最近は、各音響機器メーカーからコードがないワイヤレスタイプのイヤホンが多数発売されています。しかし、接続の安定性や音質などの理由から、有線タイプのイヤホンを愛用しているという人も多いのではないでしょうか。有線タイプのイヤホンを使っていると、コードが絡まったり、時には断線してしまうこともあります。そこでおすすめしたいのが、イヤホンのケーブルをまとめられるクリップです。
イヤホンケーブルをまとめるクリップを使うメリット
イヤホンのケーブルをまとめるクリップは、音楽を楽しむうえでは必ず要るわけではありません。しかし、愛用しているイヤホンを長く使いたい・便利に収納したい、という人にはおすすめです。
イヤホンケーブルをまとめるクリップを使うメリット1:断線を防げる
有線イヤホンの故障の一因に挙げられるのが、ケーブル部分の断線や劣化です。クリップでケーブル部分をまとめられれば、ズボンのポケットや鞄の中でほかのものや服に引っかかりにくく、断線の可能性を低減できます。
イヤホンケーブルをまとめるクリップを使うメリット2:絡まりにくくなる
上記「断線を防げる」とも通ずるものがありますが、クリップでケーブルをまとめることによって、収納時にほかの物に線が絡まる可能性を低くできます。また、ケーブル同士が絡まって、使う時にほどく煩わしさも、クリップを使えば解消できるはずです。
イヤホンケーブルをまとめるクリップを使うメリット3:服などに擦れて起きるノイズを低減できる
ケーブルクリップが活躍するのは収納時のみに留まりません。音楽を有線イヤホンで楽しむ際、プレイヤーをポケットに入れて、接続した有線イヤホンを耳につけると、服やバッグなどに線がこすれてノイズが発生する時がありますよね。そんな時は線にクリップをつけ、服に取りつければ、線がこすれる可能性を低減できます。
おすすめイヤホンクリップ6選
イヤホンケーブルをまとめられるクリップのメリットがわかったところで、次はおすすめの製品を6つ紹介していきます。どれも手頃な価格で入手できるため、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
小さくて可愛い!コードをパチッと挟めるサンワダイレクトのケーブルクリップ
丸っこい洗濯ばさみのような形がキュートな、小さなケーブルクリップ。束ねたケーブルを挟むことで、イヤホンをスッキリ収納できます。クリップの接合部にはマグネットが内蔵されているため、手軽に開閉クリップを開閉可能。柔らかいシリコン素材が採用されています。カラーはピンク、ブルー、グリーン、ホワイトの4色で、グリーンとホワイトはピンクとブルーと比べてサイズが少し大きくなっています。
マグネットがケーブルをしっかり束ねる! hachimaki Cord 0
アイボリー、エボニー、ローズ、ライム、ラベンダーの5色がセットになった、ケーブルクリップです。まとめて留める部分にはマグネットが採用されているため、簡単に着脱できる点もポイントの1つ。イヤホンのケーブルだけでなく、スマホやPCの充電ケーブルなどもまとめておくことができます。
【参照】hachimaki Cord 0
レザー調の素材を使った落ち着いた雰囲気のケーブルクリップ audio-technica AT-CW5
音響機器メーカー「audio-technica」から発売されている「AT-CW5」は、レザー調の生地素材が使われているイヤホンクリップです。接続部分はマグネットではなく、スナップボタンが採用されているため、電子機器の側に置いたり収納しても安心ですね。カラーはブラック、ブルー、ブラウン、ライトグリーン、レッド、ホワイトの6色から選べます。
カラーバリエーションは豊富な9種類! ZERO AUDIOのケーブルクリップ HEADPHONE CLIP
ZERO AUDIOから発売されているHEADPHONE CLIPは、柔らかいシリコン素材でできたマグネットで留めるタイプのケーブルクリップ。ヘッドホンのような形状が特徴的です。全9種類とカラーバリエーションが豊富なため、コーディネートや気分に合わせて使い分けても良いかもしれませんね。
スマホスタンドにもなる!? サイズも豊富なケーブルクリップ NITEIZE ギアータイ
NITEIZEのギアータイは、針金のように自由に形状を変えられるイヤホンクリップです。採用されている素材の柔軟性はもちろん、耐久性にも優れているため、下の写真のようにスマホスタンドとして活用することも可能。サイズは豊富で3インチ、6インチ、18インチ、24インチ、32インチの中から選べます。※Amazon詳細ページでは18インチをご紹介します。
【参照】NITEIZE ギアータイ
吸盤付だからスマホにもくっつけられるケーブルクリップ! JVCのコードホルダー AC-CH10-R
JVCケンウッドが発売しているコードホルダー「AC-CH10-R」は、イヤホンのケーブル部分を巻きつけ、プラグとイヤーピース部分をくぼみに引っかけることで収納できるケーブルクリップです。マグネットやボタンは採用されておらず、裏面には吸盤を使用しています。スマホやプレイヤーにピタッとくっつけられるので、持ち運びや収納の際にも重宝するでしょう。なお、素材や形状によっては吸盤が貼りつかないタイプもあるため、ご注意ください。
イヤホンクリップは自作もできる?
市販で発売されているイヤホンケーブルのクリップですが、中には自分で作るユーザーもいるようです。例えば、布や革を丸形に切り抜いて、その両端にボタンやマグネットを取りつければ、簡易的ではあるものの手軽にイヤホンクリップを自作できます。
※データは2020年7月下旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸