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音声データの編集はスマホでも手軽に楽しめる!音楽編集アプリの選び方とおすすめを紹介

2020.08.07

音声データを切り貼りしたり、エコーなどのエフェクトかけたり……音声データの編集はパソコンでおこなうイメージがあるかもしれませんが、実はスマートフォンでも作業できます。昨今はSNSの普及により、自分が作った音楽を手軽に投稿できるようになりました。そういった背景やスマートフォンの性能の進化に伴い、音声の録音や編集もスマホで手軽に楽しめるようになっています。今回は、音楽編集アプリの選び方やおすすめを紹介します。

有料版or無料版? ファイル形式や機能は? 音楽編集アプリの選び方

対応している音声データのファイル形式(フォーマット)や利用できる機能など、アプリによって特徴は様々。自分に合うアプリを見つけるには、音楽編集アプリで何をやりたいかを明確にしておくことが大切です。

例えば会議の録音データや語学学習用に音声ファイルの不要な部分の切り取りたい方は、トリミングやファイルの結合といった基本機能を備えたシンプルなもので十分。自分が演奏した音楽を編集したい方は、録音機能があるものが便利です。

なお、編集した音源をSNSへ投稿したり複数人で共有する場合、ファイル形式は必ず確認しましょう。

楽曲のトリミング・フェードアウト・エコーなど……音楽編集アプリを選ぶ時は機能をチェック

音楽編集アプリに装備されている代表的な機能は、音源の一部を切り取る「トリミング」、音源を2つ以上に切り分ける「カット」、音源の音量を徐々に変える「フェードアウト/フェードイン」など。中には、山びこのように音を響かせる「エコー」といったエフェクトや、イコライザー機能を備えたアプリもあります。

音声データのトリミングや複数の音源を繋げたい場合は、波形を見ながら編集できるアプリを選ぶと操作しやすいです。また、楽器を使わずに作曲したい方は、音色やビートを打ち込めるアプリがおすすめです。

音楽編集アプリを使う前に……SNSやYouTubeに投稿する場合は著作権について確認しよう

動画用のBGMなど既存の楽曲を編集し公開したい方は、その用途が著作権侵害に当たらないか確認しましょう。

私的利用か、営利目的かなど、用途によっては権利者(または管理団体)に許諾を取らなければいけない場合もあります。例えばJASRAC管理楽曲の場合、YouTubeやInstagramなどはサイトの運営側で許諾手続きを行っていますが(2020年7月時点)、利用方法によっては追加で許諾が必要なことも。著作権管理団体のサイトで詳しく解説してあるので、チェックしてみましょう。

動画用の音楽なら動画編集アプリに収録されている無料音源も使える

動画編集アプリの中には著作フリーのインスト曲や効果音を内蔵しているものもあります。動画にBGMを手軽に入れたい方は、こういった動画編集アプリ内の音源の使用も検討してみましょう。

iPhoneユーザーにおすすめの音楽編集アプリ

続いて、スマホやタブレットで使える音楽編集アプリを紹介します。音楽編集アプリの中にはパソコンに対応しているものもあります。将来的に本格的な音楽編集を行いたい方は、パソコンと連動できるものを検討しても良いでしょう。

iPadやMacでも使える! Appleユーザー向けの音楽編集アプリ「GarageBand」

GarageBand(ガレージバンド)はiPhoneをはじめとするAppleデバイスに標準搭載されている音楽編集アプリで、使いやすさと充実した機能性が魅力。プロミュージシャンにも愛用されています。

また、音楽編集だけでなく作曲やアレンジも可能です。ギターに接続してアンプシミュレーターとして利用したり、Touch Instrumentなど楽器や専門的な知識がなくても楽しめる機能もあります。音楽編集や作曲を無料で手軽に堪能できるアプリです。

【参考】GarageBand(App Store)

iPhoneユーザーにおすすめ! 音声データを手軽に編集できる無料の音楽編集アプリ

「EZAudioCut」は、音声データの録音と編集ができるアプリ。リバーブやゲインなどのエフェクトもかけられます。波形を見ながら直感的に作業できて、簡単な編集作業をおこないたい方におすすめです。対応フォーマットは、M4A/AAC/MP3/WAV/MOV/MP4など。

【参考】EZAudioCut(App Store)

Androidユーザーにおすすめの音楽編集アプリ

続いて、Androidユーザーにおすすめの音楽編集アプリを紹介します。

Android/iPhoneに対応! パソコンの音楽編集ソフトでお馴染みのCubaseアプリ版「Cubasis」

世界で愛用されている音楽編集ソフト「Cubase」のスマートフォン/タブレット用アプリ。もともとはiPhone/iPad版のみでしたが、ついにAndroid版も登場しました。Android版の価格は5500円です。

録音や編集、シーケンス作成、ミックスなど、楽曲制作/編集に必要な機能を一通り備えています。また、Google DriveやDropboxなどへ書き出してファイル共有できるのも便利。Cubaseの操作感を踏襲しているため、スマホ/タブレットで本格的な作業を行いたい方におすすめです。

【参考】Cubasis製品情報(steinberg)

【Androidユーザーにおすすめの音楽編集アプリ】音声を切る・繋げる・シェアできる!「WavePad」

パソコン用の音楽編集ソフトとして人気の「WavePad」アプリ版です。無料版が用意されていて、音声の録音・編集・エフェクトの挿入・ノイズ除去など、幅広い作業をおこなえます。編集機能では、音声データの切り取り/コピー/貼り付け/挿入/トリミングなどが可能。また、MP3/WAV/AIFFといった幅広いフォーマットに対応し、メールやSNSでデータの共有もできます。

【参考】WavePad(Google Play)

【Androidユーザーにおすすめの音楽編集アプリ】フェードアウト/フェードインも可能! 音声や楽曲が簡単に分割できる「MP3カッター」

「MP3カッター」は、MP3音源の分割やトリミングができる無料アプリ。波形を見ながら直感的に操作できます。シンプルながらフェードアウト/フェードイン機能も備えていて便利。SDカードへの保存や、編集したデータを着信音として設定することも可能です。

【参考】MP3カッター(Google Play)

番外編:パソコンでできる! 音楽編集ソフト・音楽編集アプリ不要! iTunesで音声データをトリミングする方法

音声データをカット・トリミングだけしたい方は、音楽編集ソフトなどを使わなくてもiTunesで作業を行うことができます。

[1]曲を選択し、右クリックで「曲の情報」を表示
[2]「オプションタブ」の「開始」「停止」にチェックを入れて秒数を入力
[3]「OK」で完了

この方法であればトリミングし直す時もカンタンで、また音源を元に戻すことも可能です。

スマートフォン向け音楽編集アプリの最大のメリットは、ふとした時にすぐ作業に移れる手軽さ。自宅にいる時や通勤・通学時など、ちょっと暇をつぶしたい時に、いちいちパソコンを立ち上げなくても作業できます。パソコン版に比べると機能に制限がある場合が多いですが、そのぶん操作が煩雑でないといえます。気楽に音楽編集を楽しみたい方は、ぜひアプリを利用してみてください。

※データは2020年7月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/bommiy

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