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ミクロの世界を手軽に楽しめる!簡単に使えるスマホ顕微鏡おすすめ4選

2020.10.10PR

人間の目では見にくい微小な世界をのぞいてみたいと思ったことはないだろうか?昔なら顕微鏡セットを買い求めてから、対象を挟んだプレパラートをステージにセットして……と、とにかく準備が大変だった。今ならスマホに市販のグッズを取り付けるだけで、カンタンにミクロの世界を堪能できる。身の回りのモノをのぞいてみたり、子供との学習に使ったり、楽しみ方は多様だ。今回は、スマホを使ったお手軽顕微鏡の世界を紹介しよう。

カンタンに使えるスマホ顕微鏡(モバイル顕微鏡)とは?

昔は、顕微鏡で見えるものを写真に撮ることは、誰にも簡単とはいえなかった。接眼レンズ(拡大された対象をのぞく部分)に特別なアダプターを使用してカメラを取り付け、ブレないように遠隔操作用スイッチを使ってシャッターを切る必要があった。だが明るいレンズを装備し、シャッタースピードも速いスマホが登場した現代では、もうそのようなことは必要ない。

実際のところ、世界の研究者の中には接眼レンズにスマホのレンズを押しつけて、簡易的に写真を撮っている人もいる。そのためのスマホ用アダプターも多く販売されており、4Kなど特別に精細な画像を求められない限りはこれで十分な場合も多い。

そして顕微鏡を持っていない一般の人たちに向けては、手軽にスマホを顕微鏡に変えてしまうグッズが多く販売されている。このようなグッズを取り付けて顕微鏡となったスマホは、スマホ顕微鏡(もしくはモバイル顕微鏡)などと呼ばれている。

スマホ顕微鏡は「スマホを顕微鏡に変えるレンズ」に「ステージに置くタイプ」大別

様々なメーカーからスマホを顕微鏡に変えるグッズは販売されているが、タイプは大きく2つに分かれる。スマホのレンズに拡大レンズを取り付けるタイプと、スマホを顕微鏡のようなステージ(プレパラートを固定する顕微鏡の台部分)に置くタイプだ。

選び方としては、自身のスマホカメラとレンズのサイズが合うか、倍率、照明の有無、ピント調節機構の有無、光軸の合わせやすさなどに着目して選ぼう。

なお、倍率については各社基準にばらつきがあるため、例えば同じ「1000倍」で同じ対象を観察しても、見え方に違いがある場合もあり得る。倍率で商品を比較する時は、そのことを念頭に置いておくと良いだろう。

スマホ顕微鏡アダプターってスマホ顕微鏡とは別物?

インターネットで「スマホ顕微鏡アダプター」と検索すると、従来の顕微鏡の接眼レンズにスマホを取り付けるアダプターがヒットする。これはもちろんスマホ顕微鏡とは別物。従来の顕微鏡を持っていて、スマホで拡大画像を撮影したい人が使うものだ。

スマホ顕微鏡で微生物や細菌は見られる?

微生物や細菌の大きさは様々なので、全ての微生物や細菌が見られるとはいえない。しかし、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌ならば、倍率1000倍のスマホ顕微鏡で見られる可能性がある。ただしグラム染色法などを用いて、対象物の染色を行う。

スマホ顕微鏡のおすすめ商品

続いて、スマホを顕微鏡に変えるおすすめグッズを紹介する。

倍率400倍! スマホを顕微鏡に変えるレンズ

サイエンス玩具研究所の「iミクロン」は、スマホのレンズにクリップで取り付けるタイプ。

わずか4gと軽量で、iPhone XまでのiPhoneシリーズやカメラからライトの端までが0.9~1.7cm以内のスマートフォンやタブレットに対応。最大倍率は400倍だ。

【参考】サイエンス玩具研究所 公式サイト製品詳細ページ

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1000倍以上に対応するスマホ顕微鏡

CY&Kが販売する「TINYSCOPE」は、最大倍率1178倍を実現した商品だ。

倍率の調整は20倍から1178倍まで可能、重さは5gで実に携帯性がいい。iPhoneやAndroidのほとんどのモデルに対応しているので、高倍率のスマホ顕微鏡が欲しい人におすすめだ。

【参考】CY&K公式サイト製品詳細ページ

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スマホ顕微鏡の世界では知る人ぞ知る「Mobile Microscope Laboratory(旧:リスコ)」

モバイル顕微鏡に関わる様々なパーツを開発・販売している「Mobile Microscope Laboratory(モバイル顕微鏡ラボラトリ)」。合同会社科学コミュニケーション研究所が運営しているオンラインショップで、かつてはLisCo(リスコ)という名で知られていた。同社はスマホ用だけでなくタブレット用のパーツも販売しているので、総称してモバイル顕微鏡と呼んでいる。

同社の開発するモバイル顕微鏡用パーツはとても高品質だが、決して高価なものばかりではない。「虫入り琥珀観察キット」など、サンプル付きで手軽に買えるものもあるので一度購入してみてはどうだろうか。

【参考】Mobile Microscope Laboratory

2タイプの顕微鏡がセットに! スマホアダプター付きハンディ顕微鏡

レイメイ藤井の「ハンディ顕微鏡DX RXT300」は、下から光を当てて透過した観察物を観察する
「透過型顕微鏡」と、上から光を当てて観察物の表面を観察する「落射型顕微鏡」が1つになっている。

本体のみでも使用できるが、付属のスマホアダプターを使うことで、観察物の撮影も可能。スマホの機種にもよるが、カメラのズーム機能と組み合わせれば1200倍以上で対象を観察できる。

【参考】レイメイ藤井 公式サイト製品詳細ページ

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雑誌の付録にも登場!

話題を集めた雑誌「DIME」の特別付録「90倍スマホ顕微鏡」

雑誌「DIME」9・10月号の特別付録が話題になった。スマホを使って、肉眼で見えないものがはっきりと見える……そんな魔法のようなアイテム「90倍スマホ顕微鏡」がもれなく付いてくる。この「90倍スマホ顕微鏡」はピント調整機能付きで、LEDとUV-LEDの2種類のライトを搭載。雑誌の付録とは思えないクオリティーで、スマホにセットすると肉眼では見えないものが細部までくっきり確認できるというスグレモノ。昆虫や植物の生体観察から、部品や各種パーツのチェック、印刷物や生地の確認、さらには肌や頭皮の状態チェックまで、使い方はいろいろ。子どもの夏休みの自由研究にも大活躍のアイテムだ。

 

スマホ顕微鏡の自作は可能?

実はスマホ顕微鏡は、簡単に自作できる。光ファイバーへの集光などに使われる「ボールレンズ」をスマホのフロントカメラのレンズに貼り付けるだけだ。

両面テープをアダプター代わりに使う自作スマホ顕微鏡

ボールレンズの固定は、両面テープをスマホのレンズ周辺に貼り、アダプター代わりに使うといい。両面テープをレンズ周辺に貼ったら、あとはボールレンズを置いてスマホ顕微鏡が完成する。

スマホのカメラの進歩は、解像度だけでなくレンズにもおよんでいる。昔より大きく、そして明るくなったレンズは、顕微鏡に使うにはもってこいだ。もう大きくて重い従来の顕微鏡を持ち歩く必要はない。スマホ顕微鏡を持って、身軽に自然観察へと出かけよう。

※データは2020年9月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット

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