[SCREES×tent-Mark DESIGNS]ヤリ3×3
高橋庄太郎さんが監修したワンポールテント。ワンポールテントは床面積が2×2mくらいが多いが、これは3×3m。畳でいうと6畳弱。料理を囲んで8人くらいが余裕で座れる広さがあり、野外の“宴会場”として使用できる。
出入り口を閉めた状態。反対側にも出入り口があり、両方を開けば、通気性と開放感は抜群に。
ポールはカヤックのパドルや他のワンポールテントのポールで代用できるのであえて別売り。ポールを除いた重さは約1.8kgと、広さを考えると実に軽い。
右は裾のスカートを閉じた状態。風雨をシャットアウトできる。左は開いた状態。通気性アップ。
ディテールにもさまざまな工夫があるが、特筆すべきは出入り口の開閉。コードを引き絞るだけで瞬間的に開けられて、使い勝手が良い。手練れのアウトドアズマンならではのアイデアだ。
出入り口の開閉はロック付きのコードで行なう。最下部は土が付かないようトグルで留められる。
内部には小物を引っかけられるようにループが付いている。上部には通風のベンチレーションも。
別売りのアルミポールにも収納袋が付いている(上)。本体の収納袋はストラップで圧縮できる。
「現在、インナーテントも開発中です。組み合わせて使ってもらえるようになりますよ!」
アウトドアライター 高橋庄太郎さん
著書に『トレッキング実践学 改訂版』『テント泊登山の基本』など。テレビやイベントへの出演も多数。テント泊への愛は人一倍。
[SCREES×tent-Mark DESIGNS]ヤリ3×3
本体 32,780円 専用アルミポール 6,578円
【本体】
使用時は約幅300×奥行き300×高さ230cm。収納時は約幅42×奥行き14×高さ14cm。約1.83kg(ペグ、張り綱、収納ケースを含む)。リップストップナイロン40D(PUシリコンコーティング)。フライシート耐水圧は3000mm。ペグ×16、張り鋼×8、収納ケースが付属。
【専用アルミポール】
収納時約58.5cm(使用時は210~240cmで調整可能)。約603g。アルミ合金。収納ケースが付属。
どちらも中国製。
文/DIME編集部