毎日暑いこの時期は、デリケートゾーンのニオイが気になるという男性が多いことだろう。
股間、脇の下、胸などには、アポクリン汗腺という脂肪やたんぱく質を多く含んだ汗腺が多く分布しており、それらを栄養に雑菌が活動しやすいと言われている。脇の下や胸は、制汗剤やボディシートでケアする人が多いものの、股間のケアは見過ごされがちではないだろうか。
そこで今回、男性向けデリケートケア用洗浄シート「TENGA VIO MEN’s SHEET」(https://store.tenga.co.jp/product/EC-VMS-001)の発売に際して、株式会社TENGAにより、20~40代の男女計600名を対象とした「男性のデリケートゾーン」に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
自他共に、男性器のニオイが気になる人は意外と多い
自分の性器のニオイについて聞いたところ、64%が「気になったことがある」と回答。さらに、パートナーのニオイについて、半数以上が「気になったことがある」と答えた。
もしニオイがあっても、指摘できない人は7割に及ぶ。理由は「相手が傷つくから」が最多
パートナーの性器のニオイについて、気になりつつも「伝えない」という人は約7割に上った。その理由として「相手が傷ついてしまう」「場を盛り下げたくない」が多く挙がった。
デリケートゾーンのケアは「身だしなみ」と答えつつも、実際にケアしている人は少数
男性の53%はデリケートゾーンのケアについて「身だしなみの一つだと思う」と答えていたが、「特にケアをしていない」人は87%に上った。
パートナーのデリケートゾーンケアには好意的な意見がほとんど
前述の③では、男性が自身のデリケートゾーンケアについて「考えたことがない」「お金や手間がかかる」という回答もあるが、パートナーがケアについてほとんどが好意的な回答をし、ケアしてほしいと思っていることがわかる。
使いたいシチュエーションは、セックス時、災害時、飛行機の中
「デリケートゾーン用の拭き取りシートをどんな時に使いたいですか」という質問には、王道のセックス前後という回答の他にも、「災害などでお風呂に入れない時」「飛行機などでお風呂に入れない時」なども多く、様々な需要があることがわかった。
パートナーにデリケートゾーン用の拭き取りシートを使ってほしい人は約8割。その理由は……?
「デリケートゾーン用の拭き取りシートをパートナーの男性に使ってほしいですか」という質問には、81%が「はい」と回答した。
「はい」と答えた人は「(拭いたほうが)清潔だと思うので」「綺麗なのに越したことはない」「マナーだと思うから」「女性用もあるけれど、男性も使ってほしい」との理由からだった。
「いいえ」と答えた人は「そこまではいらない」「どちらでもいい」という意見が多かった。
<調査概要>
調査名:男性のデリケートゾーンに関する意識調査
実施主体:TENGA
対象者:20~40歳の男女
人数:600名
調査時期:2020年5月
調査会社:楽天リサーチ株式会社
出典元:株式会社TENGA
構成/こじへい