圧力鍋を使って作る料理といえば、「豚肉の角煮」などがよくあげられると思いますが、実は料理できるレパートリーはたくさんあります。短時間の調理でも本格的な料理が楽しめる圧力鍋の特徴や、製品、人気のレシピ集などを紹介しますので、これから購入を考えている人はぜひ参考にしてください。
圧力鍋の特徴とは?
「圧力鍋で調理すると本格的な料理が簡単に作れる」という話を聞いたことはないでしょうか。
圧力鍋の利点は、調理中にふたを密封することにより鍋の中の圧力を上げ、沸点を上げて高温で調理できることです。
超高圧タイプでは約124~126度、一般的な圧力鍋だと約115~118度で調理できるものが多いです。これは、圧力鍋の種類、圧力の設定、料理する内容量、加圧時間などによって異なります。
時短になってお得?
圧力鍋は火を消してからも15分以上、鍋の内部を100度以上に保って余熱調理が可能です。高温・高圧で調理をするので、料理の時間を短縮できることが多いです。
例をあげると、普通の鍋で「ふろふき大根」を作ると、沸騰してから約30分かかるところが、圧力鍋を使えば約15〜20分で調理が完成することも! もちろん、レシピによって調理時間は異なりますが、それだけガス代・電気代も節約できることになりますね。
美味しくたくさんの栄養が取れるの?
圧力鍋が得意とする料理に、煮込み料理があげられます。
特に、魚は骨まで柔らかく食べられるので、不足しがちなカルシウムを補いやすくなります。
大量の野菜も短時間に高温高圧で一気に調理できますから、一般的に熱に弱いとされるビタミンなどの栄養素も破壊されにくいようです(調理法やビタミンの種類で変わります)。
圧力鍋を使うと美味しくない食材もある?
ここまで読んできて、圧力鍋っていいことだけしかないの? と思われたかもしれませんが、相性の悪い食材や料理はあるのでしょうか?
歯応えを残したい食材、細かい野菜や貝類は向かない?
圧力鍋は食材を煮込むとトロトロの状態になりやすく、食材の食感を楽しみたい料理にはあまり向かないとされています。例えば「根菜・葉物野菜」を新鮮な状態で楽しむ調理が代表例です。
また、「細かく切ったじゃがいも・玉ねぎ」などは、スープなどへ跡形もなく溶け込んでしまうことも多いです。
貝類は熱で身が縮みやすく、煮込む際には注意が必要です。
圧力鍋を使った人気レシピ集の紹介
魚料理やスペアリブの煮込みなど多彩な、パナソニック電気圧力なべのレシピ集
「パナソニック 電気圧力なべ」のホームページでは、時短で美味しく調理できる電気圧力鍋の人気レシピを紹介しています。チャーシューなどの肉料理はもちろん、骨までやわらか魚料理、ごはんやデザートまで多彩なメニューが一覧になっています。
【参考】「電気圧力鍋 レシピ一覧」
肉料理や肉じゃがなど豊富なティファール圧力鍋のレシピ集
「ティファール圧力鍋」のホームページでは、「ブルーベリーソースでいただくローストビーフ」などのオリジナルの肉料理のレシピや、フランス料理として「ポークと芽キャベツのシチュー」、「かぼちゃとオレンジのケーキ」などのデザートレシピまで豊富に紹介しています。
ビーフカレーやふろふき大根など、本格的と評判のワンダーシェフ圧力鍋のレシピ集
「ワンダーシェフ」のホームページでは、ビーフカレー、和の煮込み料理などの200種類以上の圧力鍋料理レシピ集をはじめ、「料理研究家・浜田陽子先生の3分間クッキングムービー」や、「季節の圧力鍋レシピ」など、本格的で充実したレシピを紹介しています。
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