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文字入力がもっと快適になるかも?意外と知らないiPhoneのキーボード設定を変更する方法

2020.09.23

iPhoneで文字入力、どうやっていますか? オンスクリーンキーボードでフリック入力が一般的だと思いますが、本当に快適に入力できているでしょうか。ちょっと設定を変えるだけで、今よりも大幅に入力しやすくなることがあります。また、長文を入力することが多いならBluetoothキーボードを接続するのも1つの方法です。iPhoneのキーボード設定で、見落としがちなポイントを挙げてみました。 

iPhoneに日本語を入力するキーボードを設定する

iPhoneで文字を入力するには、キーボードの設定が必要です。日本語を入力できるキーボードは、「かな」キーボードと「ローマ字」キーボードです。「かな」キーボードはテンキータイプのキーボードで、キーを連打して入力するケータイ入力か、キーを上下左右にフリックするフリック入力で文字を入力します。「ローマ字」キーボードは、PCのキーボード配列を採用したもので、「フルキーボード」とも呼ばれます。

かなキーボード

ローマ字キーボード(フルキーボード)

iPhoneのキーボードはフリック入力の設定がおすすめ

iPhoneで日本語を入力するなら、「かな」キーボードでフリック入力するのがおすすめです。1回のフリックでひらがな1文字を入力できるので、連打するケータイ入力やキーサイズの小さいフルキーボードより速く快適に文字を入力できます。

「かな」キーボードで英字も入力できますが、PCのフルキーボードでの文字入力に慣れているなら、英字の入力用に「英語」(日本)キーボードを追加しておいてもいいでしょう。キーボードは画面左下部にある地球の形をしたアイコンをタップすると切り替わります。

また、初期状態では「絵文字」キーボードも設定されていますが、iPhoneで絵文字は入力しないというのであれば、削除してしまってもかまいません。キーボードは「キーボード設定…」からいつでも追加・削除できます。

地球の形をしたアイコンを長押しすると「キーボード設定…」メニューがあり、「設定」アプリのキーボードページを直接表示できます。

「設定」アプリからは、「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加…」でキーボードを追加できます。「編集」で不要なキーボードを選んで削除できます。

iPhoneのキーボード設定で「フリックのみ」をオンにしよう

フリック入力で文字入力するなら、キーボードの設定で「フリックのみ」をオンにしましょう。ケータイ入力がオフになり、「ああ」や「はは」などもカーソルを移動させずに2タップで入力できます。

iPhoneのキーボード設定で数字のみ入力可能に

「フリックのみ」をオンにすると、キーボード上からトグル入力のキーがなくなり、「☆123」(数字入力)キーと「ABC」(英字入力)キー、「あいう」(かな入力)キーが同時に表示されるようになります。これらキーのワンタップで、数字、英字、かなのキーボードを切り替えることができるようになります。

また、初期状態では、数字キーも連打すると記号を入力できるようになっているのですが、「フリックのみ」に設定すると、連続して同じ数字を入力できるようになります。

iPhoneのフルキーボードで数字や記号を素早く入力する

iPhoneの文字入力でフルキーボードを使っている際、「iPhone 11 Pro」といった言葉やメールアドレスなど、英語と数字が混在している言葉を入力する場合、数字入力と英字入力ボタンをタップし、切り替えて入力するのが一般的な方法です。

ただ、数字1文字を入力するために、入力モードをタップで切り替えるのは面倒に感じます。そこで、入力モードを変えずに数字や記号を入力できる方法を紹介しましょう。

アルファベットのフルキーボードの状態で数字を入力する際に、左下の「123」キーに触れ、指を離さないまま入力したい数字まで滑らせます。指を離すと数字は入力されますが、キーボードはアルファベットのままです。

「123」キーをタップし、そのまま指を離さず入力したい数字まで指を滑らせます。

指を離すと数字は入力されますが、キーボードはアルファベットに戻っています。

同様に数字フルキーボードの場合は、「#+=」キーをタップし、そのまま指を滑らせて記号を入力することができます。

iPhoneのキーボードから絵文字を非表示にする

iPhoneのキーボードには絵文字のボタンがあり、絵文字をスムースに入力できます。ただ、他の切り替えボタンと間違ってタップしてしまうということもあるでしょう。絵文字をそれほど使わないなら、絵文字のキーボードを削除してしまうのも手です。

キーボードの削除は「キーボード設定…」から。「キーボード」ページを表示し、「編集」をタップすると赤い「-」ボタンが表示されるので、不要なキーボードのボタンをタップして「削除」を選択し、「完了」をタップします。

これでキーボード上から絵文字のキーはなくなります。なお、この状態で絵文字を入力したいときは「えもじ」と入力すると、変換候補から絵文字を選択できます。

iPhoneのキーボードでカーソル移動の矢印を表示できる?

iPhoneのキーボードには、Androidスマホのようなカーソルを移動させる矢印ボタンがありません。3D Touchに対応しているiPhone 6sシリーズからiPhone XSシリーズまでは、キーボードを強めに押すとキーボードがトラックパッドに変わってカーソルを移動させることができましたが、iPhone XRやiPhone 11シリーズでは3D Touchが搭載されなくなりました。

これらのモデルでは、キーボードの「空白」や「space」キーを長押しすると、キーボードがトラックパッドに変わります。

iPhoneのキーボード設定でスマート句読点をオフにする

iPhoneの文字入力には、入力をサポートする機能が搭載されているのですが、これのおかげで意図しない変換が自動でなされ、煩わしいことがあります。

「スマート句読点」がオンになっていると、ハイフンを連続入力するとダッシュになり、「””」(引用符)も「“”」に自動で変換されます。不要な場合は、キーボード設定でスマート句読点をオフにしましょう。

英語の「自動大文字入力」も、便利なようで、不要なときに先頭の文字が大文字になってしまってイライラすることがありますので、オフをおすすめします。

iPhoneのキーボードアプリもおすすめ

iPhoneの標準キーボードに物足りなさを感じているなら、サードパーティ製のキーボードアプリを使ってみてもいいでしょう。無料、有料、さまざまなキーボードアプリがApp Storeで配信されています。

iPhoneのキーボードのデザインを変更できる

標準キーボードのままではデザインを変えることができませんが、App Storeで配信されているキーボードアプリを使うと、キーボードの背景色を変えたり背景に写真を使ったりして、キーボードを飾ることも可能です。

iPhoneのキーボードアプリは安全性が心配?

サードパーティ製のキーボードは、クレジットカードやパスワードなどの重要な個人情報が抜き取られるかもしれないと不安を覚える人もいるでしょう。クラウド上のデータを使って変換候補を出すキーボードアプリもあるので、なおさらです。

ただ、App Storeで配信されているアプリは、Appleの厳しい審査をパスした上で配信されていますので、基本的に不安に思う必要はありません。また、iOSの場合、パスワードを入力する際は標準キーボードに切り替わるので、キーボードアプリがパスワードを読み取ることはできません。

iPhoneのおすすめキーボードアプリ

iPhoneのおすすめキーボードアプリを3つ紹介します。

「Simeji」は、キーボードの背景に好みの写真を設定できる「きせかえ」機能や、流行語やタレントの名前もすぐに変換できる「クラウド超変換」が人気のアプリです。多彩な着せ替えコンテンツ、最新の流行語を入力しやすいことから若い世代に特に人気です。

「flick」は、200万種類にもおよぶ絵文字や顔文字の豊富さが魅力。アップグレードすると使えるAIを使った変換機能も特徴で、少ない操作で入力できると評判です。テーマ機能を使って、写真や動画でキーボードをカスタマイズすることもできます。

Googleが提供する「Gboard」は、Google検索との連携が魅力。キーボード上部のGoogleのマークをタップするとGoogle検索が可能です。また、Google翻訳やGoogleマップ、YouTubeといったGoogleのサービスとも連携。もちろん、すべて無料で使えます。

iPhoneにBluetoothキーボードを接続

iPhoneで長文を入力するなら、外付けキーボードを持ち歩いてもいいでしょう。Bluetoothで接続するワイヤレスキーボードが扱いやすくおすすめです。

外付けキーボードは、キー構造、サイズ、形状の違いで本当にさまざまなものがあります。可能であれば試し打ちをして購入しましょう。端末を立てかけられるスタンドを装備しているものが、iPhoneをモニターのように使えて快適です。

iPhone対応のおすすめBluetoothキーボード

「Logicool Keys-to-Go Ultra Slim Keyboard with iPhone Stand」は、Apple限定のBluetoothキーボード。丈夫なFabricSkinで作られていて、液体をこぼしても大丈夫です。超薄型で持ち運びしやすく、タイピングも快適です。Appleの公式サイトで8880円で販売。

「サンワサプライ Bluetoothキーボード 400-SKB066」は、小型軽量でタッチパッド付き。最大3台の機器をBluetooth接続できるマルチペアリング機能に対応し、ワンタッチでホーム画面に戻れるボタンも搭載しています。直販サイト「サンワダイレクト」で4980円で販売。

「iclever Bluetoothキーボード 折りたたみ式 IC-BK11」は、二つ折りタイプのキーボード。アルミ合金を採用し、薄型、軽量、コンパクトなデザインで、簡単に持ち運ぶことができます。4500円前後で販売されています。

文/房野麻子

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