9月1日からマイナポイントの還元がスタートした。
マイナポイントとは、マイナンバーカードを持つ人がキャッシュレス決済をすると、1人5000円を上限として、買い物額の25%を還元してくれる国の事業。
マイナンバーカード、キャッシュレス決済の普及、さらには、消費税10%増税に伴う消費の落ち込み対策を目的として開始された制度だが、実際のところ、どれくらいの人が認知し、また、申し込みを完了させているのだろうか?
そこで今回、カラダノートママびよりメルマガユーザー129名を対象として「ママのマイナポイントに関する意識調査」が実施されたので、その結果を紹介していきたい。
■マイナポイント認知度は約8割、2割が申し込みを完了
マイナポイントの認知度は約8割、年代ごとにみると30代と 40代が約8割、20代は6割強と 10%以上認知度が低かった。申し込み状況は、約2割が申し込み、約5割が申し込む予定と回答した。マイナポ
イント申し込み時に登録するキャッシュレスの問いに対し、「WAON」「paypay」「d払い」が上位を占めた。
■マイナンバーカードの申請率は約5割、最も多い申請しない理由に「手続きの手間」
マイナンバーカードの申請状況を問うと、申請者と未申請者がそれぞれ約5割、申請していない理由を問うと「手続きに手間を感じる(69%)」が最も多く、「カード自体にメリットを感じない(39.4%)」、「情報漏洩への警戒感がある(31%)」と続いた。
一方、マイナンバーカードが役立った経験を問うと、「役所に⾏かなくてもコンビニで住⺠票などを発⾏できる」、「Webで完了できる児童⼿当などの申し込みが便利だった」といった利便性が挙げられた。
■約7割が⼦どものマイナンバーカードを申請せず
⼦どものマイナンバーカードの申請状況を問うと、約7割が申請していないと回答。申請しない理由には、「⾃分がマイナンバーカードを持っていない(46%)」「育児の合間に申請する余裕がない(39.1%)」、約2割が「今後も申請はしない(18.4%)」と答えた。
少数であるが、親⾃⾝のマイナンバーカードを申請したが、⼦どものカードは申請しない理由に、「顔写真が⼦供のままだと、将来更新するのに⼤変なため」「まだ⼩さいのでちゃんとした写真が撮れないため、まだ申請を考えていない」といった申請時に必要な顔写真が理由に挙げられた。
<アンケート調査概要>
調査概要︓ママからみるマイナポイント
調査期間︓2020年9月7日〜2020年9月11日
調査対象︓「ママびより」メルマガ登録者
回答⼈数︓129人
調査⽅法︓インターネット調査
出典元:株式会社カラダノート
https://corp.karadanote.jp/
構成/こじへい