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コロナ禍で性生活に変化あり?「月20~29回」が倍増する一方で「月0回」も増加

2020.09.07

「外出時にマスク着用」「密を避ける」「手洗いうがいの徹底」など、コロナ禍によって、私たちの生活様式は変わった。では、“性”生活の様式にはどんな変化が生じているのだろうか?

そこで今回、株式会社TENGAによる、20代~50代の男女計960名を対象にした「コロナと性」についての意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

4人に1人が「性生活に変化」

コロナウイルスの感染拡大および緊急事態宣言を機に、多くの人が「性生活(SEXやマスターベーションなど)」における何らかの変化を経験している。とくに全国的に緊急事態宣言が出ていた4月中旬~5月末にかけて変化を感じた人が最も多く、およそ4人に1人(24.1%)が「何らかの変化があった」と答えた。

大多数がSEX回数は感染拡大とともに減少傾向

SEX回数については、平時は「月1回~9回」がボリュームゾーン(51.2%と過半数を占める)だが、この層では感染拡大とともにSEX回数が多くなったり少なくなったり、両極端に分かれる傾向が見られた。「月20~29回」と答えた人が倍になり、「月0回」と答えた人が増えている。

なお、テレワーク層と非テレワーク層のSEXおよびマスターベーション回数も比較したが、変化の仕方に大きな差異は見られなかった。

マスターベーションを普段しない人が外出自粛下ではするように

マスターベーションを普段しない層は、平時35.0%→2月中旬以降30.8%と、4.2pt減少。一方で「月1~2回」の層は、平時13.0%→2月中旬以降20.6%と、7.6pt増加した。この変化がとくに顕著に見られたのは、「独身・1人暮らし」および「既婚・子あり」の層だった。

感染拡大とともに、性欲は減少傾向に

「性欲の強さ」を10点満点で自己採点していただいたところ、平時と比べて全体的にやや低下しているが、男性の「7都府県・独身・1人暮らし」層のみ、平時と比べてわずかに上昇している。

コロナ流行以降(2月中旬以降)における性欲の低下傾向は男女問わず見られるが、とくに顕著なのが女性の「7都府県・既婚・子あり」層で、平時に比べ最大0.8ptの性欲減が見られた。

※最初に緊急事態宣言が出された東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡のいずれかに、4月7日の発令時に住んでいた人を「7都府県在住者」とした。

性生活満足度も低下傾向

「性生活満足度」を10点満点で自己採点してもらったところ、平時と比べてすべての層で低下している。とくに女性の「7都府県・既婚・子あり」層の減少幅が大きく、平時に比べ最大0.6ptの減少が見られた。
ちなみに、女性の中でも「その他エリア・独身・同居人あり」の層は平時から満足度が高めであり、コロナ流行以降でも比較的高めの数値をキープしている。

「性生活の変化」で多かったのは「セックスレス改善」「オンラインSEX」「衛生観念でパートナーと喧嘩」等

ちなみに、冒頭でもご紹介した「4人に1人が経験した性生活の変化」だが、変化の内容として多かったものは次のとおりだ。

■「性生活の変化」で多かったもの〜SEX関連〜

・SEX関連の変化として多かったのは、「オンライン・通話によるSEXを行った」「パートナーと衛生観念が合わず喧嘩した」「セックスレスになった/セックスレスが改善した」というもの。

・「オンライン・通話によるSEX」を行った人は、事態の初期(2月中旬~3月中旬)がとくに多く、全体の3.0%(男性4.2%/女性1.9%)となった。ただしこの期間がピークで、その後は徐々に減っている。

・「パートナーと衛生観念が合わず喧嘩した」という人も2月中旬~3月中旬にかけての時期が最も多く、全体の3.2%(男性3.1%/女性3.3%)。だがその後ゆるやかに減少し、6月以降には2.0%(男性1.7%/女性2.3%)になっている。

・「セックスレスになった」という人は、4月中旬~5月末にかけてがピークで、5.1%(男性5.2%/女性5.0%)。その後はゆるやかに減少の兆しが見える。

・逆に「セックスレスが改善した」という人は、2月中旬~3月中旬の時点で1.8%(男性2.1%/女性1.5%)。セックスレス改善組はその後も徐々に増え続け、緊急事態宣言解除後の6月以降は2.6%(男性2.3%/女性2.9%)となっている。

■「性生活の変化」で多かったもの〜マスターベーション関連〜

マスターベーションにおける変化としては、「行う時間帯が変わった」という人が最も多く、3月中旬~4月中旬がピークで6.6%(男性8.8%/女性4.4%)。また「1回の時間が長くなった」という人は4月中旬~5月末が最も多く、4.6%(男性6.7%/女性2.5%)で、その後は減りつつある。

<「新型コロナウイルスと性生活に関する調査」 調査概要>

調査元:株式会社TENGA
対象:計960名

実施日:2020年7月22日(木)~27日(月

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がある。

※TENGA調べ『新型コロナウイルスと性生活に関する調査』

出典元:株式会社TENGA

構成/こじへい

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