スマホよりも大画面で、迫力ある映像が楽しめるほか、キーボードを接続してパソコンのように利用したり、電子書籍を閲覧したりと、なにかと使い勝手の良いタブレット。しかし、スマホが5インチから7インチ程度と画面サイズがおおむね決まっているのに対して、タブレットの画面サイズは幅広いものになっています。そこで、タブレットのおすすめ用途と、人気の製品を、画面サイズごとにご紹介したいと思います。
8インチタブレットのおすすめ用途
コンパクトサイズのタブレットのおすすめ用途は、雑誌や新聞、漫画といった電子書籍の閲覧でしょう。コンパクトなタブレットは軽量で持ち運びやすく、電車内での確認にも最適です。スマホで電子書籍を閲覧すると、文字が小さすぎたり、絵がつぶれて見えたりといった問題もおきがちですが、そんな悩みが解決できるかもしれません。
また、電車内でも簡単に確認できる利点として、出勤時にメールの確認をするなど、時間をより効率的に使えるはずです。
8インチクラスのタブレットの人気製品【Apple iPad mini】
コンパクトサイズのタブレットとしておすすめなのが、いわずと知れたiPadシリーズのコンパクトモデルの「iPad mini」です。7.9インチのディスプレイを搭載し、ストレージ(データの保存容量)は64GBと256GBから選べます。
iPad miniだけでなく、iPadシリーズ、ひいてはApple製品全般にいえますが、ほかのApple製品との互換性の高さは魅力です。Apple Pencil(別売り)で取ったメモや、写真、動画、そして音楽データといった情報が、それぞれの端末で簡単にシェアできます。すでにiPhoneやMacBookを使っているなら、特におすすめしたい製品です。
【参照】Apple iPad mini
10インチ前後のタブレットのおすすめな使い方
10インチ前後のタブレットは標準的ともいえるサイズ。持ち運びに快適な携帯性と、タブレットらしい画面サイズとのバランスがよく、動画を楽しんだり、キーボードを接続して資料の編集をするのに、場所を選ばないはずです。
10インチ前後のタブレットの人気商品【HUAWEI MatePad Pro】
約10.8インチのフルビューディスプレイを搭載した「HUAWEI MatePad Pro」は、約4.9㎜のスリムベゼル仕様となっていて、画面占有率が約90%とかなり高いタブレットです。ブルーライトカット機能も搭載されていますので、本体いっぱいに広がる迫力ある動画を、長時間視聴しても目が疲れにくいという利点も兼ね備えます。
本体質量は約460gと軽量です。そのため持ち運びもあまり苦にならないでしょう。また、HUAWEIスマホと操作を共有できる「マルチスクリーンコラボレーション」機能も搭載されています。スマホをより大きなスクリーンでのびのびと動かせるのも、大きなアドバンテージとなるはずです。。
12インチクラスのタブレットのおすすめ用途
最後は、12インチクラスのタブレットのおすすめ用途についてご紹介します。タブレットとしてはかなり大画面といえる12インチクラスは、動画の迫力が増すのはもちろんのこと、本体カバーともなるキーボードと併用し、まるでノートPCのようにMicrosoft Officeソフトの編集や、タッチペンを用いたイラストの作成といった作業も十分こなせるでしょう。
12インチクラスのタブレットの人気商品【Microsoft Surface Pro 7】
Microsoftが提供する「Surface Pro 7」は、12.3インチのスクリーンを搭載し、OSはWindows 10、そしてMicrosoft Office 2019を標準インストールしています。そのため、多くの人が仕事で使っているPCと同様の感覚で操作できるのが魅力でしょう。
質量は約775gからとなっており、柔軟に画面角度が変えられる内蔵式のキックスタンドと取り外し可能なSurface Signatureタイプカバー(別売)を使えば、場所に限定されず、好きな姿勢で作業に打ち込めるのではないでしょうか?
メモリ、ストレージの容量や、プロセッサは、自分の好みで性能や容量を選べるので、自分の使い方を考えたうえで、最適なモデルを購入できるのも嬉しいポイントです。
※データは2020年7月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤 文彦