第5位は、北海道・猿払村の天然ものを使った、ほたてカレー
ご当地レトルトカレー専門店「カレーランド」で実際に売れたベスト10(2020年6月時点)実食レポート。何と、第7位から第5位まで北海道勢が占めています。もしや、この勢いのまま……。
ご存知の方も多いと思いますが、猿払村は〝さるふつむら〟と読みます。日本最北端の村でして、北海道を代表するホタテの水揚げ地から登場してくれたのが『猿払産天然 ほたてカレー』、お値段良心的な750円(税込み)。
カレーとは直接関係ないんですけど、猿払村は市区町村別一人当たりの平均所得額ランキング(2017年)では、東京・港区、千代田区に次いで第3位。村にはホタテ長者がゴロゴロしているそうです。
〝日本最北端の村 猿払村で採れたほたては、
ほたての中でも別格、本場最高級のほたてです。
肉厚で身の締まった甘みの強い味が特徴です。
この最高級ほたてと国産野菜を原料に、
直火焼きルウで仕上げた本格カレーです。
食材の味わいを生かしたこだわりの逸品です〟
肝心のホタテもゴロゴロしています。それにしてもイイなー、ホタテ長者。
ハッ、これはもしや苦手かもしれない!?
正確には、天然のホタテ貝柱がゴロゴロでして、具材とルーの境目がないぐらいゴロゴロしています。天然という響きも、盛り沢山な見た目も申し分ありません。ただ、ホタテ特有の〝香り〟が、あまりにもパンチありすぎて、食べ進めていくと、ちょっとシツコイというか、クセを強く感じたんです。ま、それほど贅沢にも天然のホタテを使っている証拠なんです。
これまでベスト10のうち6位まで完食してきて、ハッ、これはもしや苦手かもしれない!?
と壁にぶち当たったのでありました……。もはや完食記録はストップか?
天然のホタテと直火焼きのルーと相まって、もはやレストラン級のルックス。
貝柱がとにかくデカい。このクラスがゴロゴロしている贅沢さよ!
貝柱をパカっと割ってみると、ルーがしっかり染み込んでいました。
【ごちそうさまです】一息ついて、白米からナンに変えたところ……
高級な天然ホタテの香りとコクに押されまくりで、一息つきました。で、気分転換に無印良品『フライパンでつくる ナン』を焼きまして、それまでの白米からナンに変えたところ、カレーが進む、進む。完食です。
要するに、例えばフォアグラがおいしいからといって、一気にそうたくさんは召し上がりませんよね。極上のホタテも同様に、ゆっくりと時間をかけて味わうべきだったのです。ホタテ、ごめんよ。
結論。時間をかけてゆっくりと召し上がっていただきたい、コクのある天然ホタテ。極上の一皿でした。ごちそうさまでした。
白米もいけますが、意外にもチーズナンとの相性がよかったです。
【基本情報】
『猿払産天然 ほたてカレー』750円(税込み)
https://curryland.theshop.jp/items/4365740
※当サイト掲載時点で売り切れの場合もあります。ご了承ください。
■協力/カレーランド
https://curryland.theshop.jp/
■文・撮影/堀田成敏(nh+)