Bluetooth5.0対応!IoT温湿度センサー「BC-10」
「温湿度管理」の重要性は、ダニやカビの発生を予防するだけではなく、食品や医薬品の品質管理、熱中症対策、感染症の予防など、環境衛生を保全するためには厳格な温湿度管理から始まる。
現状、多くのケースでは、アナログ温湿度計を設置して巡回管理したり、空調レベルでの温度調節に留まっている。また、従来品のネットワーク対応型温湿度センサーは高額で、システムの自由度が低いため、管理・記録・異常の検知を自動化することは導入の敷居が高いものであった。
Bluetooth5.0に対応したCYBERDYNE Omni NetworksのIoT温湿度センサー「BC-10」はサイズ44mm×44mm×8mm、重さ19gのコンパクト設計。
環境センサーの中でも利用の多い温湿度に特化して低価格化したもので、交換可能なコイン形リチウム電池CR2450を搭載し、1時間に1回の測定データ送信の場合、電池交換無しで約1.5年動作する。
「BC-10」のデータ通信はBLE(Bluetooth Low Energy)に対応し、アプリケーションを使用すれば簡単にスマートフォンにデータを取り込むことができる。
また、IoTゲートウェイを経由してクラウドサーバーに送信(※3)し、多地点の測定データを一元管理することも可能。
IoTゲートウェイには弊社「Actyシリーズ」の利用が最適。「BC-10」から収集したセンサー情報を束ねるIoTゲートウェイとして、日時や位置情報とともにデータをクラウドサーバーに送ることができる。「Actyシリーズ」は、Androidを搭載しているので、アプリの開発や外部デバイスとの連携など機能拡張が容易な点が特徴だ。
GPSの他に、加速度センサー、ジャイロセンサーを搭載している。たとえば、輸送中の振動や急挙動、荷物の傾きなども検出できるので、様々な環境情報を組み合わせてモニタリングもできる。
価格:6,800円(税抜)
Bluetoothバージョン :Bluetooth 5.0 LE
通信方式 :Beaconのペイロードに測定データを埋め込んで通知する
Beaconフォーマット :BLE Beacon準拠
送信インターバル(可変) :100ms~5000ms
関連情報/https://www.cyberdyne-omninet.com
構成/ino.