小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

2024年に山形県を走る「E8系」ミニ新幹線の鼻がちょっと短いワケ

2020.08.28

E8系新幹線

E8系新幹線

 JR東日本の山形新幹線に新型車両「E8系」が導入される。新幹線といえば日本が世界に誇る高速鉄道の華。JR東海が今月から導入した「N700S」も注目を集めているし、ビジネスパーソンを支える最強ビジネスツールとして欠かせない存在だ。

 2024年デビューが予定される「E8系」だが、活躍の場は東京駅から福島駅を経て山形駅・新庄駅を結ぶ山形新幹線。福島〜新庄間は在来線を活用した、いわゆるミニ新幹線であり、「E8系」は同区間を走行可能な新型車両だ。

 この山形区間は急峻な坂もあればカーブも多い難所としても知られているが、東京〜福島間ではスピードアップも望まれる。例えば、従来型より伸びたノーズ形状は走行性能の向上に寄与するが、車両規格上の限界があるし、座席数の減少も抑えなければならない。「E8」系はこうしたいくつもの課題に取り組んだ意欲作となっている。

 さらに、JR東日本のミニ新幹線の例に倣って、車両内外でも山形らしさを表現する工夫が凝らされている。高性能化によりビジネスも支えるが、同時に山形から発想を得た塗装や車内デザインを採用しており、山形観光大使としての役割を担っているのだ。

 デザイン監修はE6系やE7系新幹線も手がけた奥山清行氏率いる事務所が務めた。地域の特色を反映したデザインには定評があり、E8系も山形の誉れとして人気が出そうだ。

E8系新幹線

先頭部は秋田新幹線E6系の13mに対してE8系は9m。車体上部は山形の県鳥オシドリを思わせるパープルに塗装。

E8系新幹線

インテリアやシートは最上川や月山、紅葉などをモチーフとしたデザインを採用する。

E3系と置き換えに!

E3系

現在のE3系は1997年にデビューした。

取材・文/村田尚之

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。