新型コロナの感染防止のため電車やバスなどの公共交通機関の移動手段を自転車に切り替える人が増えている。そんなコロナショックによる自転車利用の急増について、三井住友DSアセットマネジメントがマーケットレポートを公開したので紹介しよう。
世界各地で新型コロナウイルスの感染防止のため、移動手段を電車やバスなどの公共交通機関から自転車に切り替える人が増えている。
自転車は、コロナ感染のリスクが高い密閉・密集・密接の「3密」を避けられるうえ、環境にやさしく、健康増進にもつながるため、コロナショック後、『自転車利用』が急増した。
各国政府の政策支援の後押しもあり、『自転車利用』はウィズコロナの新生活様式になりそうだ。
感染防止のため『自転車利用』が世界で急増
コロナショック後、感染防止のため電車やバスなどの公共交通機関を避けるとともに、健康にもよい移動手段として自転車が注目され、世界で利用が拡大。各国政府も『自転車利用』を後押ししている。
世界で自転車関連機器を手掛ける仏エコカウンターによると、6月上旬の自転車の利用は例年比で独や仏、英国で4~5割増えた模様。
仏政府が修理に補助金支給を決めるなど、各国政府が地球温暖化対策にもなるとして、『自転車利用』を推奨し、道路など環境整備を進めていることも追い風になっているという。
インドネシアは自転車ブームに沸いている。コロナ感染の懸念から、公共交通機関やバイクタクシーの利用が規制されて乗り換えが進んだ。首都ジャカルタでは自転車専用道路も整備されつつある。
日本でも自転車通勤が増加
日本でもコロナ感染対策のため自転車通勤が増えている。au損害保険が都内在住の自転車通勤者500人を対象に6月に行ったアンケートによると、新型コロナ流行後に自転車通勤を始めた人は23%で、約4人に1人の割合だった。
自転車メーカーのシマノは7月28日、2020年12月期の連結純利益が前期比12%増となる見通しだと発表した。
新型コロナの影響で自転車部品が3~4月に落ち込んだものの、世界で通勤・通学に自転車を利用する人が増え、5月以降は需要が回復したようだ。
『自転車利用』はウィズコロナの新生活様式
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は7月27日、新型コロナは過去の緊急事態と比べ、「最も深刻だ」と警告した。
世界で感染拡大が広がり、収束のめどが立っていない状況下、多くの国で人との接触を低減する手段として、『自転車利用』が推奨されている。
今後も感染防止のために、通勤などの移動を自転車に切り替える人が増え、ウィズコロナの新しい生活様式の一つになると思われる。
※個別銘柄に言及しているが、当該銘柄を推奨するものではない。
関連情報:https://www.smd-am.co.jp/
構成/DIME編集部
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