DIME MAGAZINE
ヘアアレンジで便利なヘアアイロンには、髪をストレートにできる「ストレートアイロン」と、髪をカールさせる「カールアイロン（コテ）」の2種類があり、それぞれ巻き方にコツがある。今回は初心者でもチャレンジできる髪の巻き方を、それぞれのアイロンで紹介する。
初心者でもできる！ カールアイロン（コテ）を使った髪の巻き方をヘアスタイル別に紹介
まずは、カールアイロンを使った初心者にも簡単な髪の巻き方を、ヘアスタイル別に紹介する。
【参考】簡単にキレイに巻けるヘアアイロンおすすめ14選！ストレート、カール、2WAY、オートアイロンを厳選
カールアイロン（コテ）を使ったロングヘアの巻き方
ロングヘアの人は、長い髪を活かして華やかな印象を演出できるリバース巻き（外巻き）にチャレンジしてみよう。カールアイロンを使った一例は次の通り。
［1］髪を上下にブロッキング（※かたまりで分けること）し、上部分をクリップでとめる。
［2］カールアイロンのフリッパー（クリップ部分）が髪の内側に来るように根元あたりを挟み、フリッパーを少し浮かせながら巻き始めたい位置までアイロンをすべらせる。
［3］外方向に向かってアイロンを回転させる。
［4］フリッパーを少し浮かせ、下に向かってアイロンを外す。下部分の髪を全て巻いたら、上部分も同様に巻いていく。
［5］巻き終わったら手ぐしでほぐす。
カールアイロン（コテ）を使ったミディアムヘアの巻き方
ロングヘアほど長さのないミディアムヘアは、内巻きワンカールがおすすめ。カールアイロンでの巻き方の例は以下のとおり。
［1］髪を上下にブロッキングし、上部分をクリップでとめる。
［2］下部分の髪をカールアイロンで軽く挟んで毛先まですべらせる。
［3］毛先をフリッパーで挟んで顔の方向に向かって手首を1回転させる。
［4］上部分も同様に巻いたら、巻き髪を手でほぐしていく。
毛束をあまり取りすぎないことが、失敗しないコツといえるだろう。
カールアイロン（コテ）を使ったショートヘアの巻き方
巻く分量が少ないショートヘアだが、次の方法なら初心者でも大人風ショートヘアスタイルが作れるはず。カールアイロンを使って内巻き・外巻きを交互に重ねる「ミックス巻き」の巻き方の例を紹介しよう。
［1］髪を上下にブロッキングする。
［2］カールアイロンで下部分の髪の毛先から巻いていく。内巻き・外巻きを交互にして、顔周りは外巻きにする。
［3］最後に上部分も同じようにミックス巻きにして、前髪を外巻きにする。
スタイリング剤で仕上げると、より大人っぽい印象になる。
カールアイロン（コテ）を使った前髪の巻き方を紹介
カールアイロンで前髪を巻くとふんわりと仕上がるはず。ここではカールアイロンを使った前髪の巻き方を紹介する。
カールアイロン（コテ）を使った簡単な前髪の巻き方
カールアイロンを使った簡単な前髪の巻き方の目安は次の通り。
［1］前髪をブローし、 3つ（左・中央・右）にブロッキングする。
［2］人差指と中指で前髪を挟んで前方向に引き出す。フリッパーを上にしてアイロンで前髪の根元を挟み、前方向へ手首を前に返しながら巻く。半回転が目安。
［3］毛先に近くなったところで、アイロンをすべらせながら髪を流したい方向に抜く。
カールアイロン（コテ）を使ったロング前髪の巻き方
長めの前髪をカールアイロンで巻く場合には、次の方法にチャレンジしてみてはいかがだろう。
［1］前髪をセンターで分ける。
［2］アイロンで毛先からワンカールの内巻きに巻く。
［3］ジグザグと分け目をつけて横分けにし、ふんわりと根元を立ち上げて仕上げる。
カールアイロン（コテ）を使った短い前髪の巻き方
カールアイロンで短い前髪の毛流れを作る巻き方の例は次の通りだ。
［1］前髪を人差指と中指で挟んで前方向に引き出したあと、フリッパーを上にしてアイロンで前髪の根元を挟む。
［2］手首を顔の方向に返しながら前髪を巻いていき、毛先近くでカールアイロンをすべらせながら抜く。
初心者にも扱いやすいストレートアイロンでの髪の巻き方
まっすぐなストレートヘアを作るのに重宝するストレートアイロンだが、カールも作れることをご存知だろうか。難しそうに思えるが、実は初心者にも扱いやすいとされる。ここではストレートアイロンを使った髪の巻き方をロング／ミディアム／ショートヘアのスタイル別に紹介する。
ストレートアイロンを使ったセミロングの巻き方
ある程度の長さがあるセミロングの人にチャレンジしてもらいたいのが、毛先だけを内側に巻くワンカール。例は以下の通りだ。
［1］髪を上下にブロッキングする。
［2］ストレートアイロンで髪の根元あたりを挟む。
［3］毛先まですべらせながら、顔の方向に1回転ほど巻いてワンカールをつける。
［4］上部分の髪も同様に巻いていく。
ストレートアイロンを使ったワンカールの巻き方はボブスタイルにもぴったり
内巻きワンカールは、ボブスタイルでも初心者向きの簡単な巻き方としておすすめ。巻き方の方法は基本的にセミロングと同じだが、最後に前髪にもアイロンを入れ、スタイリング剤をつけると、よりかわいらしい雰囲気を演出できるだろう。
ストレートアイロンを使ったミディアムヘアの巻き方
ミディアムヘアの人は、交互に「外巻き」と「内巻き」でミックス巻きにするスタイルで、立体感ある仕上がりを目指そう。使い方の例は次の通り。
［1］髪を上下にブロッキングする。
［2］顔近くの髪を巻く。髪の中間あたりを挟んで内巻きにアイロンをすべらせて、毛先だけ外に手首を返す。
［3］後頭部の髪は中間あたりをアイロンで挟んでまっすぐ下ろし、毛先だけ外にハネさせる。
［4］上部分の髪は中間から挟んで内巻きにする。
［5］最後に手ぐしでほぐして完成。
ストレートアイロンを使ったショートヘアの巻き方
ショートヘアの人にぴったりなのが、ストレートアイロンで「外ハネ」のワンカールを作るスタイリングだろう。髪の毛全体に動きが出て、おしゃれ度がアップするはず。手順は以下を参考にしていただきたい。
［1］髪を上下にブロッキング。
［2］下部分から髪の中間部分をアイロンで挟んで、毛先に向かってまっすぐに通していく。
［3］全体にアイロンをかけたところで、表面の毛束を少しとり、外ハネにしていく。
ストレートアイロンを使ったゆる巻きのやり方は？
かわいく垢抜けた印象を演出できるゆる巻きのスタイルは、ストレートアイロンでも作りやすい。毛束を一度にまとめて取るのではなく、少量ずつ取って巻いていくのがコツ。ボリュームをもたせた立体感のある仕上がりになるだろう。
ストレートアイロンで髪の毛をゆるふわ巻き！ ボブでもOKな巻き方とは？
ストレートアイロンを使ったゆるふわ巻きの例は以下の通り。ボブスタイルでもふんわり仕上がりやすいので、チャレンジしてみよう。
［1］髪を上下にブロッキングする。
［2］毛束を少量とってストレートアイロンで挟み、手首を内側と外側へ交互に返しながらアイロンをすべらせる。
［3］上部分の髪も同様におこなう。
ロングヘアの人は髪の中間部分から、ボブスタイルの人は全体にウェーブがかかるように巻くとやりやすいだろう。
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ストレートアイロンを使った前髪の巻き方の例を紹介
ここでは、ストレートアイロンを使った前髪の巻き方の例をご紹介したい。前髪を「流す方法」と「まっすぐに下ろす方法」をお届けする。
ストレートアイロンを使ってふんわりと前髪を流す巻き方
ぺたんこになりがちな前髪を流すのにもストレートアイロンが活躍するはず。よりふんわりと仕上げたいなら次の巻き方を試してみよう。
［1］前髪を2～3のパートに分け、流したい方向とは逆に引っ張り、アイロンを髪の根元に入れる。
［2］アイロンを毛先まで動かし、手首を顔の方向に回転させてカールをつけていく。
前髪を左側に流したい場合は、［1］で髪を右斜めに引っ張るのがポイント。まっすぐに巻くと、うまく流れず内巻きの前髪になってしまうので注意だ。
前髪ぱっつんでもOK！ ストレートアイロンでまっすぐに下ろす前髪の巻き方
前髪をまっすぐに下ろすように巻きたい場合は、髪の根元からストレートアイロンを通し、自分の顔の方向に手首を返すようにすると仕上がりやすいはず。
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文／ねこリセット
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