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長期投資は売却しないのが基本…というけど本当に売らなくていいの?

2020.08.22

投資には元本が欠損するリスクがありますが、長期で積立による投資をすることで、相場観のない初心者の方でもリスクを低減し安定的な利益を生み出すことができます。

長期積立投資は売却しないことが基本ですが、いつまでも売らなくても良いのでしょうか?

長期積立投資の効果

長期積立投資とは、株式などをパックにした投資信託を毎月一定金額長期で購入し続けることです。

投資信託は、投資家から小口に資金を集めて大きな資金にして、あらゆる株式、海外資産に投資する金融商品で、プロが資産配分や銘柄選別をしてくれるので、初心者の方で投資知識がなくても始められる投資商品です。

投資信託は、銘柄により「日本株式に投資」「海外株式に投資」等運用方針があるため、大まかな運用方針だけ選んで投資すれば良いのです。

ただ、投資知識がなくても始められる投資信託ですが、中身は株式や為替リスクのある海外証券に投資しているため、景気悪化や円高等が起これば当然元本が損をするリスクがあります。

そこで、初心者の方におすすめの投資信託への投資方法が長期積立による投資です。

長期積立をすることにより、買付時期の分散、ドルコスト平均法によるリスクを抑える効果があります。

例えば、毎月1万円ずつある投資信託に積立投資するとします。

投資信託の価格は毎日変動するため買付時期によっては大きな利益を得たり、損をします。

例のように、一番価格の安い4月、12月に一括でまとめて購入すれば大きな利益を得られます。

しかしながら、買おうとするときに今が安い水準なのか高い水準なのか見極めることは大変難しく、ましてや初心者で相場観がなければよくわからずに高い水準の9月10月に購入して高値掴みをしてしまうリスクがあります。

そこで、毎月少額で購入していくことにより平均取得単価を下げる、または平均化することができます。これをドルコスト平均法といい、安値で買付大きな利益を得ることはできないものの、高値掴みを防ぐことができます。

この効果は長期に行うほど効果は大きく、3~5年超のスパンで長期積立を行うのがおすすめです。

今なら、この積立方法を行うことにより利益が非課税になるつみたてNISA制度があります。

利益が非課税になる!つみたてNISA

通常、投資で得られた利益は20.315%の税金が引かれます。例えば、100万円投資し120万円で売却して20万円の利益が得られた場合には約4万円の税金が引かれてしまいます。

証券口座で開設する特定口座とは別に、つみたてNISA口座を開設し、その口座から指定の投資信託に積立による投資を行うと、運用で得られた利益が全て非課税になります。

長期積立投資売らなくて良いの?

長期積立投資は長期で積立することにより効果が得られます。したがって、基本は売却することなく、最低でも3年はコツコツ積立することが必要です。

ただし、積立から3年たっている、大きな運用益になっているという方は売却も考えた方が良いでしょう。

先ほどの例で基準価額と評価益の推移を見ると、11月まで平均取得単価は順調に低い水準を保ち運用益が増えていますが、12月に大幅に下落したときには大きな損となっています。

株式相場は景気変動と同様、3~5年のタームで大きく変動します。せっかく運用益があっても大きな暴落等があれば損をしてしまいます。また、現在米国株式市場は最高値を更新中、日本市場はバブルの高値は超えていないもののITバブルを超えた2018年の高値24,448円の付近となっています。

長期投資は売却しないのが基本ですが、大きく儲かっているときには売却も検討した方が良いでしょう。

文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。

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