長年「ビールはちょっと苦手」で過ごしてきたのですが、昨今のクラフトビールやエールビールの普及で「ビールって苦くないのもあるんだ!」とやや開眼。そんなレベルの筆者から見ても、ビールのラインナップの幅広さに興味津々。
最近は季節限定のビールもたくさん出ているのも気になっているのですが、正直いってまだその美味しさの差がわかる域には達していません。そのタイミングで入ってきたのが、「サントリーのプレモル秋<香る>エールが、数量限定ということもあって、秋味なのに秋本番に完売しちゃうかも」との噂。
そんな美味しいの? でも、そもそも差がよくわかりません! そこで、ビールは冷蔵庫に常備しているビーラーである友人の島さんにお付き合いいただき、プレモル4種類を飲み比べてみました。
続けて飲むと違いがわかる! 4つのビールの個性に酔う
今回飲み比べたのは、1「ザ・プレミアム・モルツ」 2「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」 「3「ザ・プレミアム・モルツ秋〈香る〉エール」 4 「ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンドの恵み」。3と4が今秋の限定商品です。
左から1「ザ・プレミアム・モルツ」 2「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」 「3「ザ・プレミアム・モルツ秋〈香る〉エール」 4 「ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンドの恵み」。写真を並べて気づいたのですが、モルツとエール同士で撮ればよかった…。
そもそも、「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」とは、「 日本人の嗜好に合う“フルーティな味わいと爽やかな香り”が特長の“プレミアムエールビール”」。2019年の販売数量は前年比112%と、 発売から4年連続で大きな右肩あがりで成長しているビールです。その秋限定品で“芳醇でフルーティ”な味わいをかろやかに楽しめる、 「ザ・プレミアム・モルツ 秋〈香る〉エール」は2019年秋の人気を受けての再登板。昨年と同様に数種類の濃色麦芽を一部使用し、独自開発の上面発酵酵母で発酵させることで、 芳醇でフルーティな味わいを実現。今年はさらに磨きをかけ、香り立ちが良く、 上質な苦みをもつ希少品種カリスタホップを一部使用しています。パッケージは、 鮮やかなオレンジ色を採用するとともに、 上部を明るくすることで、 秋の木漏れ日を表現しています。
もう一つの限定品「ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンドの恵み」は、欧州産ファインアロマホップを使い、天然水醸造するなど素材・品質にこだわった「ザ・プレミアム・モルツ」に使っている希少な“ダイヤモンド麦芽”。さらに“超希少”な素材“ダイヤモンドホップ”を一部使用。要するに、素材がそもそも多く手に入るものではなく、たくさん作れないので、限定なのです。
ちなみに島さんは、前日に帰った実家の冷蔵庫にも「「サントリーのプレモル秋<香る>エール」があったので、飲んできたそうです。
さて、島さんと一緒に飲み比べスタート! もちろん注ぐ際に使うのは、神泡サーバーです。
1「ザ・プレミアム・モルツ」
苦味と甘みのバランスがよく、グイっといける。
2「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」
ちょっとホップの香りがする。クリアな味。
3「ザ・プレミアム・モルツ秋〈香る〉エール」
色がまずちょっと違う。
エールっていいながら、オリジナルに比べると鼻に抜ける香りが違う。
香ばしくて甘みとコクがある感じ。
4 「ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンドの恵み」
オリジナルと同じ感じかなと思いきや、もっと爽やかで華やかな雰囲気。サラッとしているけど香りが良くて飲みやすくて何にでも合いそうです。
それぞれ日常的に飲んでいる人の説明を聞きながら飲むと、差がよーくわかります! 私も彼女と同じく、オレンジ色の缶の「ザ・プレミアム・モルツ秋〈香る〉エール」が一番好みでした。フルーティで飲みやすいですね。
気になる方はお早めに!
「ザ・プレミアム・モルツ」ホームページ
http://suntory.jp/PREMIUM/
取材・文/北本祐子