犬好きな人にありがちなこと
昔も今も、ペットの代名詞として認知されている犬。
そんな犬の飼い主には、ある程度の共通項があるんじゃないだろうか。
たとえば、性格的な部分で似通ったものがいくつか思い当たることも、なきにしもあらず。
「犬好きって、○○だよね」みたいに、すぐに想起できるようなポイント。これって結構私たちの間でも共通認識されているものがあるんじゃないだろうか。
今回は、タイトルにあるとおり、犬好きな人にありがちな性格面での特徴について、すぐに思いつくものをいくつか挙げていきたい。
犬好きには社交的なタイプが多い?
これは完全に他人が勝手に抱くタイプの印象面でのありがちな特徴なんだけど、犬好きな人って社交的というか、明るい性格の人が多いって思われている傾向が世間にはあると感じる。
犬との生活を楽しんでいる人は、性格が明るく、友達も多い。そんな印象を持っている人は多いんじゃないだろうか(実態はそうとも限らないかもしれないけど)。
逆に猫好きは「人嫌い、わがまま」とか、爬虫類好きは「陰気」みたいなネガティブな印象を持たれやすい。
実際の犬好きの人々が必ずしも社交的ってわけでもないけど、印象として社交的だと認知されている様子は、常々感じ入るところがある。
犬好きはアウトドアは好き?
これもある種、犬好きへの一方的なイメージの持ち込みかもしれないんだけど、犬好きってアウトドアも好きなタイプが結構いるんじゃないだろうか。
キャンプに愛犬を連れて行くという飼い主は筆者の身近にも割といる。
それにドッグランだって、あそこに遊びに行くという感覚が広い意味ではもうアウトドアみたいなものだし。
愛犬と外で思いっきり遊ぶ。そういう飼い主さんは実際多いし、犬好き=アウトドア派という見解は間違っているケースのほうが少ないように思える。
散歩だって立派な小規模のアウトドアだ。
犬好きは他人からの干渉にも柔軟な対応ができる?
散歩をしていると、愛犬を連れている飼い主さんとすれ違うことが多い。こういう場合、筆者は犬を見て「かわいいですね」と飼い主さんに話しかけることがある。
そうすると飼い主さんもにっこり笑って社交辞令程度の会話をしてくれることもしばしばで、そのような時間が筆者は嫌いではない。
犬も元々大好きだし。
ただ、こういうことって犬を連れていない限りはありえない会話。発生しない干渉である。犬好きの人というのは、愛犬を連れて毎日散歩をする。
その中でおそらく、筆者のような犬好きに話しかけられるうちに、他人からの愛犬を介した干渉に免疫ができるんじゃないだろうか。
知らない人から話しかけられると、普通はみんな警戒する。
だけど愛犬を連れていて、その愛犬について話しかけられたという経験は、飼い主さんたちにとってはしばしばあること。
そうしているうちに他人からの突然の干渉にもだいぶ余裕を持って応じることができるようになって、いつしか犬を介さなくてもそのような対応が板につく。
そんな人が多いように思える。
犬好きな人、犬を飼っている人って、やっぱり人馴れしてる部分が犬と暮らしていない人に比べても顕著だ。
おわりに
筆者はどちらかと言えば猫好きなんだけど、猫好きだからこそ見えてくる猫好きの特徴って、やっぱりあんまり協調性がなかったり、インドアなところにあると思う。
こういうタイプは周囲からもあまりフレンドリーに接してもらえない。
一方で犬好きは、愛犬とともに外出し、愛犬とともに周囲の人々と接する機会も多い。
すると周囲からの反応も猫好きよりもよろしいものになりがちで、明るく、快活な人物として認知されやすくなる。
そんな傾向が強いのが、犬好きの人々なんじゃないだろうか。
文/松本ミゾレ(PETomorrow編集部)
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