DIME MAGAZINE
多くの女子高生にとって、恋愛とファッションは最大級の関心事。では、イマドキのJKたちはどんなファッションブランドを好み、また、どのようにして最新のファッショントレンドを知り得ているのだろうか？
そこで今回、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の15～18歳の女子高生1048名を対象とした、「ファッション事情」に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
買いたくなるのは「SNSで好みのアイテムを見つけたとき」や、「親と一緒に出かけたとき」が多い
どこで好みのアイテムを見つけたときに買いたくなるか調査したところ、1位は「SNS (Twitter/Instagramなど)」という結果になった。2位は「店頭」、3位に「友だちの服装・ファッション」という回答が続く。
2位以降の結果を見ると、「店頭」や「友だち」、「街なかの人」といったリアルなファッションを見て、アイテムが欲しくなると女子高生も多いようだ。
一方で「インフルエンサーの発信」や「店員さんの服装・ファッション」からの影響を受けている人は1割程度にとどまった。
さらに、どんな場面やタイミングで買いたくなるか調査したところ、1位は「親など洋服を買ってくれる人と出かけたとき」という結果だった。2位は「季節が変わるとき/衣替えのとき」、3位は「イベント・お出かけの前」で、必要に迫られたときに買いたくなるということがわかった。4位には「好きな人と会うとき・会う前」がランクインした。
アイテムを手に取れるリアル店舗での購入を好む傾向
ふだんのファッションアイテムをどこでよく買っているかについては、ららぽーとやイオンモールなど比較的気軽に行ける「ショッピングモール」と答えた人が最も多く、75%の女子高生が回答している。2位は「街なかにある路面店・ショップ」、3位は「ファッションビル」、4位は「アウトレットモール」と、上位1～4位までリアル店舗がランクインした。
オンライン購入では5位に「ブランド・メーカーの公式オンラインショップ」、6位に「ZOZOTOWN」がランクインしているが、いずれも2割未満という結果だった。
プチプラだけど流行をおさえたブランドを好む
ふだんよく買うファッションブランドを調査したところ、全体的に、トレンド感のあるファッションアイテムをお手頃価格で楽しめる、プチプラブランドやカジュアルブランドが人気だった。
特に1位の「GU」、2位の「UNIQLO」は半数以上の女子高生から熱い支持を得ている。3位の「しまむら」と4位の「Honeys（ハニーズ）」は、プチプラであるものの流行をいち早く取り入れた商品展開が人気のブランドだ。
5位には原宿のストリート系ブランド「WEGO（ウィゴー）」がランクイン。6位は神戸系エレガンス＆カジュアルファッションのブランド「INGNI（イング）」、7位にはスウェーデンのファストファッションブランド「H&M（エイチアンドエム）」、8位にはナチュラルガーリッシュがテーマの「earth music&ecology（アースミュージック&エコロジー）」がランクイン。
さらに、9位にはスポーツブランド「adidas（アディダス）」も入り、10位にはしまむらグループの「Avail（アベイル）」という結果になった。
ふだんはプチプラ、でも高級ブランドも憧れ
大人になったら身に着けてみたい高級ブランドに関しては、6割以上が、何らか憧れの高級ブランドがあることがわかった。
身に着けてみたい高級ブランド1位は「CHANEL（シャネル）」、2位は僅差で「Dior（ディオール）」で、それぞれ約4割が回答している。
3位にはイタリアブランドの「GUCCI（グッチ）」、4位はアメリカブランドの「COACH（コーチ）」、5位は同じく「Tiffany & Co(ティファニー)」がランクイン。
以降は、6位「Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）」、7位「Yves Saint Laurent (イブ・サンローラン）」、8位「Hermes（エルメス）」、9位「Burberry(バーバリー)」、10位「miumiu（ミュウミュウ）」という結果だった。
＜調査概要＞
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象：日本全国の15～18歳の女子高生
実施時期：2020年8月14日～16日
有効回収数：1048サンプル
出典元：LINEリサーチ（LINE株式会社）
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
構成／こじへい
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