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音楽ストリーミングサービスを選ぶ時にチェックすべきポイントは?自分と相性の良いサービスを見つけるコツ

2020.09.24

スマートフォンの普及に伴い、音楽の聴き方にも変化が生じています。現在のトレンドはやはり定額制の音楽配信サービス。今回は音楽配信サービスの比較ポイントをはじめ、自分に合うサービスを見つけるコツを解説します。

ストリーミングとは何? 音楽配信サービスの種類と特徴

CMやWeb広告など、多くの場で見聞きすることが増えた「サブスク」という言葉。サブスクリプション方式の音楽配信サービスとは、毎月決められた料金を支払うことで好きな楽曲を自由に聴くことができる定額制のサービスです。

そして、サブスクの音楽配信で主流なのが「ストリーミング」という再生方式です。昨今では音楽配信サービスというと「ストリーミング再生のサービス」を意味することが多いです。

■ストリーミング再生……インターネット上に置かれた楽曲データにアクセスして音楽を再生する方式。ダウンロードと再生を同時に行うイメージで、スマホなどの端末のストレージ容量を使わずに音楽を聴くことが可能。ただし、インターネット環境がなければ音楽を聴けず、通信が不安定な場所では音が途切れることも。

■ダウンロード再生……端末に楽曲データをダウンロード・保存して音楽を再生。ダウンロードが完了するまで楽曲を聴くことはできない反面、一度端末にデータを保存すればインターネット環境がなくともオフラインで再生ができる。

なお、ストリーミングとダウンロードの両方に対応している音楽配信サービスも多いです。

「音楽ストリーミングサービス」と「サブスク」は何が違う?

サブスクリプションとストリーミングは混同されがちですが、サブスクがサービスの提供方法を指しているのに対し、ストリーミングは楽曲の再生方法を意味しています。

音楽ストリーミングサービスを利用する際はデータ量に注意!

ストリーミングサービスは、インターネット上の楽曲データを再生するという特性上、屋外で再生する場合はデータ通信を使います。Wi-Fi環境を利用するか、よく聴く楽曲は端末にダウンロード保存しておくなど、ダウンロードとうまく組み合わせると良いでしょう。

「ストリーミングランキング」がヒット曲の基準となる時代……音楽シーンにおけるストリーミングの立ち位置

かつて、ヒット曲の基準はCDやレコードの売り上げ枚数を中心に判断されていました。しかし、音楽配信サービスが定着した現在は「ストリーミングランキング」も同等に重要視されているといっても過言ではありません。

多くのミュージシャンが配信限定リリースの作品を発表したり、CDをリリースしていないアーティストがストリーミングランキングの上位にランクインして注目を集めるなど、いまや音楽シーンにとってストリーミングサービスは重要な存在です。

音楽ストリーミングサービスの比較ポイント

数多のサービスがある中で、どのような基準で自分に合うものを判断すれば良いでしょうか。「楽曲数」「そのサービスが力を入れているジャンル」「料金」「音質」「機能/使い勝手」などがポイントとして挙げられます。

音楽ストリーミングサービスの比較ポイント:楽曲数と邦楽・洋楽のバランス

そのサービスが自分に合うかどうかは、楽曲数だけでは判断できません。サービスによって、邦楽が多い、洋楽やインディーズアーティストの曲が充実している、アニメソングが多いなどの特徴があるので、そのサービスが力を入れているジャンルを吟味すると良いでしょう。

これだけは絶対に外せない!というアーティストがいる方は、そのアーティストの楽曲が配信されているかを基準に選ぶのもアリです。

音楽ストリーミングサービスの比較ポイント:やっぱり料金は大切! 学生は学割の有無も要確認

主な音楽ストリーミングサービスの月額料金は、ほぼ横並び。しかし、サービスによってはある条件を満たすと価格が安くなることも。また、学割や家族で使えるファミリープランを設けているなど、料金プランが充実しているサービスもあります。

音楽ストリーミングサービスの比較ポイント:音質

音質にこだわる方は、そのサービスの楽曲配信フォーマットも確認しましょう。プランによって高音質再生が可能なサービスもあります。

音楽ストリーミングサービスの比較ポイント:アプリやサービスの使いやすさ

サービスやアプリの使いやすさも重要なポイント。歌詞掲載の有無や、プレイリストが充実しているかどうかなどもチェックしましょう。

また、使い始めないとわかりにくい部分ではありますが、おすすめアーティストのチョイスが絶妙なものや、解説文がわかりやすいサービスも満足度が高くなる傾向があります。自分が今まで知らなかった幅広い音楽と出会えるのも、ストリーミングサービスの魅力だからです。

音楽ストリーミングサービス比較のコツは無料お試し期間を利用すること

有料プランでも、無料のお試し期間を設けていることがあります。気になるサービスのお試し期間は積極的に利用しましょう。

音楽ストリーミングサービスのおすすめを紹介!

続いて、おすすめの音楽ストリーミングサービスを紹介します。これまで触れてきた比較ポイントを考慮した上で、自分に合うサービスを見つける参考にしてください。

iPhoneユーザー以外でも便利に使える「Apple Music」

約6000万曲を広告なしで聴くことができるApple Music。洋楽・邦楽ともにバランスのよいラインナップで、iOSデバイスだけでなくAndroidでも利用可能です。パソコンでiTunesを利用している方はスマートフォンとライブラリを同期できて便利。また、歌詞の表示やダウンロード再生にも対応しています。

Apple厳選のプレイリストや、ユーザーの趣向に合わせておすすめ曲を表示する「For You」など、新しい音楽と出会える機能も充実しています。

月額980円の個人プランを基本に、月額480円の学生プランや家族6名までアクセスできるファミリープラン(月額1480円)があり、3か月間の無料トライアルもあります。

【参考】Apple Music

世界最大級の配信サービス「Spotify」

Spotifyは無料プラン/有料プランともに5000万曲以上が聴き放題。プレイリストの充実やアプリなどの操作のしやすさ、そして洋楽やインディーズアーティストなど“通”な音楽のラインナップも豊富な点がSpotifyの魅力であり、世界最大級の音楽配信サービスである理由でしょう。

無料プランは広告が入るなどの制限があります。有料のプレミアムプランは「Standard(月額980円)」、2つのアカウントで利用できるカップル向けの「Duo(月額1280円)」、同じ住所に住む家族を対象にした、最大6つのアカウントで使える「Family(月額1480円)」があり、3か月間は無料で利用可能です。また、認定されている学校の学生に向けた特別料金の「Student(月額480円)」があります。なお、オフライン再生も用意されています。

【参考】Spotify

アーティストの世界観に没入できる「LYRIC DIVE」など独自のサービスを展開する「AWA」

曲数は約7000万曲で、洋楽・邦楽ともにバランスが良いAWA。月20時間まで広告なしで音楽を楽しめる「FREE」プランがあり、無料ながら歌詞表示やプレイリストの作成・公開も可能。ただし、フル尺ではなく90秒のハイライト再生となります。有料の「STANDARD(月額980円/学生480円)」プランは、フル尺再生やオフライン再生が可能です。

AWAはユーザーが作ったプレイリストをチェックできることが特長です。自分と好みが近い音楽リスナーのおすすめ曲を聴いたり、自分が作ったプレイリストを公開することでイチオシの音楽を多くの人に広めることもできます。

また、楽曲に合わせて歌詞をリアルタイムに美しくアニメーションさせる「LYRIC DIVE」機能もおすすめ。音と歌詞を一体化させることで、アーティストの世界観に深く飛びこむ音楽体験が楽しめます。

【参考】AWA

BGM設定やLINEでのシェアが可能! カラオケ機能も使える「LINE MUSIC」

LINE MUSICの曲数は約6600万曲で、歌詞表示にも対応。プレイリストや楽曲をLINEの「友だち」にシェアしたり、プロフィールにBGMを設定できるなど、LINEアプリと連携した独自のサービスが特長です。

「フリー」プランも歌詞表示やBGM設定できますが、有料の「プレミアム」プランならオフライン再生や高画質ミュージックビデオ再生も楽しめます。

「プレミアム」プランを一般ユーザーなら月額980円、学生は月額480円で利用でき、月額1480円で6人まで利用できるファミリーコースも設定されています。なお、3か月間は無料で利用できます。

Android端末の方は月額500円(学生300円)で月20時間まで再生できる「ベーシック」プランもおすすめです。

また、2020年8月のリニューアルで、ユーザーの視聴傾向からプレイリストを提案する「今日のミックス」や、いつでもカラオケさながらの体験が楽しめる「カラオケ機能」が追加されました。
※Android版は2020年秋ごろ開始予定。

【参考】LINE MUSIC

プライム会員はお得に使える「Amazon Music」

Amazonが提供する音楽配信サービスは、数百のステーションや注目のプレイリストが楽しめる広告付きの無料プランのほか、「Prime Music」「Amazon Music Unlimited」「Amazon Music HD」があります。

「Amazon Music」の無料プランは、Amazonのアカウントがあれば利用できますが、広告があり、機能などに制限があります。有料プランなら広告表示がなく、フル尺再生やオフライン再生が可能です。

「Prime Music」はプライム会員の特典の一種のようなイメージで、Amazon Primeに登録している方は追加料金なしで使えます。ただし利用できる楽曲は約200万曲です。

「Amazon Music Unlimited」は6500万曲以上の音楽が聴き放題。基本は月額980円(プライム会員は780円)で、FAMILYプランは月額1480円で最大6名まで利用可能、学生向けのSTUDENTプランは月額480円です。

そして「Amazon Music HD」は、月額1980円(プライム会員は1480円)で2倍以上のビットレートの高音質ストリーミング配信が利用できます。

【参考】Amazon Music

音楽配信サービスとの相性は使ってみて初めてわかる面もありますが、比較ポイントをおさえることで候補を絞ることができます。無料期間も利用して、音楽を快適に聴くことができる環境を見つけてください。

※データは2020年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/bommiy

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