西日本はひざ下派?首都圏は断然ひざ上派
「女子高生の制服のスカート丈は短いもの」という印象がある人は多いだろう。しかし、地域によってさまざまな違いがある。
LINEリサーチが高校1年生~3年生の女性を対象に、制服スカート丈に関する調査を実施したところ、「ひざ上派」は神奈川、東京では75%以上が占めている。千葉県、岡山県、島根県も半数以上がひざ上派という結果だった。
同じ関東地方でも茨城はスカート丈の短さがやや控えめな印象で「ひざの真ん中あたり」という回答が多かった。
「ひざ下派」には西日本の各地が多数。中でも九州では長崎、佐賀などで「ひざ下派」が7割前後もいるという結果に。和歌山、大阪、兵庫などの関西圏でも半数以上が「ひざ下派」だと回答している。
愛知や京都、熊本などは、制服のスカート丈で「短め」を好む人も一定数いるし「長め」を好む人も結構いるという「いろいろ派」となった。
通っている学校の校則や私立か公立かなど、それぞれの環境によってもスカート丈の長さが異なるのかもしれない。
制服に合わせる靴下は、全国的にクルー丈が人気
制服に合わせる靴下のスタイルについても聞いてみた。
全国的に定番だったのは「クルー丈」。スカート丈が長くても短くても、さまざまな長さのスカートに合わせやすいのが特徴だ。「ハイソックス」は北海道・山梨県では大人気。ほとんどのJKがハイソックス、といってもいいくらいだ。
エリア別JKの制服スタイルはこんな感じ
今回アンケートで聞いた、「制服のスカート丈」「制服に合わせる靴下の種類」「靴下の色」の結果をまとめると、以下のような傾向になった。
スカートや靴下の組み合わせは、地域によって違いがある。
「大人っぽいのが憧れ」「カワイイのが好き」そんなとらえ方の違いによって、好むスカート丈に差が出ているのかもしれない。
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:高校1年生~3年生 女性
実施時期:2020年3月17日~20日
有効回収数:2131サンプル
※都道府県構成比を市場にあわせてウェイトバック
構成/ino.