PCライターが徹底検証！「HP OmniBook X 14」と「Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9」、Copilot＋ PCを買うならどっち？

Microsoftが今年6月に「Copilot＋ PC」を発売して以来、各社が相次いで新商品をリリースしている。そこで今回は、6社9モデルをPCライター陣がチェックした。3人の意見をもとに最適な一台を見つけてほしい。

【他機種の紹介はコチラ】

Microsoft『Surface Pro（第11世代）』、Microsoft『Surface Laptop（第7世代）13.8インチ』、Microsoft『Surface Laptop（第7世代）15インチ』

ASUS「Vivobook S 15 S5507QA」、Acer『Swift 14 AI』

DELL『New XPS 13』、DELL『New Inspiron 14 Plus』

最大26時間！頼もしいバッテリー性能

HP『HP OmniBook X 14 AI PC』

14インチの液晶ディスプレイを搭載しながら、最大26時間のバッテリー駆動時間を確保。筐体はプラスチックだが、純白のセラミックホワイトが美しい。独自AIアプリも搭載している。

固定スペックで実用性重視、バッテリー性能に注目

後藤　プロセッサーやメモリ、ストレージは固定なので、このスペックで十分だと思う人向けですね。（Officeのありなしは選べる）

ジャイアン　キーボードの打鍵感などは良好ですが、英語配列のみなのが注意点です。＠キーなど記号キーの日本語配列にこだわりがあるなら、避けた方が良いでしょう。また、電源ボタンがBackSpaceキーの上にあり、個人的には押し間違えやすいと感じます。

平澤　バッテリー駆動時間は最大26時間と十分で、薄型ながらUSB Type-A端子を備えるなど、実用的な工夫が見られます。

【独自AIアプリ】学習して成長するAIアプリ「HP AI Companion」

調べ物や記事の要約をする「質問」、レポートの下書き作成に便利な「分析」などを含むAIアプリ。

キーボード・タッチパッドの使いやすさ

キーピッチや打鍵感は十分。英語キーボードのみで日本語キーボードは用意されていない。タッチパッドは80×125mm。

携帯性

14インチディスプレイとしては標準的なサイズと重量。厚さは最薄部で14.3mm、最厚部で14.4mm。

インターフェース

左側面に2基のUSB Type-C（4と3.1を1基ずつ）。給電はこの端子で行う。

右側面にはUSB Type-A（USB 3.1）とイヤホンジャックを備える。