好きな人は専門店に足繁く通うほどこよなく愛し、一方で、嫌いな人は料理にちょっと入っているだけで拒否反応を示すパクチー。
そんな好き嫌いのハッキリわかれる食材・パクチーについてこのほど、LINEリサーチにより、日本全国の15~59歳の男女5252名を対象にした「好きか嫌いか」を問う意識調査が行われた。果たして、パクチーは好きな人と嫌いな人、どちらが多いのだろうか――
パクチー好きは全体で2割程度。食べたことがない人も多い結果に
パクチーは好きかどうかについては、「好き」と回答したのは全体の2割程度だった。一方で「嫌い」と回答した人は4割弱と、「好き」を上回る結果になった。
男女別で見ると、「好き」の割合にほぼ差はないものの、「嫌い」の割合は女性の方がやや高い結果が出ている。また「パクチーを食べたことがない」割合も女性の方がやや高く、食べたことがないという人も一定の割合でいるということがわかった。
また、グラフにはないが、年代別で見ると若い年代ほど「パクチーを食べたことがない」割合が高く、10代では約40%、20代では約25%が食べたことがないと回答している。 全年代を通して「嫌い」と回答した人の割合は約3割~4割と一定数いるため、年齢に限らずパクチーは好き嫌いがはっきりと分かれるようだ。
【年代別】好きなパクチー料理ランキング
パクチー料理やパクチーが入っている料理で好きなものについて調査したところ、総合1位は「生春巻き」、2位は「フォー」、3位は「トムヤムクン」、「ガパオライス」という結果となった。
いずれも4割以上の回答があり、上位4つの料理の人気が特に高いことがわかった。
その他、ゆでた鶏肉とご飯をパクチーと合わせて食べる「カオマンガイ」、春雨サラダにパクチーが添えられた「ヤムウンセン」といった料理も10位以内にランクイン。パクチーそのものを楽しめる「パクチーサラダ」は10位という結果だった。
年代別に見ると、10代は、他の年代に比べると好きなパクチー料理の割合は低いものの、「フォー」や「生春巻き」といった比較的辛さや刺激が少ない料理が上位となった。
20代は「ガパオライス」が2位にランクイン。30代は好きなパクチー料理の割合が全体的に高く、他の年代にはランクインしていない「トムヤムクンラーメン」といったメニューもランクイン。
40代、50代は「生春巻き」が1位、他の年代に比べ「トムヤムクン」が上位に入った。また、30代を除く全年代で「グリーンカレー」がランクインしている。特に40代、50代では約4割弱の人に支持されており、人気メニューの一つとなっていることがわかる。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年7月16日~17日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
出典元:LINE リサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
構成/こじへい