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ガラスボディのスマホ「Google Pixel 4」よりポリカーボネート素材のスマホ「Google Pixel 4a」のほうが優秀な理由

2020.09.15

2020年8月20日に発売開始となった「Google Pixel 4a」は、昨年10月発売の「Google Pixel 4」の廉価版という位置づけで、Pixel 4とほぼ変わらないカメラ性能を搭載しながら、4万2900円と、半額近い価格で購入可能ということもあり、大きな話題を呼んでいます。

そんなPixel 4a。Pixel 4から少なからず、価格を抑えるための変更点があります。Pixel 4から望遠レンズを取り除いたシングルレンズになったり、Pixel 4の「Motion Sense」という、ジェスチャーによる操作を実現するためのセンサーが非搭載だったりといった具合です。

そんな変更点のなかで注目したいのが、ボディの素材です。Pixel 4では背面にガラス素材が採用されていたのですが、Pixel 4aではポリカーボネートという素材が採用されています。基本的には、コストカットのための採用なのですが、筆者個人としてはこれがかえってPixel 4aをおすすめしたい理由の1つになっているのです。では、具体的になぜそうなのかを紹介していきましょう。

ポリカーボネートとは

まずは、Pixel 4aに採用されたポリカーボネートとは、どういった素材なのかを紹介していきましょう。

ポリカーボネートは軽量で衝撃に強い素材!

ポリカーボネートはプラスチック素材の一種です。プラスチックと聞くと、割れやすかったり、壊れやすいイメージもあるかもしれませんが、ポリカーボネートは一般的なプラスチックとは違い、かなりの耐衝撃性を持っているといわれています。

また、熱や電気にも強い素材とされています。電子レンジに入れても壊れない食器に使用されている場合もあるほどなんですよ。

もう1つの特徴は、ほかのプラスチック素材に比べて比較的軽量という点です。これについては、後ほどスマートフォンの重量を比較して紹介しましょう。

つまり、ポリカーボネートは「頑丈で軽量」な素材となっています。内部に様々な部品を組み込んでいるスマートフォンを守るのにぴったりだと思いませんか?

Pixel 4aとPixel 4のボディを見比べてみよう!

ここからが本題。実際に、Pixel 4aとPixel 4のボディを見比べてみましょう。

ポリカーボネートボディとガラスボディ

ここまで何度も紹介してきたように、Pixel 4aのボディにはポリカーボネートが採用されています。質感は少々マット感のある仕上がりで、プラスチック素材であるため、近年のガラスボディのスマートフォンと比べるとややチープな印象を受けるのは否めません。ここは、価格通りといったところでしょうか。

一方のPixel 4にはガラスボディが採用されています。ガラスボディを採用したスマートフォンは、ツルツルとした光沢のあるボディのイメージが強いですが、Pixel 4の場合はあまり光沢感はありません。ガラス特有の滑りやすさはあるので、使用にはカバーの装着がおすすめです。

頑丈さに関しては、Pixel 4aのほうが優秀でしょう。さすがにハンマーで叩くなどのテストは行っていませんが、ガラスボディは落下した際に背面にひびが入ってしまうこともしばしば。その点、ポリカーボネートボディであればそのような心配はほぼ必要ありません。また、熱や寒さに強いのも大きな特徴です。特に夏場は、気温のせいでスマートフォンを屋外で使用していると、本体が熱くなってしまうといった経験はないでしょうか。そのような環境下でも、変形や変色の心配が少ないのもポイントですね。

見た目の高級感に関しては、さすがにガラスボディを採用したPixel 4のほうが秀でているように感じます。しかし、Pixel純正のカバーを装着すると、背面のデザインは見えなくなるので、ここはあまり重要なポイントではないように思います。背面左上に付いているカメラの出っ張りや、ガラスボディの滑りやすさを考えると、カバーなしでの運用はあまり考えられませんからね。

余談ですが、Pixelシリーズの純正ケース「ファブリックケース」は、ケースの70%以上にリサイクル素材を使用した環境にやさしいもので、洗濯機でも洗えます。マイクロファイバー製の素材の触り心地も良いので、Pixel 4aを購入するのであれば、併せて純正カバーの購入もおすすめしたいです。Pixel 4a本体は「Just Black」のみですが、カバーには「Blue Confetti」「Static Gray」「Basically Black」の3色がラインナップされているので、好みの色が選択できるのもポイントですね。

【参照】Google Pixel 4a ケース

圧倒的に軽いPixel 4a

質量の差は一目瞭然です。もちろん、本体サイズに若干の違いはありますが、Pixel 4が162gなのに対し、Pixel 4aは143gと、約20gも違いがあります。「たった20g」と感じる人もいるかもしれませんが、長い時間片手に持って利用するスマートフォンにとって、この20gはかなり違う印象です。もともと5.8インチとコンパクトなPixel 4aですから、軽量になるならそれに越したことはないですよね。

軽量で頑丈なPixel 4aは4万2900円で購入可能

今回、Pixel 4aのボディについて詳しく紹介してきました。冒頭でも触れた通り、Pixel 4aは4万2900円で購入可能と、かなりお手頃価格となっています。純正のカバーを同時に購入しても5万円以内でそろうので、機種変更を検討している人はぜひ参考にしてください。購入は、Google Storeか、ソフトバンクからとなります。

【参照】ソフトバンク Pixel 4a
【参照】Google Store Pixel 4a

取材・文/佐藤 文彦

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