。物理ボタンを最小限に抑えて凹凸のない、すっきり美しい形状と背面のグラデーションカラーがデザインの特徴となっている。
ピボットライジングカメラ
インカメラと背面のフラッシュライトが必要なときに飛び出す、ピボットライジングカメラを採用。カメラをセルフィーに切り替えまたは、フラッシュをオンにすると約0.8秒でカメラ&フラッシュライトが飛び出す。開閉が静かで、意識せずごく自然に使えるように工夫されている。リフトアップの耐久性もしっかり検証済みで、OPPO独自の耐久テストでは20万回以上をクリアしている。
取材・文/太田百合子 撮影/篠田麦也 モデル/近常 直
「OPPO本社に訪問した際に感じたのは、平均年齢29.5歳と若い社員が多く、スタートアップ企業のような活気に満ちていたこと。持てるリソースのほぼすべてをスマートフォンに注力しているだけあり、開発にかける熱量の高さ、エキスパートとしての誇りや自信感じました。今やスマホはOEM、つまり他社任せでも作れますが、OPPOは100%自社工場製造にこだわっている。耐久テストなども自分たちの手と目で、1つ1つチェックしていたのが印象的でした」