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実機を徹底検証してわかった!「E9truly wireless」は噂にたがわずスポーツにぴったりの完全ワイヤレスイヤホンだった

2020.07.27

オンキヨー&パイオニアから2020年6月に発売された完全ワイヤレスイヤホン「E9truly wireless」は、「ワークアウトを後押しする」というコンセプトのもと設計された、スポーツ時に向いている完全ワイヤレスイヤホンだ。

ランニングでも使いやすい“外音取り込みモード”

イヤホンを着けたままのランニングは、周囲の音が音楽によって遮られてしまいがち。安全に気遣って走りたいという良識あるビジネスパーソンには、周囲の音を取り込める機能が搭載されたイヤホンがおすすめだ。

E9truly wirelessは、イヤホン左側マルチファンクションボタンを1回押すと、ノーマルモードから「外音取り込みモード」に移行。聴いている音楽の音量が下がり、左右のイヤホンに備え付けられている「モード対応用マイク」から周囲の音をキャッチする。

また家の中においても、外音取り込みモードを利用すれば音楽を聴きながら家族の声やインターホンの音も聴こえるため、小さな子供がいる家庭やひとり暮らしで荷物を受け取らなければならないといったシーンにおいても有用だ。

実際にこの外音取り込みモードのおかげで、筆者は通勤での車内アナウンスを聞き逃すことがなかった。

イヤホン本体の背面側にある小さな穴がモード対応用マイクだ。

しっかり家族の声が聴きたいなら「アンビエントアウェアネスイヤホンチップ」に着け変え可能

同梱されている「アンビエントアウェアネスイヤホンチップ」に着け変えれば、家族の声など周囲の音がより鮮明に聴こえるはず。というのも、通常のイヤホンチップとは異なり、スカート部にスリットが入っているため、密閉性が低くなる。そのため周囲の音がより聴き取りやすくなるのだ。

同梱のアンビエントアウェアネスイヤホンチップは全3サイズ(S/M/L)。

1セット分を充電ケースに入れて持ち運べる。

マルチファンクションボタンで操作のわずらわしさを解消!

本体背面にある「Pioneer」のロゴマーク部分がマルチファンクションボタンだ。イヤホンを耳に着けた状態で一定の操作ができるため、いちいちスマホを取り出して操作する煩わしさがない。さらに、左側のイヤホンを3回押せばSiriやGoogleアシスタントといった、スマホの音声アシスタントを起動できるため、声による操作も可能だ。

楽曲はもちろん、動画の「停止/再生」や「前の動画/次の動画」といった操作もできる。

セキュアイヤーフィンで装着感UP

スポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホンということもあって、E9truly wirelessの装着時の安定感は中々のものだ。特に装着脱可能なセキュアイヤーフィンによって、激しい動きをしてもしっかりと耳にフィット。アクティブな動きに対応できる。

同梱されているセキュアイヤーフィンは全部で3サイズ(S/M/L)。

セキュアイヤーフィンが耳にしっかりフィット。長い時間装着していても疲れにくい。長時間の運動時はもちろん、仕事中に着用していても負担になる可能性は低いだろう。

水洗いもできる防水性能

E9truly wirelessは防水等級がIPX5/IPX7と高い水準を誇る。そのため、汗や突然の雨で故障する心配が少なく、さらには汚れた場合は水洗いも可能となっている。ただし、完全防水ではないため、お風呂で使ったり故意に水没させてはいけない。水で洗う場合は、取り扱い説明書を参考にしたい。

バランスの良い音質

高感度φ6mmドライバーを搭載したE9truly wirelessの音質は、全体的にバランスが良いといった印象。特に中音域〜高音域の音色が鮮明。ロックバンドが奏でる激しい楽器の音も繊細に表現している。スポーツ向けのイヤホンとのことだが、オーケストラやジャズといった、ゆったりとした気分で楽しめる音楽との相性も良し。ただし、アンビエントアウェアネスイヤホンチップを装着すると密閉性が低くなるため、音の響きが薄れ、低音域の音が少々聞こえづらくなる。

バッテリー性能

スペック上のバッテリー性能は、連続して最大約5時間の音楽再生が可能となっているが、実際はどうか。約5時間音楽を流しっぱなしにして、その実態を検証した。再生する曲はジャズ、ロック、オーケストラ、EDMなどをランダムに流していく。

開始時刻は午後1時。この時点でのバッテリー残量は100%だ。接続するスマホはAndroid Galaxy S20。設定画面からバッテリー残量を確認する。

約5時間後……

午後6時。スマホから確認すると、E9truly wirelessのバッテリー残量は10%となっていた。仕様書どおり約5時間前後、連続して音楽が楽しめることが確認できた。周囲の環境によってバッテリー性能は変動するが、カタログ通りの長時間再生が期待できる結果となった。

“ワークアウト”に適したE9truly wirelessは家の中でも外でも活用できる完全ワイヤレスイヤホン!

アンビエントアウェアネスイヤホンチップと外音取り込みモードを併用することで、周囲の音が聴こえやすくなるため、より安全にランニングが楽しめる。また、装着の安定性を高めるセキュアイヤーフィンによって、激しい運動をしてもイヤホン本体が耳から外れる心配は少ない。さらに、高い防水性能、そしてバランスの取れた音質と、まさにE9truly wirelessはスポーツ時に最適な完全ワイヤレスイヤホンだろう。

それでいて使用シーンは決してワークアウトだけに留まらない。長時間着けていても疲れにくい装着感や、家族の声を聴き逃さない外音取り込みモードは、在宅ワーク時でも充分機能するだろう。つまり、E9truly wirelessは家の中でも外でも活躍できる完全ワイヤレスイヤホンといえる。

E9truly wireless(SE-E9TW)仕様

【ヘッドホン部】
価格:1万4080円(税込)
型番:SE-E9TW
形式:密閉型ダイナミック
ユニット口径:φ6 mm
質量:6g(L/R各)

【バッテリー】
電池持続時間:イヤホン本体 最大約5時間
:充電ケース併用時 最大約20時間
充電時間:イヤホン本体 約1.5時間
    :充電ケース 約3.5時間

【Bluetooth】
通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
最大通信距離:見通し距離 約10m
使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.4000 GHz~2.4835 GHz)
対応コーデック:SBC AAC

【参照】公式サイト https://pioneer-headphones.com/japanese/sports/e9trulywireless.html

取材・文/髙見沢 洸

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