これまでタブレット製品を購入したという人は、AmazonなどのECサイトや家電量販店での購入がほとんどだと思います。これらの製品は、Wi-Fiと接続して利用したり、格安で運用できる“MVNO”会社のSIMカードを挿入して利用しているのではないでしょうか。
そんなタブレットですが、実はNTTドコモから、専用の製品が発売されているのをご存じでしょうか。「dtab」と呼ばれるシリーズで、2020年8月末には最新モデルである「dtab d-41A」が発売を開始しています。
そんなドコモ専売タブレット「dtab d-41A」は、具体的にどのような製品なのでしょうか。また、そのほかの販路から購入したタブレットと何が違うのかを見ていきましょう。
スペックからみるdtab d-41A
まずは、dtab d-41Aのスペックを見ていきます。
約10.1インチディスプレイ、6500mAhの大容量バッテリー
dtab d-41Aのディスプレイは約10.1インチと、コンパクトなノートパソコンと同等程度の大画面となっています。動画視聴で迫力が出るのはもちろん、電子書籍などを閲覧する際も、文字がつぶれにくく、見やすいのではないでしょうか。
カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。どちらも使用環境や人を選ばないシンプルなデザインとなっています。
バッテリーは6500mAhと大容量で、「インテリジェントチャージ」という、電池への負担が少ない充電方式を採用しています。バッテリー自体が劣化しにくいので、長期間使用するのにも適しているでしょう。
RAM 4GB/ROM 64GBのメモリ性能、防水にも対応
メモリは4GB、ストレージは64GBと標準的な容量で、普段使いであれば問題ないスペックでしょう。ミドルレンジスマートフォンの標準的数値程度なので、あまり重くないゲームなどであれば問題なく動くと考えられます。
IPX5/8、IP6Xの防水・防塵性能を搭載しているのもポイントでしょう。大画面でレシピを確認しながら料理をする、といった使い方も考えられるので、しっかりと防水性能がついているのはうれしいですね。
ドコモのタブレットならではの特徴は?
ここまで、dtab d-41Aのスペックについて紹介してきました。ここからは、この製品がドコモ専用の端末であるための特徴を見ていきましょう。
dTVやdマガジンに対応
ドコモ独自のサービスであるdTVやdマガジンに対応している(別途申し込みが必要)のが、まず1つの特徴です。ドコモのコンテンツが多数プリインストールされており、大画面でより快適に楽しめるのは、ドコモのタブレットならではなのではないでしょうか。
dキッズで子供の知育にも役立つ!
dtab d-41Aのディスプレイは、リラックスビューというものになっています。これにより目に優しい設計となっているので、子供に預けるのも安心ですね。dキッズという国語や算数、英語などの知育アプリ(別途申し込みが必要)を楽しむのにも適しているでしょう。タブレットの使い方をある程度コントロールできる「あんしんフィルター」を事前に設定しておけば、ゲームをしすぎたり、悪質なサイトを誤って開いてしまう心配もあまりいらなくなります。
オフィスファイルを閲覧できるアプリが標準搭載
Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのファイルを閲覧できるアプリが標準搭載されているのもポイントです。外出先で、簡単に資料やメールの確認ができるので、ビジネスシーンでの活躍にも期待ができますね。
ドコモ回線接続でWi-Fiを探す必要なし!
ドコモが発売しているタブレットということもあり、購入の際には基本的にドコモ回線のSIMカードと契約をします。そのままSIMカードを挿入しておけば、外出先でもドコモ回線に接続するので、Wi-Fiを探したり、他社のSIMカードをわざわざ用意する必要もありません。
※データは2020年9上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦