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冷蔵庫より便利!温度や湿度を管理しながら品質を保つワインセラーの選び方とおすすめモデル

2020.09.23

ワインを冷蔵庫で長期間保管すると、ほかの食品からニオイが移ったり温度が低く熟成できにくいなど、品質が安定しない時がある。そこでおすすめなのがワインセラーだ。今回は初心者向けにワインセラーの基本的な選び方を紹介しよう。

冷蔵庫より便利なワインセラーの選び方

ワインには適切な温度や湿度があり、保管方法はすぐ飲むか熟成させるかでも大きく違ってくる。まずは基本的な選び方を知っておこう。

6本くらいなら小型がいい? ワインセラーはボトルの収納本数を考えよう

ワインセラー選びでまず大切なのは、ワインボトルの収納本数だ。

■自分がどのくらいのペースでワインを飲むか
■購入する時に何本セットをよく選ぶか
■ワインセラーいっぱいに詰めずに隙間をある程度確保できるか

上記のような点を考えてみよう。もし常時6本程度収納したいのなら、なくなる前に次を注文することも考えて、収納本数が8~12本など多めに入るワインセラーがおすすめだ。

ワインセラーの温度管理はどうする? 冷却方式もチェックしよう

ワインセラーの冷却方式は大きく2種類に分かれる。1つは「ペルチェ式」で、本体価格が比較的お手頃なものが多い。ただし冷却パワーが比較的弱いので、外気温が高くなると冷えにくい時もある。

そして「コンプレッサー式」は冷やす能力が高く、ドアを開け閉めしても温度変化に素早く対応できる。消費電力も少ないので、本格的にワインを保管したいならコンプレッサー式がおすすめだ。

ワインセラーで重要なのは温度設定だけじゃない!

通常、冷蔵庫やワインクーラーの中は乾燥しやすいので、コルクが乾燥することで酸化が進みすぎて味が劣化することもある。熟成のために長期的に貯蔵したい場合やコレクションしたい時は、高い湿度が出るワインセラーがおすすめだ。

ワインの適切な保管・熟成に適した温度と湿度は?

ワインは一般的に温度12~15度、湿度60~80%での保管が良いといわれている。ただし、ワインの種類によって飲みごろの温度は異なるので注意しよう。

【関連記事】外気温の変化に応じて冷却・加温を自動制御する加温機能を装備したdeviceSTYLEのワインセラー

赤ワインと白ワインで適切な飲みごろ温度は変わる? それぞれにおすすめのワインセラーは?

白ワインは一般的に、甘口は4~6度、辛口は7度前後で飲むのが良いといわれている。ただし、温度が低い環境で長期間保管すると酒石ができてしまい、ワインの酸味や味わいを損なう原因となることも。保管に適した温度は12~15度だ。

赤ワインは大きく3種類に分かれ、軽口は10~12度、中口は13~16度、重口は16~18度で飲むとそれぞれの味を楽しめるといわれている。種類によって飲みごろの温度には差があるが、保管に関してはやはり12~15度程度がベターだ。

【参考】ワインの飲みごろについて(フォルスタージャパン)

熟成に向いているワインセラーは温度と湿度が大事

熟成を考えないなら冷却機能のみで十分だが、熟成を考えるなら加温機能付きのワインセラーがあるといい。気温の下がる冬でもワインの保管に適した温度に保てるだけでなく、湿度管理維持にもひと役買う。購入の際は、熟成させたいか、短期間冷やして保管するだけでいいのかを考えて選ぼう。

ワインセラーの温度が20度以上になると熟成しすぎる可能性も

ワインセラーの温度が20度以上になると、熟成の進行が早まってしまったり、成分分解が進み過ぎて味を損ねてしまうことがあるので注意しよう。

なおワインの“熟成”とは、歳月をかけた化学反応(成分分解)により酸味や渋みに変化が生まれ、味わいが増すこと。非常にゆっくりと酸化していくことを指す。

一家に一台!おすすめワインセラー

ワイン初心者か上級者かによって、おすすめのワインセラーは異なる。ここではそれぞれに合ったワインセラーと、ワイン以外も一緒に保管できるタイプなどを紹介しよう。

【初心者向け】アイリスオーヤマのワインセラー「PWC-251P-B」

アイリスオーヤマのワインセラー「PWC-251P-B」はアイリスプラザで、販売価格が9080円(税別/2020年8月下旬時点での価格)。ペルチェ式を採用しており、8~18度の間で温度設定が可能。

8本まで収納可能で、縦45×横25.2×奥行き50cmのコンパクトサイズ。ちょっと家飲み用に冷やしたい人や、ワインセラー初心者におすすめだ。

【参考】アイリスオーヤマ公式通販サイトアイリスプラザ

【上級者向け】フォルスタージャパンのワインセラー「ロングフレッシュ」

こちらはフォルスタージャパンが30周年記念に販売したもので、77本まで収納できる「ST-RV273G」。この製品をはじめ、日本製の「LongFresh(ロングフレッシュ)」シリーズはプロも愛用しているワインセラーだ。

温度設定は6~19度で、加湿循環方式で安定的に高い湿度でワインを貯蔵できる。夏場などの湿度が高くなりすぎた際に湿度を下げる調整も可能。サイズは縦151.3×横60.6×奥行58.9cmで、最下段にはワインボトルを立てて収納できる。赤以外にも白、黒のカラーバリエーションがある。

【参考】フォルスタージャパン公式サイト製品詳細ページ

フォルスタージャパン公式サイトLongFreshシリーズページ

加温機能付きで上下で別々に温度設定できるワインセラーもある

熟成させたいワインと飲みごろの温度で保管しておきたいワインとがある場合、上室と下室で温度設定を変えられるタイプがおすすめだ。

フォルスタージャパン「HomeCellar(ホームセラー)」シリーズの 「FJH-108GD」は、5~20度の間で上下別々に温度設定ができる。加温機能もあるので、気温が下がっても安定して適切な温度と湿度を保てる。カラーバリエーションは黒/赤/白。

【参考】フォルスタージャパン公式サイトHomeCellarシリーズページ

フォルスタージャパン公式サイト製品詳細・収納例ページ

日本酒保管にもおすすめのワインセラー「ZERO CLASS」シリーズ

ワインと一緒に日本酒も保管したい人におすすめなのが、さくら製作所のワインセラー「ZERO CLASS」シリーズ。

「SB38」と「SB51」は上段と下段で温度設定を変えられるので、ワインと日本酒を分けて保管できる。価格は「SB51」が12万円(税別)、「SB38」が8万5000円(税別)。

【参考】「SB51」(さくら製作所公式サイト)

「SB38」(さくら製作所公式サイト)

ワインセラーはビックカメラやイオンなどでも購入できる

実際に現物を見て確かめたい時は、ビッグカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、イオンなどに行ってみよう。取り扱いがない地域や店舗もあるので、事前に検討している商品がないか問い合わせるのがベストだ。

ワインセラーは使う目的で必要な大きさや機能が異なる。家飲みでいつもよりちょっと贅沢したい、本格的にワインを保管したいなど、ワインをどう楽しみたいかを考えてから購入しよう。

※データは2020年8月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット

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