小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

富士通の夏モデル「arrows Be4 F-41A」はハンドソープで洗えるスマホ!シニアのスマホデビューにおすすめしたい機能が満載だった

2020.07.26

ドコモより発売となった、富士通のスマホ「arrows」は、コンパクト設計で頑丈という特徴から、現場仕事の人など、屋外でアクティブに活動する人たちからも人気のシリーズ。そんなarrowsの最新モデルが、2020年6月25日にドコモから発売となった。画面割れしにくい頑丈さを踏襲しながら、シニアにも使いやすい便利機能を搭載したモデルで、一括支払いで2万3760円とかなり安価に購入可能と、個性の盛り合わせのようなスマホになっているとのこと。さっそく試してみた。

頑丈で便利な「arrows Be4 F-41A」の実機レビュー

では、arrows Be4 F-41Aを実際に使って分かった、使用感や便利機能について紹介していこう。

文字やアイコンが見やすい「シンプルモード」、片手でも操作ができる「Exlider」

arrows Be4 F-41Aがシニアにおすすめの理由を紹介していこう。まずは、文字やアイコンが大きく表示されるシンプルモードについて。シンプルモードは設定アプリの「表示の設定」から「詳細設定」「シンプルモード設定」へと進み、「設定する」をタップすれば適応できる(ホーム画面の「シンプルモード設定」からも可能)。

左が通常のホーム画面、右がシンプルモードのホーム画面

シンプルモードを適応すると、ホーム画面のデザインが変わる。アプリアイコンや、ニュースの文字が大きく表示され、確認が容易になるのとともに、ホーム画面下部に、短縮ダイヤルを3人まで登録できる。これに家族を登録しておけば、簡単に通話が可能となるのだ。

また、キーボードはフリック入力初心者でも安心して利用できる「かんたんキーボード」、使い慣れたケータイと同じレイアウトになる「ケータイキーボード」といった設定に変更できる。

使い勝手を大幅に向上させてくれる機能として、背面に設置された指紋センサーを利用した「Exlider」がある。これは指紋センサーに触れ続けることで、画面の拡大・縮小やWebページのスクロールが行える機能。片手で簡単に操作が可能なので、かなり便利だった。

上下のスクロールが背面の指紋センサーでできる!

頑丈さと高い防水性能が魅力! ハンドソープで洗えるって本当!?

arrows Be4 F-41Aは、arrowsシリーズの特徴でもある堅牢性もしっかり踏襲している。高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させる試験をクリアした頑丈さを誇り、米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の23項目(落下、耐衝撃、防水(浸漬)、防塵など)に準拠している。慣れないスマホの操作を誤り、落としてしまっても画面が割れにくいといえるだろう。

また、本体を泡タイプのハンドソープや液体タイプの食器洗剤で洗えるという特徴もある。スマホを清潔に保てるのはうれしいポイント。正しい洗い方については、下記URLから公式HPを参考にしていただきたい。

【参照】FCNT arrows Be4 F-41A 洗い方について

コンパクトで軽い、持ちやすい設計

一般的な大人用お箸と比較すると、そのコンパクトさが際立つ

本体サイズは約147㎜×約70㎜×約8.9mmで、約5.6インチの有機ELディスプレイ搭載。コンパクトで持ちやすい設計となっている。また、質量はわずか約144gと、非常に軽いのも魅力だろう。手に持ってみると、驚くほど軽量で、長時間の利用でも手や指が疲れないのがありがたかった。解像度はFHD+ 1080×2220で、有機ELディスプレイを搭載しているため、発色もよく、斜めからディスプレイを見ても、しっかりと画面を確認できた。

斜めからでもしっかり画面を確認できた

カラーバリエーションは「ブラック」「ホワイト」「パープル」「ゴールド」の4色となっている。

写真は「ブラック」。真っ黒というよりは、「少し青みのある鮮やかな黒」という印象を受けた

ケータイとしての機能をしっかりと果すスペック

スマホの処理性能に関わるCPUは、SDM450を搭載。作業領域を表すメモリ(RAM)は3GB、データの保存量を示すストレージ(ROM)は32GBとなっている。ハイエンドモデルと比べると見劣りはするが、電話やメール、ネット検索といった使い方であれば十分に機能する。実際、Bluetoothイヤホンに接続して動画を見たり、ネットニュースを見たりといった動作は、特に問題なく利用できた。また、microSDXCは最大1TBまで対応しているので、写真や動画をたくさん撮るといった使い方をするのであれば、そちらも併せて購入するといいだろう。

約105時間の電池持ち時間

バッテリー容量は2780mAhで、公式HPでの電池持ち時間は約105時間となっている。試しに100%まで充電した状態で30分間、Bluetoothイヤホンと接続しながら動画を流し続けてみたところ、バッテリー残量は97%と、わずか3%しか消費していなかった。アプリゲームを長時間プレイするといった使い方をしなければ、バッテリー切れの心配はあまりいらないだろう。

バランスよく音が響くスピーカー

本体下部にはスピーカー、USB Type-Cソケット、イヤホンジャック、ストラップホールが搭載されている

クラシック、ジャズ、ロック、EDMといったジャンルの音楽をスピーカーで音を出してみたが、どのジャンルでも的確にバランスよく響かせる印象を受けた。よほど強いこだわりがないのであれば、十分に満足できる音質だろう。スピーカーは本体下部に内蔵されている。

約1310万画素のシングルレンズを搭載

※arrows Be4 F-41Aにて撮影

アウトカメラには約1310万画素のシングルカメラを搭載。起動もスムーズで、動画の撮影も簡単。特に便利だと感じたのが、写真撮影モードと動画撮影モードの切り替え。多くのスマホは、それぞれのモードに切り替えてからシャッターボタンをタップする必要があるが、arrows Be4 F-41Aは、カメラアプリを起動するだけで、写真のシャッターボタンと動画の撮影開始ボタンが同時に表示される。使いたいほうに瞬時にアクセスできた。

カメラアプリを起動すると、このように左から「動画撮影ボタン」「シャッターボタン」「カメラロール」のアイコンが表示され、瞬時にアクセスできる

3万円でおつりがくる、安定感のある国産スマホ

arrows Be4 F-41Aは、スマホを初めて使うシニアにもわかりやすい「シンプルモード」を搭載し、シリーズの特徴である堅牢性をしっかりと踏襲したスマホ。国産メーカーである富士通が開発し、ドコモから売り出されているため、使い方や故障に関する充実したサポートも期待できる。これだけの使い勝手を備え、3万円でおつりがくる低価格もおすすめしたいポイントだ。自分の親が初めて使うスマホとして、プレゼントしてみてはいかがだろうか。

 arrows Be4 F-41Aのスペック一覧

OS:Android 10.0
CPU:SDM450(1.8GHz オクタコア)
メモリ:3GB
ストレージ:32GB(外部microSDXC 最大1TB)
本体サイズ:約147㎜×約70㎜×約8.9mm
質量:約144g
ディスプレイ:約5.6インチ/有機EL FHD+ 1080×2220
カメラ(メイン):有効画素数 約1310万画素 CMOS/F値1.9
カメラ(フロント):有効画素数 約810万画素 CMOS/F値2.0
バッテリー容量:2780mAh(着脱不可) 電池持ち時間約105時間
防水/防塵:防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
その他:おサイフケータイ対応、イヤホンジャック搭載、指紋認証対応

取材・文/佐藤 文彦

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。