【POINT3】メインのルーター本体を買い替える
Wi-Fi 6を導入するならまずはエントリーモデルから
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)では、通信を最大9608Mbps(160MHz幅×8ストリーム)まで高速化するとともに、より多くの機器を同時に接続することができる。現在発売中のルーターでは最大4804Mbps(160MHz幅×4ストリーム、または80MHz幅×8ストリーム)まで利用可能だ。一方でWi-Fi 6対応の『iPhone 11 Pro』がサポートしているのは、80MHz幅×2ストリームまで。「同じWi-Fi 6でも機器によって対応速度が異なるので、手持ちの機器に合わせてコスパの高いルーターを選ぶ」のが山口さんのおすすめだ。
STEP!
[手順1]手持ちのWi-Fi 6対応製品のスペックを確かめる
[手順2]対応機器のスペック相応のWi-Fi 6ルーターに買い替える
[手順3] 将来的にさらに高性能なモデルを検討する
Wi-Fi 6のココがすごい!
●通信速度が2.7倍!
理論値では9608Mbps、現行モデルでも4804Mbpsまで高速化を実現。従来モデルに比べてより高速に接続できる。
●最大の帯域幅が2倍!
Wi-Fi 5の対応バンド幅が80MHzなのに対し、Wi-Fi 6のバンド幅は160MHzまで対応。大容量データを素早く送れる。
●より多くの端末と同時接続!
OFDMを改良したOFDMAという仕組みにより、複数台との同時通信品質を強化。多くの機器が安定してつながるようになる。
ルーターを目立たなく設置する実例
高いところに置けば部屋がすっきり!
[Pasadenaさん宅]
「障害物や電子機器の干渉を少なくすべく、ルーターを高い位置に設置。ケーブル類を配線モールで隠したこともあり、ルーターが視界に入らず、作業に集中できるようになりました」
部屋がすっきりする便利アイテムもチェック!
山崎実業『重ねられるスリム蓋付きルーター収納ケース スマート』1600円
ルーターをすっぽり隠せるだけでなく、フタで閉じられるのがポイント。ルーター上部の〝デッドスペース〟を有効に活用できる。
テクニカルライター 山口真弘さん
PC周辺機器メーカー、ユーザビリティーコンサルタントを経て独立。PC周辺機器や電子書籍、電子辞書、Webサービスなどのハウツー記事を各社Web媒体に執筆する。
取材・文/太田百合子
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※電子版には付録は同梱されません。